映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『バーニー/みんなが愛した殺人者』

2014年06月18日 | Weblog
ふつう

リチャード・リンクレイター 監督
ジャック・ブラック、シャーリー・マクレーン、マシュー・マコノヒー 出演

テキサス州の田舎町カーセージ。葬儀屋で助手として働くバーニーは、陽気で優しく市民活動にも献身的な町一番の人気者。ある日、町一番の大金持ちが亡くなり、その葬儀を担当したバーニーは、莫大な遺産を相続した81歳の未亡人マージョリーに気に入られ、彼女の世話係となる。ところが彼女は、頑固で偏屈な町一番の嫌われ者。バーニーに対してもわがままな注文を繰り返して彼を困らせる。そして、精神的に追い込まれたバーニーは、とうとう彼女を殺害してしまう。やがて事件は発覚、地方検事ダニーによって第一級殺人の罪で起訴されることに。しかし住民たちはことごとくバーニーに同情的で、誰もが彼の無罪を願うのだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=345669





世界仰天ニュースデラックス版。

あの国の司法制度はかなりおかしいところがあるから(こちらも他国のことをどうこういえるような立派な国でもないが)、その部分と地元で愛されるキャラクターと嫌われたキャラクターが強調されたコメディ。

って、この監督、ビフォア・サンライズ、サンセット、ミッドナイトの三部作の監督だったのか!

『グランド・ブダペスト・ホテル』

2014年06月18日 | Weblog
よい

ウェス・アンダーソン 脚本・原案・監督・製作
レイフ・ファインズ、F・マーレイ・エイブラハム、エドワード・ノートン、マチュー・アマルリック、シアーシャ・ローナン、エイドリアン・ブロディ、ウィレム・デフォー、レア・セドゥ、ジェフ・ゴールドブラム、ジェイソン・シュワルツマン、ジュード・ロウ、ティルダ・スウィントン、ハーヴェイ・カイテル、トム・ウィルキンソン、ビル・マーレイ、オーウェン・ウィルソン、トニー・レヴォロリ 出演

1932年。グランド・ブダペスト・ホテルは、“伝説のコンシェルジュ”と呼ばれるグスタヴ・Hの完璧なおもてなしが評判で、彼目当てのエレガントな客で溢れかえるヨーロッパ随一の超高級ホテル。そこでベルボーイ見習いとして働くことになったのが移民の少年ゼロ・ムスタファ。グスタヴの指示を忠実にこなし、少しずつ信頼を獲得していく。そんなある日、グスタヴと懇意の間柄だった富豪の常連客マダムDが殺害され、遺言で名画“少年と林檎”がグスタヴに贈られることに。しかしグスタヴには殺人の嫌疑がかけられ、おまけに絵を取り戻そうとマダムDの息子ドミトリーの刺客も迫ってくる。そんな中、グスタヴとゼロはコンシェルジュ仲間やゼロの婚約者アガサの力を借りて逃亡を続けつつ、事件の謎を解明すべくヨーロッパ中を駆け巡るのだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=348087





映画館で観た。

かなりいいけれど、ミステリー要素はほとんどない。何をしてもしなくても、結果は同じだったような気がする。盗んだ絵くらい、すぐにチェックしろよ(笑)。

作品の完成度は同じ監督の前作『ムーンライズ・キングダム』のほうが高いし、わたしの好みからしても『ムーンライズ・キングダム』のほうがいい。

ティルダ・スウィントンは、もう何をやらせても最高な気がする。シアーシャ・ローナンもかわいい。