映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『リベンジ・マッチ』

2014年09月02日 | Weblog
よい

ピーター・シーガル 監督
ロバート・デ・ニーロ、シルヴェスター・スタローン、ケヴィン・ハート、アラン・アーキン、キム・ベイシンガー、ジョン・バーンサル 出演

80年代に全盛を誇った伝説的ボクサー、ヘンリー・“レーザー”・シャープとビリー・“ザ・キッド”・マクドネン。2人は1勝1敗で迎えた運命の第3戦を目前に、突然シャープが引退を宣言、誰もが望んだ完全決着は幻に終わった。それから30年、シャープが独り身のしがない工場労働者なのに対し、マクドネンはビジネスにも成功し悠々自適の日々。そんな2人にひょんなことから世間の注目が集まり、お調子者のプロモーター、ダンテ・スレート・Jrの計略で30年越しの遺恨試合が実現することに。やがて周囲の心配をよそに、互いにプライドを懸けリングに上がるべく必死のトレーニングを始める2人だったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=347966#1




『レイジング・ブル』対『ロッキー』+30年くらい?

それにヒロインがキム・ベイシンガー! 出演者が大御所過ぎたのか、シナリオがきれいにまとまりすぎだが、それでもありがたいしおもしろい。

……と書いたが、最後のさいごにとんでもないのを持ってきていた(笑)!
ラストがわからない人はいないと思うが、もしわからなかったらネットで調べること。

『ザ・コール [緊急通報指令室]』

2014年09月02日 | Weblog
ふつう

ブラッド・アンダーソン 監督
ハル・ベリー、アビゲイル・ブレスリン、モリス・チェスナット、マイケル・エクランド、マイケル・インペリオリ 出演

911のベテラン・オペレーター、ジョーダンは、不法侵入者に怯える若い女性から緊急電話を受けた際、わずかなミスを犯したために通報者を救えず、自責の念に苛まれる。それがトラウマとなってしまった彼女は、オペレーターの仕事を辞めようと決意していた。だがその矢先、彼女は、何者かに拉致されて移動する車のトランクの中から助けを求める少女ケイシーの緊急通報を受ける。今度こそ通報者の命を救うべく、冷静かつ的確な指示をケイシーに与えていくジョーダンだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=346799#1





ハル・ベリーが現場に行くというのはどうだろう?
それとあの終わり方は……。

だからといって全部がアカンというのではなく、同じ犯人の事件の通報を同じオペレーターが担当するだろうか? という疑問を、ああなるほどなと納得できる引き継ぎ方などはうまいと思った。

『ウィ・アンド・アイ』

2014年09月02日 | Weblog
よい

ミシェル・ゴンドリー 監督
マイケル・ブロディ、テレサ・リン、レイディーチェン・カラスコ、レイモンド・デルガド、ジョナサン・オルティス、ジョナサン・ウォーレル、アレックス・バリオス 出演

「エターナル・サンシャイン」「僕らのミライへ逆回転」のミシェル・ゴンドリー監督が、ニューヨークのブロンクスを舞台に、一般客もいる路線バスに我が物顔で乗り込む高校生たちの下校風景を繊細かつ赤裸々にスケッチした異色の低予算青春ドラマ。キャストには実在の高校生たちを起用し、集団の時は無軌道な振る舞いをしていた高校生たちが、仲間が次々と下車し、車内の人数が減るに従い少しずつ本音を垣間見せていく心の軌跡をユニークかつリアルな筆致で描き出していく。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=344609





序盤の暴走ぶりが下品すぎるが(笑)、そのあとはかなりいい。

乗客が少なくなってからの落ち着いた描き方がいい。特に美化するでなく、いい雰囲気になりかけたあとのバッサリがすきだ(笑)。

小学生だろうと中学生だろうと高校生だろうと、それは人生の一部であり、人生であり、その時点での「せいいっぱい」は厳然として存在する。

『モンティ・パイソン ある嘘つきの物語 ~グレアム・チャップマン自伝~』

2014年09月02日 | Weblog
ふつう

ビル・ジョーンズ、ジェフ・シンプソン、ベン・ティムレット 監督
声の出演 グレアム・チャップマン、ジョン・クリーズ、テリー・ギリアム、テリー・ジョーンズ、マイケル・パリン、キャロル・クリーヴランド、 キャメロン・ディアス 

イギリスの公共放送BBCで放映されたテレビシリーズ「空飛ぶモンティ・パイソン」で大人気となったコメディグループのモンティ・パイソン。そのメンバーのグレアム・チャップマンが1980年代に記した自伝の映画化。14のアニメ制作会社と5人のモンティ・パイソン・メンバーが一堂に会し“嘘の物語”を描く。チャップマンの死後20数年を経た作品だが、生前に残した自身の声の録音を用いたナレーションが使われている。
 戦時中の出生、同性愛への葛藤、ケンブリッジ大学での生活、医学を学びながらもコメディサークルに参加、やがてモンティ・パイソンのメンバーとなってゆく。そして生涯のパートナー、デヴィッド・シャーロックとの出会い、アルコール中毒、奔放な性生活……。赤裸々に語られる彼の生き様とは。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=343973





てっきりHIV関連が原因で死んだのかと思っていたが、喉頭がんということになっている。
この作品自体がうそとほんとの間にあるので、どこまで信頼できるかわからないが、ラストのジョン・クリーズの挨拶はほんとの葬儀の挨拶だろう。

モンティ・パイソンに興味がある人には一見の価値があるが、そうでない人にはなんのことかもわからないだろう。

ウィキペディアの解説がかなり参考になった。
http://bit.ly/1uoPxf0