映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

2015年12月30日 | Weblog
ふつう

J・J・エイブラムス 監督
ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、アダム・ドライバー、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、ルピタ・ニョンゴ。アンディ・サーキス、ドーナル・グリーソン、グウェンドリン・クリスティー、アンソニー・ダニエルズ、ケニー・ベイカー、ピーター・メイヒュー、マーク・ハミル、マックス・フォン・シドー、 サイモン・ペッグ、ダニエル・クレイグ 出演

「スター・ウォーズ エピソードVI/ジェダイの帰還」からおよそ30年後を舞台に、家族を待ち続ける孤独な女性レイと、戦うことに葛藤するストームトルーパーの脱走兵フィンとの出会いが導く壮大な冒険の始まりを描く。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=351301





映画館で2D字幕版と3D(マスターイメージ)日本語吹き替え版で1回ずつ観た。

見応えはあるが、たいした話ではなかった。
エピソード6.5の橋渡しとしてならばかなり優秀なデキだと思うが、新章のはじまりとしては力不足であり匂わせるだけで何も始まっていない。

壮大な家族喧嘩の拡大版にまたもやなってしまう可能性もある。特にカイロ・レンとレイ。

過去シリーズへのリスペクトとあまりCGを使用しないつくりはすばらしい。EP1のアミダラの宇宙船が鏡張りのCGになっていたのを観たときは、心底失望したものだ。

EP5とEP2で分解や首チョンパにされたC-3POは、伝統にのっとるならば、次作のEP8でまた似たような目に遭うはずである。

以下ネタバレ



気に入らないのが、フォースにバランスをもたらしたはずのEP6からたかだか30年でスノークというやつが偉そうにしていることである。シリーズで使われたセリフとはいえ、「修行を完成させてやる」は偉そうすぎる。スノークはムーミンだけで十分である。

レイがカイロ・レンとの戦いの途中で目をつむっただけで格段に強くなるのもいただけない。R2-D2のスリープ解除のタイミングもおかしい。
また、ルークは自分が地図を預けたことによって、村が全滅することを予見できなかったのか? ジェダイ・マスターのくせに。そして、あんな大雑把のマップなのに、レイはピンポイントでルークの場所がわかるのな。



マズ・カナタの酒場の内部ではけんかみたいな揉め事がないとダメだ。そしてアレはそんなに大切なものなのか?




まさか生きているうちにEP7が観られるとは思わなかった。ディズニーのおかげである。
そして、俺のスターウォーズがどんどん薄められていく。ディズニーのおかげである。