ステーキ漂流記
11月26日
新規219軒目「肉酒場 ブラチョーラ」肉4種盛りステーキ250g+ハラ50g(亀戸)
少なくとも亀戸最高店、いや江東区最高店?
まあ、大当りの店を見つけた!
またまた新店。しかも、今年の8月オープンの店。
FacebookのボクのTLで挙がるこの店。あれ、こんな店、亀戸にあったんだ。
亀戸と言えば、「GOGOステーキ」か「シズラー」になるが、新たにそこに割り込んできた。
しかも、肉4種盛りで250g950円‼‼‼
驚きの安さ!
これは行くしかないでしょ!
この店のランチのオープンは12時。周りを散策したり、近所のatreのレストラン街見たりして時間を潰し、オープンと共に店に入る。価格帯が神田の「ブッチャーブラザーズ」に似ていたので、行列店かと思いきや、まだそうでもないようだ。
早速、肉4種盛りステーキを頼む。
どう4種なのかというと、
ランプ100g メキシコ産
イチボ 50g メキシコ産
クラシタ 50g カナダ産
ザブトン 50g カナダ産
という陣容。メキシコ産は流行りなので、輸入牛だとしても期待は持てる。
ステーキとライスがわりかし早めに配膳。
右からランプ、イチボ、クラシタ、ザブトン。
そして、チキンにサラダ、特性のタレつき。
ランプから一口。
ま、ランプらしいあっさり。
続いてザブトン。
お、肉そのものに濃い味を感じる。
ランプの味から考えればその差はある。
またまたランプ。タレつき。
うん、特性のタレが合う。三郷の「三流亭」のようなランプ。イチボも同様。
右から左の部位に行くにつれて、肉そのものにしっかりとした味がある。このグラデーションを楽しめる。
塩・胡椒の下拵えがしっかりしているので、クラシタとザブトンはタレなしでも充分。
あまりにも楽しめたので、ハラミを50g追加。
どこ産かは分からなかったが、肉そのものの旨味はカナダ産、タレの相性はメキシコ産な気がした。
ディナーはディナーで全種盛り2200~2300円という超驚きのメニューがある‼‼‼
亀戸最高・最強の店は当然として、
「ステーキ漂流記」においてもトップランクの店である。
肉バルとしては渋谷の「GABURI SHARE」といい勝負。
やっぱり、新しい店は名店が多いね‼‼
総合 ★★★★★
素材 ★★★★
グリル ★★★★★
付け合わせ ★★★★
メニューの豊富さ ★★★★★
サービス ★★★★★
コスパ ★★★★★
ステーキ漂流記
10月21日
新規199軒目「シズラー 亀戸サンストリート店」リブロースステーキ140g(亀戸)
前に100軒目前になった時は東京都23区で行ってない箇所をなくすようにわざわざ江古田や板橋に行った。
200軒目を目前にして感じた心境は、
ファミレスやチェーン店で行ってない店を攻めて行った。これはこれで本当に良かったと思う。
「ミソノ」や「ウルフギャング・ステーキハウス」の味は知ってても「ジョナサン」や「ステーキのどん」の味を知らないのはステーキ評論家としてまずい。まあ、それを言ったら行ってない店、まだまだある。200軒というのはそんな物である。
さて、こうした流れからチョイスしたのは「シズラー」である。既にお子さんがいる所帯持ちならご利用された方も結構いるだろうが、40目前の独身の映画ライターには無縁のレストランだと思ってた。が、そんなこと言ってられない。You、とりあえず、行っちゃいなよ、な世界である。
ということで「シズラー 亀戸サンストリート店」へ。中に入り、かなり広目の店内の奥の窓際の席に案内される。店内は全体的にカジュアルな雰囲気だが、他のファミレスよりもうっすらと高級感がある。それは、子連れマダムの午後の一時の時間に来たからであろうか? 95%はそんな感じの客層。旦那に黙って、シズラーでちょっぴり贅沢して、旦那の夕飯はリーズナブルなアイデア手料理で家計費を浮かして、またシズラーという素晴らしい循環が見え隠れする。旦那、たまったもんじゃないな。
ステーキ&赤ワインを頼んだあとはサラダバーのコーナーへGo!
まあ、とにかくシズラーはサラダバーを導入している他のファミレスと比べて、圧倒的にサラダバーのレベルが高い!
種類の豊富さはもちろん、質も良い。コーンスープ1つをとっても濃さ・とろみが違う。コーンも枝豆もシャキシャキ。バジルのペンネも「サイゼリヤ」より美味いんじゃないかな。どれもがファミレスというよりホテルレベルに近いか? いや、それは言い過ぎかな。うーん、ビュッフェスタイルのレストランにもうちょっと慣れないとアカンかな。
正直、これまでの店では30年前からサラダバーを導入した三郷の「いわたき」以外はお粗末なレベルのサラダバーだったと思える。「ステーキガスト」も「ブロンコビリー」も他のファミレスと似たり寄ったりのメニュー。そりゃ、本分はメインディッシュだが、それでもサラダバーのショボさには不満があった。この不満を大いに回復するシズラーのサラダバーである。
サラダバーとは別にステーキのおまけにつくチーズトーストもまた美味し。分かった!
「アウトバック」や「BLTステーキハウス」しかり、外資系は前菜サービスが良い。良すぎる。シズラーも外資系。ああ、その流れか。これは国産起業も見習わなければならない。やっぱり外資系はサービスが良い。これだけサービスが良ければリピーターがつく。
おっと、肝心のステーキである。
一口。
うん、悪くない。
物凄くはないが肉汁もそこそこある。
わさび&醤油をつけると尚美味し!
サラダバーがあれだけ美味ければステーキの味も落とせない。「ステーキガスト」と「ブロンコビリー」のズルい所はそこにある。いまいちなサラダバーに比べてステーキはわりと、いやかなり良いじゃんと思わせちゃう作戦。サラダバーが良すぎてステーキがいまいちなのは三郷の「いわたき」。サラダバーもステーキもダメダメなのは「ビッグボーイ」。サラダバーはなくごく普通のステーキ一本勝負の「ステーキのどん」。まあ、書いたらキリがないが、「シズラー」は素晴らしいサラダバーのレベルにがんばってついていくステーキ。
女の子の店員に訊いた。
牛は普通のオーストラリア牛。オーストラリア牛にしてはがんばった。グリルも良い。
で、ステーキが食べ終わったあとも、まあバジルのペンネとスイートコーンなどの飯系サラダを食べ、さらにパイナップルを皿にてんこ盛りにしてフルーツを楽しむ。都合、1時間半ぐらいいたかな。
これはね、毎月リピートしたら体のあらゆる数値がヤバくなるよ(笑)。そのぐらい美味かった。
総合 ★★★★(5つ星にしたかったが、あくまでも「ステーキ漂流記」だからね……)
素材(ステーキ) ★★★
グリル ★★★★
旨味 ★★★
サラダバー ★★★★★
メニュー ★★★(ビーフステーキのメニューに幅がない)
サービス ★★★★★
くつろげる度 ★★★★★
ステーキ漂流記
6月1日
新規128軒目「PAGLIACGIO」和牛ヒレステーキ200g(木場)
ここの所イベントで書く気になれなかったので、ようやくアップ。
この日2軒目だから、尚更連続ではアップしたくなかった。夕方、木場のシネコンに行ったその帰りによった。木場のIMAXがあるシネコンの建物の横に飲食店を集めたビルがあり、その1階にあるイタリアン。他は居酒屋っぽいので、ぼっちでは入りにくい。
それにしても、ガラガラすぎ。ちゃんと店がやって行けるのか心配なくらい。ステーキメニューはアメリカ産と和牛の二種類。アメリカ産の方がいかにもステーキといった感じ。で、和牛はどこの肉か訊いてみた。
宮城県産。
悪くはないはず。
そう思い、和牛の方をチョイス。
結構待ってから、ようやく配膳だが……、意外と硬く、旨味もほとんどない。なんのために和牛をチョイスしたのか?
久しぶりにハズレのステーキ。
★★
ステーキ漂流記
5月2日
新規118軒目「洋風酒場バル ピッキオ」牛ハラミのタリアータ(新木場)
世の中、GWでお休み満喫中のなか、こちとら労働ですよ、労働。しかも、今日から3日間限定で新木場。厳密には新木場ではないが、どうでもいい。要は、世間様が働いている時に休み、休んでる時に働く。それで平日に映画が観れるんだからええじゃないか。
で、事前に「新木場 ステーキ」とネットで検索するがパッとした店が出ない。こういう時こそ「ステーキ漂流記」の本領発揮である。一見、周りにステーキ屋はないが、隠れてステーキを出してる店はあるはず。と、勝手に思い込み駅周辺を歩いているとバルを発見。洋風居酒屋だ。こういう店には意外とステーキがあるはずだよな……と思ったら「牛ハラミのタリアータ」というメニューがあった。タリアータ=ステーキでいいんじゃないかな、と勝手に解釈して店にはいる。
カウンター席に着き、早速タリアータとこぼれワイン(赤)を頼む。すると、升酒(こぼれ)のノリで赤ワインが来る。ちょっとしてお通し。キムチ? って思ったらトマト系のお通しだった。イタリアンらしいようで、ボルドーを売ってたり、日本酒を売ってたりかなり多国籍軍な感じ。あと、店員ちゃんを捕まえて、タリアータの牛の産地を訊く。アメリカ牛ね。うーん、決して期待はしないよ。
そんなこんなで、タリアータという名のステーキ見参。ん、白い四角皿。悪くない。一口。ん?……いいんじゃない。二口。下ごしらえの塩が利いてる。それと何かソースの味が? 思わず店員を捕まえて、訊く。何、パルチザン……じゃなくてパルサミコ? マデラとは違った独特の甘ソースが利いてる。あと、刻みチーズは可もなく不可もなく。パルサミコがかかってない部分を味わう。うん、旨味もある。1280円のわりには相当頑張ってる。それも、付け合わせとかじゃなくて牛そのものが。
分かった!(『犬神家の一族』の刑事風に)
この洋風バルはとにかく、低価格で美味しいイタリアン、フレンチを楽しませよう、という素晴らしい気概がマンマンだよ。このステーキ(タリアータ)から感じられる。「ステーキ漂流記」的にはデートで酒を飲みたい時に使える洋風居酒屋だ。うん、「ステーキ漂流記」認定ね。
フラッと入った意外にもいい店、発掘!
★★★★
ステーキ漂流記
3月18日「GOGOステーキ」
GOGOステーキ120g
石焼きサーロインステーキ100g(亀戸)
普通、昼間に「いきなり!ステーキ」をアップしたらそれで終わりだが、今日は夕方までなので第2ラウンド。最近出来たばかりの亀戸の「GOGOステーキ」に行きたくなったのでそこへ。この店、3月7日にオープンしたばかりで、とにかく情報がない。唯一の情報はバイトの募集記事で、そこから住所をわりだして、店へGO!
地図を見ると、職場から歩いて行けなくもない距離なので歩いて行った。7分程歩いて、五之橋付近で「GOGOステーキ」を見つける。
中に入ると「ビリー・ザ・キッド」や「テキサス」みたいにカントリーがBGMでかかり、アメリカンな雰囲気のような、焼肉屋の雰囲気もある。で、メニュー表を見ると、GOGOステーキやチャックステーキのようにアメリカ産の牛のステーキと石焼きの和牛ステーキと二種類あった。
石焼きサーロインステーキの肉がどこ産か訊く。すると、
茨城産と言うではないか。
少し迷って、
GOGOステーキと石焼きサーロインステーキをそれぞれ120gと100gで頼む。
まずはGOGOステーキだが3分程で配膳。ハラミステーキ。切り心地はちょい硬めだが、食べる分にはわるくない。肉の旨味は少ないが、「ミスター・デンジャー」のデンジャー・ステーキが若干近い。にんにく醤油を付けたり付けなかったりして楽しめた。わりとあっさり楽しめた。
続いて石焼きサーロインステーキ。こちらは、焼肉屋のように皿でサーロインの生肉と生野菜が用意され、それを火で炙られた石焼きで焼いて食べる。考えたなぁ~。焼くのはお客のお任せにしちゃえば文句の80%は現象する。ああ、これならロースにすればよかった。細長いブロック状のサーロインステーキを自分で焼かなければならない。
一キレ目はイマイチ焼き方が分からず半生で食べる。
それ以降は、
(1)各面を焼く
(2)塩・胡椒をかける
(3)真ん中で切る
という感じで己で焼いて食べた。かなり、旨味を残せて食べれた。あらかじめ、塩と胡椒、わさびを用意してもらえるとベターだったかな。100gにもかかわらず、わりとじっくりと味わえた。
店としては、リーズナブルなアメリカ産のステーキと、ハイクオリティな黒毛和牛を一辺に楽しめる貴重な店である。尚、「GOGOカレー」とは無関係とのこと。
GOGOステーキ
★★★★
石焼きサーロインステーキ
★★★★