ステーキ漂流記

365日毎日が肉フェスなステーキ食レポブログ!

「人形町 今半 有楽町店」(有楽町)

2019-05-24 14:16:18 | 千代田区


【ステーキ漂流記】第6章
10軒目(新規417軒目)「人形町 今半 有楽町店」(有楽町)


結果から先に書く。


やはり、今半ブランドは凄い!!!!!!!!!



で、
今日は日比谷で映画なのだが、どういうわけか東京ミッドタウン日比谷にステーキを出す店がない。いや、厳密には夜はあるが昼はない。


仕方なく有楽町方面へ。
まだ未踏だった新有楽町ビルの地下1階を歩いていると……


やや、すき焼き・しゃぶしゃぶの「人形町 今半」を発見!



有楽町にあっても人形町になってるが、要は有楽町店ということか。すき焼き・しゃぶしゃぶの店でもステーキがあるんじゃね? と思ってメニュー表を見たら……


あったよ!



これは中に入らなきゃ。


すき焼き・しゃぶしゃぶ専門店とあって、徹底的に和の世界!





さすがに写真は撮らなかったけど、ウエイトレスじゃなくて仲居だったもんね。
早速、網焼きステーキ御膳とグラス赤ワインを頼む。


隣の4人卓はサラリーマン軍団で営業成績がどーとか最近見てるテレビについてひたすら語っていた。少し離れた席には親子3人連れ。子とは言ってもそこそこの大人だけどね。

まもなくしてグラス赤ワインが配膳。



しばらくして、網焼きステーキ御膳が配膳、



って、いろいろこれまでと違う(笑)!
ご飯、味噌汁、サラダはまあ分かるが、お刺身にお新香、あと筍の煮物の小鉢まで。いきなり、付け合わせから次元が違う!


さらにステーキの牛は鳥取県産の黒毛和牛!!!!!!!!!



しかも、大きくはないが、少なくはない。

まずはサラダを片付けてから、ステーキを一口。



柔らかい!!
次元が違う!!
柔らかく、ちょっとサクサク感さえある。
旨味ももちろんあるが、脂が若干勝り、ひとキレでヘヴィな味わい。

ご飯、味噌汁、お刺身、お新香をさっさと片付け、ステーキをじっくり味わう。
素材も凄いが焼きも凄い。硬さがないので、肉汁・肉の旨味・脂がしっかりあり、牛肉の本来の美味しさを存分に発揮している。
一見、タレがついてるのかと思いきやタレはなく、完全に旨味と脂で食べさせている。なのにヘヴィな味わい。

牛と焼きが違うとこうも違うのか。


そして〆のデザート。



緑はキウイだが、一緒にあるのは林檎の蜜漬けらしいが、まるで黄桃のような甘さだった!
〆のデザートまで凄いとは……


人形町 今半、強烈だった!!
本店はさぞ半端ないんだろうな。





総合:★★★★★
素材:★★★★★
グリル:★★★★★
タレ:なし
付け合わせ:★★★★★
雰囲気:★★★★★
駅からのアクセス:★★★★
リーズナブル:★★


)「神田グリル 日比谷シャンテ店」(日比谷)

2018-11-22 16:16:56 | 千代田区


【ステーキ漂流記】第5章
18軒目(新規409軒目)「神田グリル 日比谷シャンテ店」(日比谷)


日比谷界隈で映画を見る予定なので、最初東京ミッドタウン日比谷でステーキを食べようかと思ったが……昼にステーキを出しているのは一度行ったことがある「ブルックリン・シティ・グリル」だけ。え? ないの?

よく考えると昼からステーキを食べたきゃだいたいは「いきなり!ステーキ 日比谷店」に行く。それか他にもステーキを出す店がいくつかあるから、後発でステーキを出す店となると中途半端なものは出せない……ということか?

ちょっと諦めムードでまだ行ってなかった日比谷シャンテの地下二階にある「神田グリル」に行くことにした。



「神田グリル」なら西新井のアリオにもある。まあごく普通のステーキ、ハンバーグなどのグリルメニューを中心とした洋食レストランだ。その日比谷にあるチェーン店というだけ。あまり期待出来ない。だから行くのになかなか気が進まなかった。
が、今日はタイミング的になんとなく行ってみようかと思い、行くことに。

入り口にメニューブックがあるので見てみると、「やまゆり牛のフィレステーキ」というメニューがあるではないか?

おお、「神田グリル」でブランド牛のステーキが食えるとは。さっそく席に着き、やまゆり牛のフィレステーキと赤グラスワインを頼む。

ちょっと調べて分かったが、やまゆり牛とは神奈川県の牛で黒毛和牛とホルスタインの交雑種らしい。ということは黒毛和牛ではないが和牛には違わない。加えて、「ヨシカミ」のフィレステーキだって交雑種の和牛なんだから似たようなものか。

先にワインが来て、



しばらくしてステーキが配膳。



150gとは言え厚みがある。


一口。
…………。

二口。
うん、うーっすら旨味があるかないかのような感じで、塩胡椒の下拵えが効いてる。

三口目からはニンニク醤油をつけて。
うん、これは美味い。
交雑種のフィレステーキはわりとさっぱりした味なので、「ヨシカミ」や「男前」みたいにあらかじめタレがついてるぐらいがいいのかも。タレをつけたりつけなかったりは楽しめる。もちろん、輸入肉みたいに硬くはならないので、そこそこ楽しめるフィレステーキだった。



3500円近くするちょっと背伸びのフィレステーキかな。


総合:★★★★
素材:★★★★
グリル:★★★★
下拵え:★★★
タレ:★★★
付け合わせ:★★★
リーズナブル:★★

(再訪)「いきなり!ステーキ日比谷店」(日比谷)

2018-10-28 13:47:18 | 千代田区


【ステーキ漂流記】第5章
13軒目(再訪)「いきなり!ステーキ日比谷店」(日比谷)


「いきなり!ステーキ」にも久しぶりの再訪。久しぶりならたまには「いきなり!ステーキ」もありかな、と。

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あれ、ここ立ち食い店だっけ? まえ座れた気がしたが。
ま、いいか。


国産リブロースステーキ200gを頼む。


客入りはお昼時なので入れ替わり立ち替わり10人前後はいた。来月9日から公開の映画『ボヘミアン・ラプソディ』とのタイアップも見られた。



まもなく赤グラスワインが来て、



しばらくして国産リブロースステーキ……いや、それはワイルドステーキだよ。アジア系の店員が隣の人のオーダーと間違えた。
ちょっとして国産リブロースステーキが配膳。
焼きはレアで頼んだ。



一口。
程よい脂と肉を食べている感覚。


三口でタレをかける。
まあまあ。


まあ、「いきなり!ステーキ」は変なステーキを出さない安心感はある。それ以上ではないが、それ以下もない。きっちりとした仕事である。


総合:★★★
素材:★★★
グリル:★★★
旨味:★★★
タレ:★★★
付け合わせ:★★★
リーズナブル:★★★

「信之助」(お茶の水)

2018-07-31 16:55:30 | 千代田区


【ステーキ漂流記】第5章
10軒目(新規403軒目)「信之助」(お茶の水)


ちょっと間が空いてしまった。

実はこの間に1回新橋のとあるお店に入ったが、風邪のせいか味覚が明らかにおかしかったのでなかったことにした。つまり、風邪が治るのを待ったのと、ここのところの異常な暑さかな。流石にステーキを食べる気がちょっと失せた。いや、これは風邪のせいか?


ともかく、いくらか風邪が治ったので食べに行くが……本当、お茶の水でステーキを出す店を探すのは苦労する。全くないわけじゃないけど、「ステーキを食うぞ!」っていうのに「サイゼリア」の1000円リブロースステーキでお茶を濁すわけにはいかないじゃん。
ということで、暑い中で一生懸命探しましたよ。


すると、地下鉄新御茶ノ水駅の近くの裏路地の店の看板に「ステーキ丼」の文字が!



あった! 探せばあるじゃん。

「信之助」という店か。



メインは牛タンだけどステーキもある。しかも1300円で「熟成デラックスステーキ定食」というメニューがあるじゃないですか! これは入るしかないよね。

お店は建物の地下1階にあり、中に入るとカウンターに40代ぐらいのちょっといかつい坊主頭の男性店員が一人、あとは二人がけの席が4席ほどのこじんまりとした小料理屋のような空間が目に飛び込んできた。

客層は30代~50代のサラリーマン、OLが6、7名ほど。賑わっている。リーマン3名組が出たので店内には4名プラス俺だが、店員はこのいかつい職人風情の男しかいない。

え、ワンオペなの?
これ話しかけにくいな……
仕方なく、彼の作業が終わるのを待って熟成デラックスステーキ定食とランチビールを頼んだ。


店内はひんやりして落ち着く。日本酒メニューが多いので、夜は呑みながら牛タン、ステーキというお店か。

しばらくしてステーキ配膳。



お、和の小料理屋らしく豆腐に沢庵、味噌汁のセットがいいね。

さっそく一口。
うん、輸入牛かな。薄い味わい。

サラダと沢庵を片付け、タレをつけて二口目。

おおっ?
タレが濃厚な照り焼きソース風。
珍しくタレにインパクトがある。

こうして、タレなしの薄味とタレのつけ具合いを調節しながらちょっとずつ味を変えながら楽しめた。

これで1300円はお得である。

隙を見て男性店員に、
「タレがインパクトがありますねー」と話しかける。

店員「タレを絡めてインパクトを出してます」

なんと、店員の思惑通りに楽しんで食べていたのか。やるね、「信之助」。あ、でも男性店員はオーナーさんじゃないらしいから、「信之助」さんではないんだろうな。


総合:★★★★
素材:★★★
グリル:★★★★
タレ:★★★★★
付け合わせ:★★★★
雰囲気:★★★★
リーズナブル:★★★★★

「SUPER “DRY”」(お茶の水)

2018-07-12 18:58:41 | 千代田区


【ステーキ漂流記】第5章
7軒目(新規400軒目)「SUPER “DRY”」(お茶の水)


ようやく400軒。
年月にすれば4年足らず、章構成では5章でようやく400である。

ちょっとはスペシャルな店にしようかとしたが、そうすると探すのが億劫になってね。こうなるとまた店訪問と文が滞るので、あんまり考えず、用事(買い物)があったお茶の水で済ますことにした。

お茶の水は学生街で楽器屋やCD屋が多い街って今さら書くことじゃないかな。でもそういう様々な用途があり、なおかつ近くには神田の古本屋街もあって利用する人は多いはず。なのに、ステーキを出す店ってありそうでない。これって、楽器やCD、本といった文化的な物には金をかけるけど食には金をかけないからちょっと金を出すステーキ屋の需要が薄いってことなのかな? 街のお金の回り方を考えさせられるよね。

お昼はファミマや富士そばで我慢して、ン十万円もする楽器を買うとかね。そうなるとステーキを出すような店がなかなかないわけですよ。

と、苦戦していた所で「お茶の水テラス」という飲食店街を見つける。ここならあるかなー、と思って見てみると、あったあった、「SUPER “DRY”」がランチでステーキを出していたのでどうにか滑り込む。



新宿の東口にも「アサヒスーパードライ」のビアレストランがあるが、そことは関係はなさそう。たしかにアサヒのスーパードライなどビールを推しているが、ワインボトルもごろっと転がっているから、必要以上にビアレストランっぽさは感じない。客層の8割が30~50代のマダムといった感じなのでどことなくお洒落さはある。

席に着き、ランチの牛ロースのステーキセット1550円と赤ワイングラスを頼む。

ちょっとしてワインとサラダが来る。珍しくスウィートコーンなんぞもあるが、まあ前菜サラダ。



さらにちょっとしてステーキ配膳。見るからにちょい硬めの輸入牛といった趣。



一口。


うん、輸入牛。
カチカチじゃないだけましかな、というぐらい。

二口目、三口目もさして変わらず。とりあえずステーキを食べてるぞというぐらいで、面白味はない。

うーん、もうちょい選べば良かったかなーとも思うが、まあそういう一つ一つの積み重ねなんだな、と食後のアイスコーヒーを飲みながら気を沈める。
そんな400軒キリ番店。
いいのか?
400軒以降も「ステーキ漂流記」はネバーエンディングストーリーなんですね。


総合:★★★
素材:★★★
グリル:★★
タレ:★★★
付け合わせ:★★★
サービス:★★★
リーズナブル:★★★