【ステーキ漂流記season2】
8軒目 「牛之宮別館」黒毛和牛ステーキ
仕事あがりに秋葉原の「ヒーローズ」で食べようとしたが、なんと満席。
で、「タケル」に行こうとしたが、
その途中の店の看板にステーキの文字が。
「肉バル 牛之宮別館」?
すると、客引きらしき兄ちゃんがいて、声をかけれる。
客引き「いかがっすか?」
ボク「よお、兄ちゃんのトコ、黒毛和牛のステーキ、あるのかい?」
客引き「あ、ありますよ」
ボク「おう、いくらだい?」
客引き「よ、4000円で…」
ボク「お、安いな。行くぞ」
客引き、面食らった感じでフリーズ。
ボク「ところで、どこ産の肉だい?」
客引き「いや……どこ産かは分かりませんが、カタシンの肉です」
ボク「ま、店んヤツに訊きゃ分かるな。で、君んトコん店、何階?」
客引き「よ、4階ッス」
ボク「じゃ、行くかんな」
ということで、4階に行くと、カジュアルな感じの店に到着。早速、カウンターの席に着き、メニューを見る。すると、黒毛和牛ステーキがないので店員に訊くと、
店員「あ、150g2500円で用意してます」
ボク「おう、安いな。じゃあ、それと赤ワインをグラスで」
と頼む。そして、すかさず、
ボク「で、何牛よ?」
店員「埼玉産です」
ボク「埼玉産? 武州牛か?」
店員「あ…いや、埼玉産ッス」
ボク「ま、珍しいからいっか」
そして、待つこと15分で配膳。
見た感じ美味そうなオーラはある。
一口。
……。
二口。
……。
いくら食べようが黒毛和牛特有の旨味がほとんどない。
しかも、ちょっと切りにくい。
黒毛和牛ステーキとしては失格のステーキ。
会計の際に散々文句を言う。
「イマイチなステーキだな!」
「旨味がほとんどないよ!」
「これ、ぼったくりだぞ!」
店長らしき人、平謝りだが、
ボクは激オコぷんぷん丸のまま店を後にする。
総合:★★
素材:★★★
グリル:★
工夫:★
リーズナブル:★★