日本人男性の平均寿命は
厚生労働省の「簡易生命表(令和5年)」によると、2023年の日本の男性の平均寿命は81.09歳です。これは2022年と比較して0.04年延びており、平均寿命の男女差は6.05年です。
それで平均的な男性は1年貰えるかです。
平均的な女性で7年と言う話です。
健康寿命は男性72才、女性75才ですから、男性で8年、女性で5年は病を抱えながら働く事になります。
政治的に言う話ではありませんが、「健康なうちは働いてください。お願いします。」と言うのでさえ鬼かとなりますよね。
この辺りの鬩ぎ合いですら、問題が起きるのでしょうね。
ですが今は65才からなのでそれを上げるにしても配慮しないと財政優先となります。
ですが、高齢者労働で更に仕事が減る、そして個人消費も萎えますから問題は大きいのかと思います。
政治家に説明責任はあっても年金機構のように直接的な話ではありません。
なので安易に数字を出さない方がいい訳です。
若者が年金を嫌になるような発言もマイナスかと思っています。
サステナブルではありませんが、年金制度を長持ちさせる為にも大筋以上の話をするのは控えるべきでした。
解雇規制の見直しにしてもそうなのですが、踏み込む割に取る物が少ないのでしょう。