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「自民党への怒りと失望が深くても、野党が民意を得られぬ理由」東浩紀(AERA dot.)

2024-01-31 11:24:00 | その他気になった事


「自民党への怒りと失望が深くても、野党が民意を得られぬ理由」東浩紀(AERA dot.)

基本的な情報の整理が出来ていない人が陥り易い点が幾つかあるのかと思っています。
マスコミが作り出した幻想にそのまま流されている人も多いのでしょう。
例えば、GDPなどの件で如何にも日本が凋落していくかのような話です。
周囲がインフレや為替で高い評価であったり、新興国で成長したりするのは日本とは無関係な話です。
その説明よりも順位が落ちた方が大きく報道されてしまいます。
それを政策の所為にしているのかと思います。

ですから政権を変えればどうにかなる話ではありません。
ましてその次元で話をされる事がこの国のレベルの低さを物語ってしまいます。

主要な原因の一つは成長後の経済国家においてそれ以上に膨らむには余裕が必要でそれはアメリカのような資源・土地・さらに未解決の問題があるから可能だけです。

マスコミは挙げ連ねて何か政策で解決させられるような問題があるかのように書いています。
余程酷いようなブラック企業や学校でのイジメを除けばさほど問題を政府が介入してまで解決するので良いのかそれもあるのかと思っています。


そもそも経済成長していたのは戦後の復興と諸外国に追いつく間でした。
その後に日本バッシング的な点もあり、かつ新興国へと資本移動してそれらの経済成長から利潤を得るような流れです。
この世界的な流れで蚊帳の外にされた日本は当然のように失われた20年を経験したのですが、ではどうすれば良かったのかとなります。

答えが有るようでないと言うか不正にあって幾ら技術や良い物を検討しても結果として真似されたり、現実は勝てなかったりして来た経緯はあります。
その上、市場の規模がアメリカは約3倍、中国は人口比だけなら14倍ですから敵うはずもありません。

つまり、マスコミは現実的な無理難題を言う割に向上する方向へと舵を切らせるだけの雰囲気さえも作れなかったのです。
何故でしょうか原因はマスコミの言う専門家、大学教授等がきちんと説明と対策を講じるだけの人でなかったのもあるから今更批判されている人もいますよね。

ただ、凋落の傾向でしたが、没落の危機が強まっています。
例えば航空機事故に見られるような問題点をまともに検討し難い雰囲気とかです。
事故原因や墜落原因をまともに議論して少なくとも再発防止にならないといけないのにそれが出来るだけの話にならないのかと思えてきます。
それに見合う技術力も足りないのかもしれません。
それより大きいのはそれを理解して説明するだけのシステムになっていないように思えます。

単純な話ですけど、ワイドショーでコメントを出すにしても世間のレベルを下げるような話しか出来ない人には遠慮して頂かないと専門家がきちんと話した後にそれを言われてもとなります。

その程度のレベルの低さで国が妥協してしまうような問題です。
少なくとも旧共産圏やイスラム教の国のようにまだ強制が効く国とかなりかけ離れて問題を抱えています。

自由奔放過ぎて結果として他国よりも本質的に統制が効かない面も出て来ています。
そう言うのまで考察しないと凋落を論じて結局答えのない話になります。
特に政治家のレベルの酷さをどうにかしないとマスコミが低迷しているように間違った視聴率の概念で結果として社会そのものが混迷してしまっています。


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