考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

英作『ノロウィルス3(アルコール消毒不可)』答と考え方

2015-12-13 14:19:03 | 英作 解答
『Norovirus』


3. アルコール消毒はノロウィルスに効果がない。

⇒ 『効果がない』を考える。

効かない。効き目がない。ダメだ。効き目ゼロ。無意味(nothing)。良くない。ノロが消えない。こんな感じである。ここからヒントを拾えないか。

『良くない』が使える。

→ 英語で not good.

形容詞の最も基本であり、最も軽んじられている感じがする good。

good はネイティブの英語をつぶさに観察していると、非常に頻繁に幅広く使われている。我々が思う以上に使われているgood.

good + for の形が多い。課題文に応用してみる。アルコール消毒は、Alcohol で可。

・Alcohol is not good for Norovirus.

簡単だ。中一英語で言える。

good / bad + for は使える。

good など誰でも知っている。しかし語学において知識と実践は全く異なる。使えない知識は価値があまりない。まさに『知りて行わざれば知らざるに同じ』。知行合一、王陽明である。ネット情報などで日本人の英語の知識は増えている。しかし知ることは恐ろしいと知るべし。知ることで、できると勘違いしてしまう。いくら水泳教本を読んでも泳げるようにはならない。英語も同じこと。痛い目(考える)を通して初めて語学は身に付く。

日本においてもネイティブの環境を疑似体験するには、英作が一番である。おびただしい英作練習によって、(観念上の)ネイティブの環境で、頭脳がどう機能しているかを体験する。ネイティブと話すときの、頭脳で起きる状況を英作で再現するわけである。でも単に当たって砕けろで話すだけでは、度胸がつくだけで、頭脳が空転するのみだろう。

この間、授業の準備で一時間ほどで50以上の good for の例文を作った。英英辞典、ペーパーバック、ネット等で検証、調査しながらであるが。アメリカ等の医療関係、化粧品、食料品等、色々なホームページなどを見ていると、本当に色々なところで good for が使われている。

私たちは、英語ができない、知らないと思い過ぎである。間違った教育を施されてきた結果、我々は不当に劣等感を植え付けられている。いつまでも自信をもって英語を話せない。


『効果がない』に関して、他に work を使うことも可。

・Alcohol doesn't work for Norovirus.


痛み止めを painkiller という。 kill も使える。

・Alcohol doesn't kill Norovirus.


effective (効果がある)も可。


以上。




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