考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

英作問題 『工場』答と考え方8

2015-02-19 19:58:59 | 英作 解答

8. この工場は町の経済の中心を担っている。

→経済の中心を担っているとはどういうことかを考える。イメージとしては、豊田市のTOYOTA 工場。街全体が、TOYOTA一色で、市が全体として、あらゆる面においてTOYOTAに関わっている。市とその工場(会社)が一体、
一蓮托生、運命共同体。そういうイメージ。
TOYOTAが潰れたら、街も一巻の終わり。

一言で言えば、
・This company (these factories, plants) plays a central (leading ) role in this city's economy.

簡単な英語で言うために、さらに考える。

町の経済の中心とは具体的にどういうことなのか。町の住人が、工場の従業員でもある状態。
この町で住んでいて、この工場で働き、給料をもらい、この従業員が、工場付近の店で買い物や飲食をする。人々の生活が、この工場と共にある状態。

・Everybody in this city works in this factory.
The factory( these factories, this company)
is central to their lives.


・This is our factory. We work here, live in this town, buy things and sell. No life without this factory!

工場が、町の経済の中心という時、上記のように、その工場は生活の一部ということでもあるし、もう一つは、その工場の生産する物を売ることで得られる利益によって、町の経済が潤っているということでもある。

・What they make at the factory brings money to support our lives in this city.

・This factory supports our lives in town.

・Without this factory, people would be poor and hungry.

・No factory, no life in this city.

・If the factory is closed, we are all dead.

・The factory is part of our lives.
など。
まだまだ、考えると色々ありそうである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

英語学習における『応用』に関して③

2015-02-17 20:33:20 | 英語学習
さて、実際に英語学習で、どう応用力をつけるか。いくつか例を挙げる。

・英文を読んでいて、面白い表現に出会ったら、線を引いて、覚える。それから、その表現を実際どういう場面で使えるかを想像してみる。そして、主語や、目的語を変えて練習をする。過去、現在、未来、現在完了等、時制を変えて練習してみる。平叙文は疑問文にしたり、受動態にしてみたりする。一つのことを、そのまま覚えようとしても、記憶への定着率は悪い。あらゆる方向から、一つの表現の可能性を考える。一粒で2度おいしい、どころか、5度でも10度でもおいしいくらい、使い方を考案する。



・英語表現力を鍛えるには、英作の練習問題をやってもらうのが一番だが、それ以外に、日頃目にする日本語を、『英語で何と言うか』考える。自分の日頃考えていることを、英語に直すこともいいし、自己紹介のように、自分の趣味、仕事、主義、主張、学校、家族、好きな食べ物、旅行先等を時間が少しでもあったら、英語に直す。新聞の見出し等を手持ちの英語で訳してみる。わからなければ、辞書で調べる。言いたいことを言えない苦しみを味わうことが大事である。何でもかんでも、疑問はネットで一発検索の時代である。考えることを怠った脳は、安穏に慣れきって、より一層錆びついていく。わからない、という恐怖とフラストレーションこそが、言語習得の起爆剤となり、言語センスを先鋭化させる。果敢に英語での表現に挑戦されたい。



練習法は色々ある。英語独学のプロセスの中で、様々な本を読み、無数のメソッドを実地に試して来た。羊頭狗肉の誇大広告にも数多く騙されてきた。しかし、様々な方法を実際に自分を実験台にして試して来た結果、中には効果的な方法もあった。今後折に触れてご紹介していきたい。いずれにしても、基本の習熟と、基本をベースにおいた応用力の大事さについて、今回ご理解頂ければ幸いと思う。


『英語学習における応用に関して』終わり
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

英語学習における『応用』に関して②

2015-02-16 19:02:47 | 英語学習

ネイティブは、生まれてから、成人になるまで、お母さんや周りの人達の言葉を聞きながら、少しづつ、聞き覚えた表現を、自分なりにアレンジして、表現する。ある言語文化圏において、無意識的に行われる言語習得トレーニングを、日本生まれ日本育ちの日本人が、日本において、異文化圏の言語を習得する際、一体ネイティブはどういう環境で、どういうメカニズムで言語を習得するのであろうか、考える必要がある。無意識的インプットとアウトプットが行われるネイティブの言語環境を、日本において、練習の際に、可能な限り実現しなければならない。ネイティブが10数年かけて習得する言語を日本国内において、習得しようとするのだから、単に盲目的に暗記したり、まして何とかラーニングみたいに、ただ聞き流すだけで習得するなど、錯誤や暴論も甚だしい。赤ちゃんをなめてはならない。大量インプットにより蓄積した言語を、具体的な状況にいかにマッチさせて相手に伝えるかを恐らく、無意識下で必死に考えて表現しようとしている。

人は生まれながらにして、知ることを欲するとは、哲学の父プラトンの弟子にあたる、万学の祖、アリストテレスの言葉。さて、人は、生まれながらにして、表現することを欲している。または、人は生まれながらにして、考えることを欲していると、私は思う。何とかラーニングなどは、この表現や考えるという、恐らく人間の有する根源的な欲求を完全に度外視していると思う。そりゃ、何もしないよりは、聞き流すだけでも、マシはマシでしょう。赤ちゃんから学ぶか。それは、一面の真理である。もう一面の真理は、人間の表現する欲求である。赤ちゃんは聞き流すだけではない。それをどう応用して自己表現をしようかを考えている。人間の根っこにある表現する欲求。それをこそ刺激して、英語に熟達しようとする試みこそが、この
『考える英語』の英作練習の趣旨である。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

英語学習における『応用』に関して①

2015-02-15 14:36:40 | 英語学習
前出のenvironmentally friendly から
他多数の ~friendly の用法を考察するにあたり、英語学習における『応用』の大切さについて触れたい。

英語を学習(独学)する上で『応用力』は、必要不可欠である。
一つの表現を学んだら、応用を自分の頭で考える。この表現を他のどんな場面で使えるかと、想像して、実際に英作文をして練習する必要がある。

前出の~friendly という表現も、いくらでも応用可能である。考えた英文は、極力辞書や、ネットで実地に使われているか、検証することが大事。~friendly 等の表現も、ここで記載するにあたって、自分で応用を考え、海外のネットで、表現の使われ方を見て、検証している。

論語が出典の言葉に、一を聞いて十を知る、という言葉がある。英語独学者に必須の教訓である。周りにネイティブがいない環境で、独力により英語に熟達せんとするならば、一つの表現、単語をどう他の場面で応用するかを常に考える必要がある。特に give, get, have, keep, 等の基本動詞、in, on, with, to, 等の前置詞等 中学校で習う基本英単語の用法には、ぜひ習熟したい。基本単語の応用範囲は無限と言っても過言ではない。英英辞典の一つの単語の定義には、基礎的語彙である約2,000語の範囲内で行われている。それら基本単語を用いて、あらゆる語彙を定義して、あらゆる事象を定義しようとする英英辞典。

もっと我々英語学習者は、手持ちの英語の威力を知る必要がある。長年一緒にいる友人や家族でも、こんな側面があったのかと、驚くことがある。学習済みの英単語でも、知られていない、極めて有用な用法を無尽蔵に含んでいるものである。是非、英英辞典等の活用により、
既知の英単語の未知なる側面に触れて頂き、基本英語の真の威力を身につけて頂きたい。

スポーツでも武道(若い時分、筆者は剣道や合気道を修行していた)でも基本が大切であるのは言うまでもない。基本の型に、応用の芽があり、極意が隠されている。日本の型文化の重要性がここにある。畳の上の水練、という言葉がある。本来ならば、水泳の上達には、水のなかに飛び込む(留学)のが一番であろう。
我ら英語独習者は、いわば、畳の上の水練(独学)で、英語の熟達を目指しているようなものである。

しかし、基本はやはり基本であり、実際に即してはいない。実際、相手がいる場面で、どう使うかをシミュレーションする必要がある。それが応用力である。なぜ何十年も勉強しても英語が話せないか。応用する姿勢の欠如が問題である。

剣道の素振りを何百何千回と行うのは、基本の習熟として当然である。しかし、素振りだけでは、千変万化する実戦において、迫り来る敵の太刀をかわし、一撃を食らわすことは容易ならざること。居合においても、見えざる敵(仮想敵)と対峙し、様々な場面を想定し、対応力を練磨している。英語においても同様である。同じパターンプラクティスをするだけで、刻々変わる人間感情を、様々な事象を自由自在に英語で言えるようになるわけがない。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

英作問題 『工場』答と考え方7

2015-02-14 14:18:06 | 英作 解答

7. 工場から出る工場廃液で、周辺住民の健康被害が問題となっている。

→工場廃液とは?industrial water waste。

簡単に言うために考える。
廃液とは、工場から出る、有害物質。要するに、体に悪い物質で、危険である。よって、
・Bad water from factories.
・Dangerous water from factories.

健康被害とは、病気になっているので、
・~is making people sick.

健康被害とは、結果的に病院にて治療を受けていると考えて、
・people go to hospital because of ~

合わせて
・Dangerous water from factories is making people around very sick. It's a serious problem now.

*工場廃液ではなく、光化学スモッグや、工場から出る煤煙等なら、bad air, bad smoke,
bad gas等で表せられる。

工場が煙を排出している、はgive out を使って
・That factory is giving out much smoke.
・That factory is producing much smoke.
ともいう。

工場が主語なら、上記のように言うが、
適切な言い方がわからない場合は、
立場を入れ替える。
工場↔️廃液、煤煙等

煤煙を主語にすると、
・Bad smoke is coming from the factory.

この車は、排気ガスが出ない
・Bad gas never comes from this car.
・Gas from this car is quite clean.

ちなみに、上記2例は、『エコカー』を表現するときに使える。『エコカー』とは何かと考えると、環境に優しい→大気汚染物質を排出しないこと。

*環境に優しいは、environmentally friendly という表現がある。
トヨタのハイブリッド車は環境に優しい、
・Toyota's hybrid car is environmentally friendly. =eco-friendly.

他にも、このコンピューターは使いやすい
・This computer is user-friendly.

この電話はシニアにも使いやすい
・This is an senior-friendly phone.

女性向けの宿泊施設
・a female-friendly hotel.

子供向けのえいが
・kid-friendly movies.

他にも考えてみる。

・a dog friendly hotel
・a dog friendly restaurant
・a dog friendly park
・a cat friendly house
・a tourist friendly city
・a beginner friendly guidebook for PC
・student friendly restaurants (学生向け、
低価格)
・family friendly TV program
・Taiwan is a Japanese friendly country.
(親日家が多い台湾は、日本人旅行客にとって良い旅行先である)
・This dictionary is student-friendly.
・This is a mother friendly supermarket.
・Hong Kong is business friendly.
(免税措置があったり、投資環境が整っていてビジネスがやりやすいこと)
・a patient friendly hospital
(患者に優しい病院)
・diabetes friendly foods( =diet)
(糖尿病向けの食事)

応用は無限である。是非みなさまも、
ご自分で応用を考えてみて頂きたい。
考えたら、極力英英辞典、海外のネットで
考えた英語の使われ方が正しいか検証することをお勧めする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする