※今回は、数字や事実を微妙に変えてエントリしている。だってマジで特定されそうなんだもん。…まあ、別に親とか友人に特定されてもいいんだけど。職場の関係者が読んでて、俺が誰かわかっちゃうのは勘弁してほしい…。
故に微妙に嘘だから。そこんとこヨロシク。
故に微妙に嘘だから。そこんとこヨロシク。
いやあ、今大阪は完全な「人余り」状態なんだが。凄まじいな。
いくつか、大阪で(中小企業の俺らから見れば)大きなプロジェクトが立ち上がろうとしている。
そのひとつがワイマックスを使ったカーナビのプロジェクトで、ウチの会社はそのプロジェクトのメインで噛む事になっているんだが、超ピンポイントな要求スキルで20人枠で人員の募集をかけたところ、どう考えても
「こいつが手隙なのは妙だろ?」
というような人材が山のように募集をかけてきた。具体的には80人ぐらい。泣く泣く20人に絞ったんだけどさ。
今、IT業界でプロジェクトを立ち上げたなら、ものすんごい優秀な人材でプロジェクトを構成する事ができる。
だってさ。ワイマックス通信技術に精通した、カーナビに詳しく、コミュニケーション能力もあるようなのが、ちょっと前までなら暇でうろうろなんてしているわけがなかったのだ。
実は、この手の技術を確保しているのは、大企業ではない。
大企業が抱え込んでいる派遣社員が持っているのだ。
それが大量に需要なき市場を漂っている。
明らかに異常。この状況を大企業のトップが知れば、優秀な人材を買い叩いてかき集め、常時では不可能な超難度のプロジェクトに着手しちゃうのではないだろうか。
で、ウチの、このカーナビプロジェクトのリーダー(仮にE君としよう)と話をしてみた。
ちなみに彼は、日々の仕事に忙しく、俺と違ってネットリテラシーは高くない。
俺「鳩山のバカめ。ヤツは本気で『支出3兆円抑制』ってのが、『民間収入マイナス3兆円』だという事実をわかっているのか?俺が年始に予言したように、本当は年末にかけて、景気回復の兆しが見えていたはずなのに。麻生元総理がとった有効な景気対策を全部おじゃんにしやがって。明らかに鳩山不況じゃないか」
そんな風に水を向けると
E「そうですねぇ…。今やタクシーの運ちゃんですら『鳩山不況』を口にしますし…」
とまあ、予想と違う反応が返ってきた。
おお。この不況が鳩山内閣によってもたらされた「官製不況」である事を知っているのか。
俺「(タクシー業界は)業界的には景気に敏感な業種だからな。リテラシー不足の人でも『鳩山不況』という言葉が使われるなら、そりゃ相当浸透してそうやな」
E「ま、S社(雇い主のユーザー)内でも、その話は出てますよ」
俺「S社って、K社の買収が決まってたやん。そんでもそんなゴツいプロジェクトやんのか。そもそも出来るの?」
E「業種によっては致命傷らしいですね。今の鳩山政権は。ウチはまあ、すくなくとも問題になってそうな話は聞かないですね。チャンスと見てるんじゃないですか」
そんなわけで、大阪は今、ものすごい勢いで景気が悪くなっていっている。はっきり言って二番底を目指している。年始の俺の予言は大きく外れ、鳩山不況は最早回避できる状況ではなくなってしまった。
少なくとも、俺の勤める中小企業は、俺が客先に常駐して、留守の間に、既に全部民主党の敵に回ってしまった模様。選挙前は民主党に投票した奴も何人かいたはずだが。
この(鳩山不況という)認識は、明らかに拡大の一途を辿っている。
先日、鳩山政権の支持率が、相変わらずの70%だと某マスコミが言っていたが、そんな馬鹿な。
少なくともビジネスマンレベルでは、鳩山の味方はもういないような空気だぞ?