あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

鳩山政権は5月まで?

2010年04月15日 22時55分58秒 | 政治(鳩山政権)
 ああ…。そりゃぁ…。隠しておきたいっつーか言いたくはなかっただろうな。
 今回の件で、俺は初めて、ほんのすこし鳩山が可哀想になった。自業自得だがな。

 【普天間】 鳩山首相、オバマ大統領と10分話す…「5月末決着!の思いで努力すると伝えた。関心もらえた」「大統領発言、言えぬ」
 http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1271203087/

 というのは、この時に10分間話したと言われる内容が発覚したのだ。
 10分つーても通訳付きなので実質5分ほどである。

 【政治】 オバマ大統領 「鳩山首相…きちんと責任取れるのか?」…鳩山首相が言いたくなかった10分会談の発言、判明
 http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1271333931/

 そりゃもう、ウォッチャーなら誰もが予想した通りのオチであった。
 「釘刺されたんだろうなぁ」ぐらいには思ったのだけど…。
 でもまさか、釘は釘でも五寸釘で、しかも額に突き刺され、「お前の命はあと50日(5月月末までの日数)だ」とまで言われてるとは思わないって。あまりに酷すぎて笑いが込みあげてきたよ。

 

 普天間問題のギリギリのボーダーラインは、3月下旬であった。
 3月下旬に、地元・アメリカ・国民新党・社民党・民主党の五者が、まだ妥協できるギリギリのラインの提案をし、その方針で固めていれば…。
 5月末までの2ヶ月間、突貫で地元とアメリカの説得にあたり、間に合ったかもしれなかった。が、今をもってなお、与党内で意見統一が出来ていない。結局腹案っつーのは徳之島なのか?与党内部でもそれがなんだったのかは誰も分からない。地元は超大規模な反対集会とかやろうとしてる。アメリカも強烈に反対している。全然妥協できる案ではない事が明らかだ。

 そんなこんなで既に4月下旬。つまりもうタイムリミットなのだ。まさに「お前はもう死んでいる」
 その辺を理解した上での、オバマ氏の「責任取る気があるのか?」発言なのだ。少なくともオバマ氏は、5月末前後に鳩山の政治生命が終わる可能性は高いと見ている。

 そして、とうとう、市場も鳩山の5月辞任を織り込み始めた。むしろ衆院解散でダブル総選挙の予想まで飛び出している。
 どうすんのかねぇ。鳩山のアホさはもう、広まりすぎている。今総辞職すれば、鳩山は再び浮かび上がる事はあるまい。

 でもさ。みんな忘れてないか?あまりに民主党が無能なので、衆院を制圧した直後からレームダック状態なんだけど、実は民主党は衆院の制圧に成功しているんだぞ?衆院の三分の二議席を持っているのだ。
 例え、今度の参院選でズタボロに負けても、衆院三分の二があれば、当面は政権運営は滞らない。首相を辞めたら、へたをすると全てを失う鳩山は、首相の座を降りるだろうか。

 それに、民主党内部は、鳩山への不満こそ噴出するものの、鳩山に辞任を要求するような動きはないように思える。恐らくはつまり、小澤が鳩山の辞任を望んでいないからだと思うのだけど。
 すると、鳩山を辞任させるには、小澤か鳩山自身の強い意志ぐらいでしかありえない事になる。なさけねぇなぁ民主党の面々は。面と向かって鳩山の辞任要求ぐらいできんのかね。自分たちの身に降りかかる火の粉なのに。そんなに小澤が怖い…んだろうな。

 世界は、今後政局で、ガラガラポンの政界再編に向けて混沌としてきているように思えるが…。
 とりあえず、俺はこの5月末が、残り3年ちょいの長い停滞と破滅への道にならない事を祈るばかりだ。