リーマンショックの時、マスコミに非難させる隙を与えず、電撃的にそのまま解散しちまえば、まだ勝ちの目はあったかもしれないのに、当時の麻生総理は喫緊の金融危機の為、ギリギリまで総理の椅子に座り、与謝野みたいな財務省の権化みたいな奴すら使いこなしつつ、見事に立ち回ったのは、ウチの読者なら既にご存知だと思う。
ご存知でない方は、この動画をご覧になってほしい。
「危機をチャンスに変えろ」(前編)~予算編成の舞台裏
全てを一次情報のみで構成した、まるっきりマスコミを通さなかったこの動画…。
いやあ何度見ても素晴らしい出来だわ。
さて。今の菅総理だが。
この時の麻生総理の状況と、ある意味とても似ている。状況だけだが。
喫緊の危機として原発問題の最中であり、政治空白が許されない現状。
そして、野党ばかりでなく、マスコミにも与党内にも、菅政権に対する不満が渦巻いている事。
【時事】麻生氏、首相退陣促す=伊吹氏「菅内閣は大災害」
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011041400386
【ゲンダイ】小沢「原発処理、オレなら手がある」「最初からチェルノブイリ級だと知ってた」「菅首相では日本はおかしくなる」
http://gendai.net/articles/view/syakai/129927
【変態】小澤「首相を辞めさせる手法は内閣不信任案しかない」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110415k0000m010101000c.html
大変優秀だった麻生総理と比べ、大きく異なるのは、喫緊の危機があるにも関わらず、菅があまりに無能で、さっさと退陣して誰かにバトンタッチしなければ、マトモに動き出さない事。
この場合、最早民主党にマトモな人材はいないので、とっとと解散するのか、あるいは自民党と大連立という事になる。
民主党もはっきりと分裂の様相を呈している。ただ、ここまでの状況になっているにも関わらず、小澤が離党できないところをみると、よほど与党の「復興利権」や「廃炉利権(スパン20年で1兆円は下らないと言われる)」がオイシイのか、はたまた裁判も近いし、余力がないのか。
自民党側に存在する大連立指向は、そんな垂涎の利権の存在もあるだろう。今、実は与党がオイシイ。と思っている。
そんなわけで、時代は大連立に向かっているような気がする。そしてまた、その中心に小澤が存在しているような気がしてならない。
いっそ小澤総理にしてみたらどうかと思う。「ボクは原子力に詳しいんだ」とか「俺なら手がある原発ぐらい簡単に解決できる」とか「腹案があります」とか言う連中はろくなもんではないのは、政治に興味がない人でも、そろそろ気がついてるはず。きっと愉快なほどに大失態を演じてくれるだろう…。
…ってあかんわ。原発問題で、これ以上は問題を起こしてほしくないわ…。
小澤は、選挙とか金集め以外のまっとうな政治活動で活躍したっつー話は皆無なんだよな。
渡邊恒雄 メディアと権力 (講談社文庫)
ご存知でない方は、この動画をご覧になってほしい。
「危機をチャンスに変えろ」(前編)~予算編成の舞台裏
全てを一次情報のみで構成した、まるっきりマスコミを通さなかったこの動画…。
いやあ何度見ても素晴らしい出来だわ。
さて。今の菅総理だが。
この時の麻生総理の状況と、ある意味とても似ている。状況だけだが。
喫緊の危機として原発問題の最中であり、政治空白が許されない現状。
そして、野党ばかりでなく、マスコミにも与党内にも、菅政権に対する不満が渦巻いている事。
【時事】麻生氏、首相退陣促す=伊吹氏「菅内閣は大災害」
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011041400386
【ゲンダイ】小沢「原発処理、オレなら手がある」「最初からチェルノブイリ級だと知ってた」「菅首相では日本はおかしくなる」
http://gendai.net/articles/view/syakai/129927
【変態】小澤「首相を辞めさせる手法は内閣不信任案しかない」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110415k0000m010101000c.html
大変優秀だった麻生総理と比べ、大きく異なるのは、喫緊の危機があるにも関わらず、菅があまりに無能で、さっさと退陣して誰かにバトンタッチしなければ、マトモに動き出さない事。
この場合、最早民主党にマトモな人材はいないので、とっとと解散するのか、あるいは自民党と大連立という事になる。
民主党もはっきりと分裂の様相を呈している。ただ、ここまでの状況になっているにも関わらず、小澤が離党できないところをみると、よほど与党の「復興利権」や「廃炉利権(スパン20年で1兆円は下らないと言われる)」がオイシイのか、はたまた裁判も近いし、余力がないのか。
自民党側に存在する大連立指向は、そんな垂涎の利権の存在もあるだろう。今、実は与党がオイシイ。と思っている。
そんなわけで、時代は大連立に向かっているような気がする。そしてまた、その中心に小澤が存在しているような気がしてならない。
いっそ小澤総理にしてみたらどうかと思う。「ボクは原子力に詳しいんだ」とか「俺なら手がある原発ぐらい簡単に解決できる」とか「腹案があります」とか言う連中はろくなもんではないのは、政治に興味がない人でも、そろそろ気がついてるはず。きっと愉快なほどに大失態を演じてくれるだろう…。
…ってあかんわ。原発問題で、これ以上は問題を起こしてほしくないわ…。
小澤は、選挙とか金集め以外のまっとうな政治活動で活躍したっつー話は皆無なんだよな。
渡邊恒雄 メディアと権力 (講談社文庫)