(その1)国産農産物価格下落で壊滅
(その2)TPPはアメリカの陰謀
(その2)TPPはアメリカの陰謀
その1は、そもそもやってみなければ、国産農家が絶滅するかは判らないだろう。日本国民は食べ物については国産愛好家が多い。そして「安かろう悪かろう」と考える人も多い。
TPPが発動するまで10年近くある。そこで大規模農場化とか工場生産化できるかもしれん。無論国策として推進するしかないがな。
そうなったなら、意外と食料自給率が上がるかもしれない。ま、日本の食料自給率計算はカロリーベースなので、ほとんどゼロカロリーの野菜がいくら国産だろうが自給率は上がらないけどな。
自給率を増やすなら。大豆とか米とか、かぼちゃとか芋類とかかな。
その2のアメリカの陰謀説だけど。陰謀ではなかろうと、みんな意外と言ってるよ。
俺も、アメリカの陰謀だとは一度も発言していない。
ネットで誰かが言っていたが、あれは
「多国籍大企業の陰謀」
と呼ぶのが一番近いだろう。最大限利益向上を考えたら、国を利用するのが手っ取り早いってだけだが。
つまり。
賛成派がよく「農業は大丈夫ですよ」「アメリカの陰謀じゃないんですよ」っていうのは、最初から自分達が論破しやすい内容を反対派に押し付けた上で、当たり前のように論破してみせるという出来レース作成の意図があるわけだ。
おかげで産経新聞はものすげーしつこく「TPP=農業問題」と言い続ける。
これはね。
麻生元総理の時代に、麻生元総理が漢字を読み間違った時に、保守を自認するようなコメンテーターまでもが麻生元総理を叩きまくったであろう。あれと同じ、
「利敵行為」
だ。
マスコミはクソミソにたたき続け、総理辞任後も執拗にたたき続けた。
農業で声高にTPPに反対してる人、アメリカの陰謀論を声高に主張する人。
貴方達は、TPP賛成派がわざわざ論破しやすい内容で、主張を繰り返すのか。
ま、みんなも。お互い気をつけような。
「TPP開国論」のウソ 平成の黒船は泥舟だった