あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

IT業界も修羅の道

2013年10月01日 23時30分07秒 | 日常ネタ
 今日、ツイッターで以下のような記事が高アクセスをたたき出していた。

「システム構築に潜むヒヤリハット事例」なる教育ビデオ
http://togetter.com/li/570871

本日は職場で「システム構築に潜むヒヤリハット事例」なる教育ビデオを部署全員で見る。最初は皆退屈そうに見ていたが、
「本番環境もテスト環境も一台のPCで行います」みたいなことをビデオが言い出したあたりから全員嫌な汗をかき始め、それを新人SEが弄り始めたあたりで悲鳴が上がる。

 こんなツイートから始まるわけだけど。面白かったよ。

 ちなみに。俺は車載ナビとか監視カメラとか携帯ゲームも開発に携わったことがあったりするけど、基本的には業務系SEで、半沢直樹な世界もよく知っている。つーか、あの手の権力闘争とか、命がけの事態とかにも直面した経験がある。しかも1回や2回じゃない。

 土下座した事も何回かあったりするが、知ってるか?土下座ってするたびに人間が壊れていくんだぜ?何か大切なものが壊れていく。
 日経コンピュータの人気記事、「動かないコンピュータ」シリーズで事例紹介されたプロジェクトにいたこともあるんだぜ。

 そんな俺が、このヒヤリハット事例を見て、思った事。

こんな程度で悲鳴あげたり泣いたりする奴らは、この仕事はできません。

 確かにトラウマになっている事はある。「これは俺の事か?」的事例が出てきたら、嫌な気分にぐらいなるかもしれんが…。
 こんなビデオ如き(実は俺も見たことがあるが)、見せられたところで痛くも痒くもないわ。

 ちなみに。俺の数あるトラウマ事例で最も鮮明に覚えているモノは。

(ほわんほわんほわわ~ん:回想音)

 某有名全国展開のデパートの管理サーバ上で本番中に、データ書き換え用に持参したバッチを実行したら、常駐プログラムが異常終了してしまったヤツかな★

 その管理サーバ、決済の管理を集中管理しているモノで、止めるとデパートのレジ打ちで「サーバーに接続できません」とかのエラーが出るもの。

 異常終了が出た瞬間、俺の席から見える範囲にある黄色い回転灯が全機回転して、けたたましいサイレンが鳴り出し…。

 やがて電話がじゃんじゃん鳴り出して…担当部署の職員が電話取って謝罪しまくる。

 まだクレームがきてない店舗へも謝罪の電話を入れまくりーの…。その騒然となる部署のど真ん中で、俺は呆然と立ち尽くすしかなく、暑くもないのに滝のように汗をかいていたとい…ああああああああああああ!!!!

 ふぐぁぁああああああァァァァァ!!!(ごろごろごろごろごろっ)

 このトラブルの原因は、俺がCDに焼いて持ってきたバッチプログラムだった。
 プログラム自身は全然問題なかったんだけど、どうやら焼きミスでCD自体が壊れてて、タチが悪かった事に、CDにコピーしたファイルは正常に見えるんだけど、中身は全部壊れていたという…。

 このヒヤリハットの教訓としては。CDやUSBメモリーのような、ファイルコピーが成功していない可能性がある媒体でのデータ移動は、なんらかの対策を打たねばならないという事だろう。
 いつもやってる作業で、いつも問題なかったので油断していたのだった。

 俺は結構、エンジニアとしては波瀾万丈である。
 というより、俺はバブル直後の就職氷河期時代の人なんだが、当時は「C言語?!楽勝ッスよ!」とか言って採用され、「C言語入門」片手に仕事している奴とかザラで、今より遥かにみんな仕事が雑だった。
 雑な仕事の尻拭いとか、誰かの残した爆弾に巻き込まれるような事例が多く…。痛い目にあって心や体を壊して辞めてく人が続出してた頃だったのだ。

 エンジニアは、絶望のフチに立たされてなお、そこから這い上がる為に仕事を強いられる事が多い。わかりやすい事例で言えば、東電とかの現状を考えれば近い。辞めたくても、誰かが正常化まで面倒を見ざるを得ない。

 俺には、同業者の知り合いに自殺や過労死をした人がいる。
 今は、IT業界も随分優しくなった。昔はブラック企業しかなかった。それが普通だったのだ。そーゆー、命がけのトラブルがすげー減ってるように思う。

 そいでもって、トラブルに対する耐性が低くなっているように思うのだ。いや、いい事なんだよ?
 「戦場に出た時、とにかく人の死に慣れる事だ」って言葉をどっかで聞いたような気がするけど。昔、ウチの業界ってそんなんだった。人の命がとにかく安い。

 なんだかなぁ。俺が古いんだろうか。
 ちょっとこの程度の事で、騒ぎすぎだろ?とか考えてイライラしている俺がいるのである。まあ、ちょっとした脚色なんだろうと思うんだけどな。面白おかしく記事を紹介する為のさ。本気ちゃうよな?

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ヒヤリ・ハット11,000事例によるエラーマップ完全本


安倍外道

2013年10月01日 23時01分09秒 | 政治(安倍政権)
【政治】政府、消費増税を閣議決定 来年4月から8%
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1380615865/-100

 これは…酷い悪手を見た。
 え?平成の高橋是清?って誰それ?
 誰がどう見ても橋本政権の再来であろう。

 安倍は結局フロックだった。民主党政権の後、誰でもあの後ならば優秀に見えてしまう、運がいいだけのボンボンであることが確定した。
 情けない。靖国参拝もできず、消費税増税も阻止できず、TPPも推進だってよ!お前財務官僚の言いなりだった野田元総理とどう違うっちゅうねん。単にお前は自民党出身やったっつうだけやろが。


▲安倍は楽ちんな方へ流れただけ

 俺個人の希望的観測を語ると、この後景気回復なんぞ、してほしくない。はっきり言って、こんな最悪の悪手を打ちながら、五輪ドーピングで景気が回復し、ドヤ顔で、「なー?大丈夫だっただろ?」とか言われれば、虫唾が走るわ。

 2014年は、野田元総理の残した最悪の増税メニューの年。ただごとでは済まないデフレ圧力だったはず。そこへ消費税上げのデフレ圧力が加わるのだ。

【財経】2014年の大不況?
http://www.zaikei.co.jp/article/20130918/152058.html

2014年度に予想される財政緊縮は、過去に例を見ない大変な規模になるからである。今年度との比較では13兆円規模のデフレ効果が発生するとみられる。これに3%の消費増税を追加すると少なくとも20兆円規模のデフレ効果になると想定されている。2013年度は13.1兆円規模の補正予算が執行されるが、2014年度はこれがなくなることが原因である。

 何度も言うが、今、まともに政権運営が可能な党は自民党だけだ。
 だから、「自民党を選択したやつはアホだ」とか言う連中こそヘイトスピーチだと思うが、今こそ本当に、安倍政権にはお灸をすえる必要があるであろう。

 かと言って、しばらく選挙なんぞないので、どうやってお灸をすえるのかと言うと。
 とりあえず焼け石に水だろうが全力で節約しようと思う。経済なんぞ、回してなるものか。ま、東京は五輪で景気回復するんだろうけどな。ただでさえ足らない土建業者が、東北地方から東京へ回帰しているそうだし。景気の地方格差がエラい事になるだろうなぁ。

 それは、大阪在住の俺がかつて、生活保護を叩く橋下を礼賛していた事に似ている。
 俺はかつて、こんな事を主張していた。

生活保護受給者が糾弾されれば、それで食ってる病院関連等、ダメージが波及し、景気が減退するのは必定、だがそれがどうした。ベンツやBMWで病院に乗り付け、悪趣味にも宝石のアクセサリーで着飾ったチャラババアが、窓口で支払いもせずに帰宅してんのは間違っている。絶対に間違っているんだ

 かつて、ウチの会社の社長は、3人月(1人で60日かかる仕事)の案件を納期5日後(週明けなので土日含めて7日後)で取ってきた事がある。我々従業員は、この仕事を受注する事を総出で反対するのだが、結局、我々社員の尋常ではない努力の果てにミッションをクリアする。
 死屍累々となったアップ直後の社員に向けた社長の一言が、ドヤ顔での

「な、大丈夫やったやろ?」

 であった。上記安倍とイメージ、モロ被り。俺は以前から、「経営者は外道である」と主張を繰り返している。
 ホワイトカラーエグゼンプションを画策した安倍は、かねてから労働者の敵である事はわかっていた。彼は売国奴ではない。でも、経営者の味方、ウソつきで外道だと思う。

 今こそ本当に意味わかると思うんだよね。ほとんどの人に、俺がこう、主張していた意味が。

「日本にはまともな左派政党がない」

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