あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

打倒安倍政権を叫ぶアホ共

2014年07月01日 23時04分55秒 | 政治(安倍政権)
 今日、集団的自衛権の行使容認が閣議決定された。

【産経】安倍内閣、集団的自衛権の行使容認閣議決定 戦後の安全保障政策大転換
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140701/plc14070117250020-n1.htm

首相は党首会談で「自民党と公明党は長年の風雪に耐え、意見の異なる課題でも国家、国民のため大きな結果を残してきた。与党とともに法整備していきたい」と述べた。

 結局、公明党は折れたわけだ。
 この点、俺は安倍を評価している。社会人やってるとよくわかるが、一時の決断で会社を辞めてしまうのは実現可能であっても、それが本人にとって致命傷となってしまう事はよくあるのである。公明党は、今確かに切り時なんだろうけど、ヘタをすると自公共倒れる可能性は否定できない。これも一種の『継続圧力(当ブログでの造語)』なのかもしれないが、結局安倍の粘り勝ちであった。
 公明党は一方的に傷を追った。「公明党 失望」とかで検索すると実に愉快である。

【集団的自衛権】官邸前で抗議デモ 閣議決定反対で深夜まで(動画・画像)
http://www.huffingtonpost.jp/2014/06/30/jieiken-demo_n_5543404.html

 さて。普段の経済政策を見ている限り、とても支持する事ができない安倍内閣なんだが…。左翼は言うまでもなく。一部マスコミやある程度の一般人においても、キチガイじみた「打倒!安倍内閣」状態となっている。集団的自衛権関連の反対デモだ。

 ウチもそうだけど、経済左派的政策を安倍政権で期待した面々も、別の意味で安倍が敵認定になりつつある。

【三橋】「私の第3の矢は悪魔を倒す」考 
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11887014825.html

 昨日、ウチでネタにした安部総理のアレだけど、続いてやはり、三橋氏のところでもネタになった。やっぱりというか、そりゃあ…そうだろ。あのマジキチなネタは、「日本の内需喚起を!」を主張する人であれば、座視できるわけがない。

【麻生/きょうたろう】「例会挨拶14・06・12」
http://www.aso-taro.jp/diary/2014/06/20140612_1402549157.html

集団的自衛権について、「そんなに使いたいのか」と民主党代表が聞かれていたが、「使いたい」とか「使いたくない」とかいった話ではない。これは、国家の安全保障の為に使わねばならなくなった時に「使えるようにしておく」ということが一番大事な点だ。それが戦争を抑止する。戦う意思、力、国民的合意が結果として抑止に繋がる。そうしたことを理解しておかないと、この種の話は机上の空論になりかねない。ぜひ、この点は皆さんも頭に置いておいていただきたい。

 で、麻生金融相は何をしているんだ?と思って麻生氏のコラムを読むと…なんか内容がね、金融相らしからぬ内容になっちゃってるんだよね。最近。防衛相か外相みたいな内容なんである。
 なんか、あえて今の安部総理の経済政策から距離を置いているような…そういえばあまり最近表舞台に出てこられないような気がするが、気のせいだろうか。

 正直共闘できるとは思うんだけどな。憲法解釈変更に反対する連中と。安倍を倒すだけでいいならな。でも…。
 こいつら、安倍を安保面で叩いているんだよな…。とても共闘できそうにない。真っ当な内需国家主張者達は、あんなキチガイ連中ではないのだ。

 三橋氏によると、もはや売国左翼の望む望まないによらず、安倍政権は長く続かないと予想するそうだ。
 確かに、三橋氏が指摘するように、消費税増税からこっち、消費動向は下降線である。しかし、俺が前回のエントリで指摘したように、現在の日本国民のマインドは、景気回復基調なのだ。それは、最近の大阪の求人状況なんかを見ると明らかなんだよな。株上がって円安なら、今の日本人ですら騙しおおせるように思う。

 それに、安倍が長続きしないのは望むところなんだけどさ。じゃあ誰が後釜となるの?結局、安倍政権がうまくいかず、支持率が低下して政権運営が危機に陥った時、急浮上してくるライバルが必要なんだが、今どこにそんなヤツがいるんだろう。

 三橋氏をはじめとした2ちゃんねらーは、「対案なき反対は無能の所業」と、反対の為の反対しかできない民主党を叩いていたはずだろう。

 ところで。
 俺は実は、民主党政権がズタボロになって、自民党の復権が見えた時、現在の安倍政権の状況を、ある程度こうなるであろうと覚悟していた。
 それでも、民主党の、中韓様貢物政権より1億倍ぐらいマシだと思っていたからこその、消極的自民党支持だったんだが。
 安倍は、選挙前に経済左派的主張を連発し、俺らに夢を見せてしまったのだ。いい方向へ裏切ってしまっていたのだ。それが、未曾有の自民党の大勝へと繋がったわけだが、結局TPP賛成や消費税増税実行で、直前による最悪の裏切り返しをしてくれてしまった。

 結果、元に戻ったに過ぎなんだよな。

 ええやん。俺はこうなる事を覚悟して、なお自民党を支持してたんだからさ。
 とは言うもののなぁ…。安倍政権が見せた夢は、実現可能かつ最善手だったんだよなぁ。一度届きかけただけあって、落胆は激しいのだ。

 安倍政権打倒か…。ポスト安倍が期待を寄せるに足る人であるならば、いいんだけど。まさか麻生氏が安倍と距離をとってるように見えるのは、この伏線…だったりして。

 野党もボロボロだしな。もう自民党を割った方がええんとちゃうやろか。

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ ※最近ランキング下降気味です!応援よろしお願いします

マンガで読む国防入門 (impress QuickBooks)