【N】「世界が日本に迫る消費税増税」報道の幻(岩本沙弓)
http://www.newsweekjapan.jp/iwamoto/2015/05/post.php
いつもなら、この手の記事はブロガーの専売特許みたいなものなんだけど。こーゆーのが平気で雑誌とはいえ記事になるとは、いい時代になったものだ。
内容的にはものすごい常識的な話なんだけど。きちんと一次資料を見て、裏とって整理されている良記事である。
ただ、結構長い記事なので要約してみようと思う。
どうだろう。
ちなみに拙ブログでは、大衆課税については小泉総理の時代から反対をしている。
【拙】消費税って不公平な税金か?
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/02e20d3e9642422a3df4149acf5de5c3
このエントリを投下した頃はもう、麻生総理晩年の時代だけど…。
この頃のコメント欄を見ればわかるように(俺も久しぶりに読み返した)、消費税増税は駆け込み需要とかの経済効果があるとか、今ならより理解しやすいと思うけど、すっごい的外れな事を主張されている人もいる。信じられないかもしれないけど、当時、俺みたいな消費税増税反対派の方がネットではマイノリティだった。
俺の消費税増税に対するスタンスは、この頃から些かもブレてない。
上記岩本氏の記事の内容も、俺の知ってる常識の範囲内の話である。
しかし、やはり俺みたいな零細ブロガーの記事なんぞより、インパクトが違うなぁと思うのだ。特に、「消費税5%の時代に、既に欧州並の「国税収入の2割」を達成していた」あたりのくだりは凄い。
本文を引用してみよう。
たかが消費税3%アップで、これだけ景気が悪くなるわけだよ。すんごい説得力やん。
後、日本の消費税3~5%の時、日本のシンプルな消費税が国際的に評価されていた事も、ものすごく腑に落ちた記事だった。
欧州の消費税は20%程度なわけだけど、それでも国税収入は日本の消費税5%と変わらなかったわけだよ。税率低そうに見えて効率的徴収力。そりゃー評価されるわ。
思いを新たにしたわ。
ウチのブログではもう何回主張したかわからんけど。
消費税増税こそ、最悪の政策だよ。
無論、売国政策を除いて…の話だけどな。
もう遅いんだけど、消費税10%はやっちゃいけない事だった。
で、軽減税率で自分らだけ増税効果を免れようと卑怯な画策を続ける、消費税増税を煽りまくる日本のメディアの病理はもう、酷いとしか言いようがないわ。
かくなる上は、欧州にならって軽減税率を導入し、景気悪化を防がねばならないのだけど…。
まあ、無理なんだろうな…。消費税増税を決めたのは民主党政権の野田だったわけだけど、誰がなってても、当時は多分財務省の言いなりにならざるを得なかっただろうってのは…。
野田が、消費税増税と共に進めようとしてた、歳入庁計画とかは、「財務省の傀儡内閣」と呼ばれた野田政権の、せめてもの反抗だったのだろうな。
【関連エントリ】【拙】消費税は悪
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/feb8c98da06e0cf16f73330c21e4cb27
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http://www.newsweekjapan.jp/iwamoto/2015/05/post.php
いつもなら、この手の記事はブロガーの専売特許みたいなものなんだけど。こーゆーのが平気で雑誌とはいえ記事になるとは、いい時代になったものだ。
内容的にはものすごい常識的な話なんだけど。きちんと一次資料を見て、裏とって整理されている良記事である。
ただ、結構長い記事なので要約してみようと思う。
・2年毎に取りまとめられるOECD対日経済報告書が発表され、日本でも記事になった。
・日本メディアは報告のうち、いつものように消費税に前向きな部分のみピックアップ。しかし今回は「20%まで上げよ」「15%まで」と、各紙で数字がばらばら。なぜ?
・通常、内政干渉にあたるのでどんな団体も他国の税率等には言及しない。当然同報告書でも言及はしていない。
・一次資料でOECDのグリア事務総長の発表内容を確認してみよう。
①今後も財源確保の為、様々な税率の引き上げは必要となるであろう。
②消費税に関する項目のタイトルは「日本は更なる消費税の引き上げが必要、ただし税率は1つに保つべき」
※つまり軽減税率はやめとけ
・軽減税率導入状態の欧州の消費税は、国税収入のうち20~30%にあたる。日本の消費税は5%の時、既に20%に達している。
税率が低くても負担が大きい
・日本メディアは報告のうち、いつものように消費税に前向きな部分のみピックアップ。しかし今回は「20%まで上げよ」「15%まで」と、各紙で数字がばらばら。なぜ?
・通常、内政干渉にあたるのでどんな団体も他国の税率等には言及しない。当然同報告書でも言及はしていない。
・一次資料でOECDのグリア事務総長の発表内容を確認してみよう。
①今後も財源確保の為、様々な税率の引き上げは必要となるであろう。
②消費税に関する項目のタイトルは「日本は更なる消費税の引き上げが必要、ただし税率は1つに保つべき」
※つまり軽減税率はやめとけ
・軽減税率導入状態の欧州の消費税は、国税収入のうち20~30%にあたる。日本の消費税は5%の時、既に20%に達している。
税率が低くても負担が大きい
どうだろう。
ちなみに拙ブログでは、大衆課税については小泉総理の時代から反対をしている。
【拙】消費税って不公平な税金か?
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/02e20d3e9642422a3df4149acf5de5c3
このエントリを投下した頃はもう、麻生総理晩年の時代だけど…。
この頃のコメント欄を見ればわかるように(俺も久しぶりに読み返した)、消費税増税は駆け込み需要とかの経済効果があるとか、今ならより理解しやすいと思うけど、すっごい的外れな事を主張されている人もいる。信じられないかもしれないけど、当時、俺みたいな消費税増税反対派の方がネットではマイノリティだった。
俺の消費税増税に対するスタンスは、この頃から些かもブレてない。
上記岩本氏の記事の内容も、俺の知ってる常識の範囲内の話である。
しかし、やはり俺みたいな零細ブロガーの記事なんぞより、インパクトが違うなぁと思うのだ。特に、「消費税5%の時代に、既に欧州並の「国税収入の2割」を達成していた」あたりのくだりは凄い。
本文を引用してみよう。
話をわかりやすくするために、敢えて単純な比較をしますが、欧州各国の国税収入に占める付加価値税収の割合は、非常に大まかに20%~30%といったところです。対して日本は消費税5%時代(うち4%が国税)ですでに国税収入に占める消費税収の割合は約20%となっていました。欧州の付加価値税率に比べて格段に低い日本の消費税率でも、これだけ徴税力が高いのは軽減税率がないため。報告書の言葉を借りれば単一税率は「税収を捻出するのに有効」となるわけです。払う側からすれば、低い税率であっても負担が非常に大きいということでもあります。
たかが消費税3%アップで、これだけ景気が悪くなるわけだよ。すんごい説得力やん。
後、日本の消費税3~5%の時、日本のシンプルな消費税が国際的に評価されていた事も、ものすごく腑に落ちた記事だった。
欧州の消費税は20%程度なわけだけど、それでも国税収入は日本の消費税5%と変わらなかったわけだよ。税率低そうに見えて効率的徴収力。そりゃー評価されるわ。
思いを新たにしたわ。
ウチのブログではもう何回主張したかわからんけど。
消費税増税こそ、最悪の政策だよ。
無論、売国政策を除いて…の話だけどな。
もう遅いんだけど、消費税10%はやっちゃいけない事だった。
で、軽減税率で自分らだけ増税効果を免れようと卑怯な画策を続ける、消費税増税を煽りまくる日本のメディアの病理はもう、酷いとしか言いようがないわ。
かくなる上は、欧州にならって軽減税率を導入し、景気悪化を防がねばならないのだけど…。
まあ、無理なんだろうな…。消費税増税を決めたのは民主党政権の野田だったわけだけど、誰がなってても、当時は多分財務省の言いなりにならざるを得なかっただろうってのは…。
野田が、消費税増税と共に進めようとしてた、歳入庁計画とかは、「財務省の傀儡内閣」と呼ばれた野田政権の、せめてもの反抗だったのだろうな。
【関連エントリ】【拙】消費税は悪
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/feb8c98da06e0cf16f73330c21e4cb27
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