【BLOGOS】「右」と「左」はなぜ分かり合えないのか?
http://blogos.com/article/168201/
なかなか面白いテーマの記事を見つけた。
とりあえず。上のエントリのテーマの結論に繋がる部分を、まあ引用してみようか。
要するに、イデオロギー対立は当たり前のように存在し、見方によって善悪が異なるのであれば、分かりあうのは不可能であるという話である。
うん。話としてはよくわかる。100点満点。まるっきり間違ってはおるまい。
でも、俺はこの著者が、「日本の特殊な政治事情」をあえて無視しているように思うのである。それは、この記事の冒頭近くにも現れている。なんせ、この記事のタグは「民進党」なのである。
つまり、本来、左側を民進党、右側を自民党と想定して書くべき話なのである。
すると、この記事は途端におかしなものに成り果ててしまう。
仮に、この記事を英文にし、日本の政治事情を知らない海外の政治学者に読ませると、「うん。まあ普通に常識だよね」で済んじゃうと思う。
なんか、そういうところが俺はちょっと、この記事の嫌なところではないかと思う。
日本の左翼はおかしい。
普通は、右は保守勢力で、左は革新勢力なのだ。保守は既存の価値観を守ろうとするもので、革新は既存のものよりも適切なものへの置き換えを望むものだ。
しかし、置き換え不能なものが存在していると思う。それは、国体そのもの。
日本の左翼は、日本の国体そのものを置き換えようとするかの如くなのだ。
過去の悪しきものを、より適切なものへと置き換えるという考え方で言えば、例えば憲法9条の改正なんてものは、完全に左翼側の主張なのだが…。
これが、現在の日本では、右派勢力の主張であり、おかしな事に既存の価値観を守ろうとしているのが、左翼なのだ。まるであべこべ。
これが、どういう事なのかと言うと、現状がまだまだ左翼のパラダイスだという事を意味していると、俺は思うのである。
つまり、現状は左翼側の革新が成った世界なんだな。しかも、日本の国体維持すらも危うくする程の売国奴左翼の革新が完了した世界。
だから、この左翼パラダイスを守る為、左翼は既存の価値観を守ろうとし、右派は革新状況の後退を望んでいる。
この、特殊な状況を加味しない限り、真っ当なウヨサヨ論議はできないと思う。
現在の、左翼側勢力…野党側だけど、これの衰退は当たり前であろう。別に、日本国民が、この革新派パラダイスの異常さに気がついたとか、気がつき始めたとか、そーゆー保守側が喜びそうな事を言いたいわけではなく。異様な革新派に現実的能力がない事が明白になってしまったからなんだよ。単に日本の国体を破壊しようと思っていた連中に、日本の舵取りなんて、できるわけがなかったんだよ。それが、鳩山とか菅直人の民主党政権だった。
で。
そこを理解した上で、日本のウヨとサヨがなぜ分かりあえないかを解説すると。
中韓を味方とし、西側勢力を敵とするか、西側勢力を味方とし、中韓を敵とするかがイデオロギー対立だからだよ。これで分かり合えるわけないもの。
そこで、俺のスタンスなんだけど。どっちも気に入らんが、あえて言うなら西側勢力の方がマシであり、中韓の日本に対する罵詈雑言を無視して、西側勢力に敵対しようとするサヨ側がキチガイにしか見えないと思っているのである。
な?冒頭紹介したエントリと、完全にかけ離れた結果になるやろ?これこそが、「日本の特殊事情を踏まえたウヨサヨ議論」の結論であろう。
ちなみに。俺は冒頭エントリの引用箇所について、デモを取り締まるべきではないと思うもの(つまり俺は革新派)。アレは普通に言論の自由の行使である。ただ、マイノリティ保護により、その後どれほどのデメリットがあるのかを国民にデモで伝えた上、それでもなお説得力ある主張をデモで展開してほしいものだとは、思っているけどな。
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なかなか面白いテーマの記事を見つけた。
とりあえず。上のエントリのテーマの結論に繋がる部分を、まあ引用してみようか。
たとえば、ジョシュア・グリーンという、哲学者であり、心理学者でもある著名な研究者による『モラル・トライブズ』(竹田円訳、岩波書店、2015年)という本がある。これは、功利主義を擁護する立場から書かれたもので、この主張自体も大変興味深いものがあるが、ここでは興味深いエピソードをこの本から引用しよう。
あるデモ行進を何人かの人に見せてその感想を聞く。そのデモは、マイノリティの保護を訴えるものであり、当然、共和党支持者の人はこのデモを「やりすぎ」「迷惑」「言論の自由の幅を超えている」と見なした。民主党支持者においてはその逆であり、「言論の自由の行使」だという肯定的な見解を示したそうである。
結局のところ、人々は自分のイデオロギーと合致するものを肯定的に捉え、そうでないものは否定的に捉える。これは当たり前のように聞こえるが、深刻な事実でもある。
あるデモ行進を何人かの人に見せてその感想を聞く。そのデモは、マイノリティの保護を訴えるものであり、当然、共和党支持者の人はこのデモを「やりすぎ」「迷惑」「言論の自由の幅を超えている」と見なした。民主党支持者においてはその逆であり、「言論の自由の行使」だという肯定的な見解を示したそうである。
結局のところ、人々は自分のイデオロギーと合致するものを肯定的に捉え、そうでないものは否定的に捉える。これは当たり前のように聞こえるが、深刻な事実でもある。
要するに、イデオロギー対立は当たり前のように存在し、見方によって善悪が異なるのであれば、分かりあうのは不可能であるという話である。
うん。話としてはよくわかる。100点満点。まるっきり間違ってはおるまい。
でも、俺はこの著者が、「日本の特殊な政治事情」をあえて無視しているように思うのである。それは、この記事の冒頭近くにも現れている。なんせ、この記事のタグは「民進党」なのである。
つまり、本来、左側を民進党、右側を自民党と想定して書くべき話なのである。
すると、この記事は途端におかしなものに成り果ててしまう。
仮に、この記事を英文にし、日本の政治事情を知らない海外の政治学者に読ませると、「うん。まあ普通に常識だよね」で済んじゃうと思う。
なんか、そういうところが俺はちょっと、この記事の嫌なところではないかと思う。
日本の左翼はおかしい。
普通は、右は保守勢力で、左は革新勢力なのだ。保守は既存の価値観を守ろうとするもので、革新は既存のものよりも適切なものへの置き換えを望むものだ。
しかし、置き換え不能なものが存在していると思う。それは、国体そのもの。
日本の左翼は、日本の国体そのものを置き換えようとするかの如くなのだ。
過去の悪しきものを、より適切なものへと置き換えるという考え方で言えば、例えば憲法9条の改正なんてものは、完全に左翼側の主張なのだが…。
これが、現在の日本では、右派勢力の主張であり、おかしな事に既存の価値観を守ろうとしているのが、左翼なのだ。まるであべこべ。
これが、どういう事なのかと言うと、現状がまだまだ左翼のパラダイスだという事を意味していると、俺は思うのである。
つまり、現状は左翼側の革新が成った世界なんだな。しかも、日本の国体維持すらも危うくする程の売国奴左翼の革新が完了した世界。
だから、この左翼パラダイスを守る為、左翼は既存の価値観を守ろうとし、右派は革新状況の後退を望んでいる。
この、特殊な状況を加味しない限り、真っ当なウヨサヨ論議はできないと思う。
現在の、左翼側勢力…野党側だけど、これの衰退は当たり前であろう。別に、日本国民が、この革新派パラダイスの異常さに気がついたとか、気がつき始めたとか、そーゆー保守側が喜びそうな事を言いたいわけではなく。異様な革新派に現実的能力がない事が明白になってしまったからなんだよ。単に日本の国体を破壊しようと思っていた連中に、日本の舵取りなんて、できるわけがなかったんだよ。それが、鳩山とか菅直人の民主党政権だった。
で。
そこを理解した上で、日本のウヨとサヨがなぜ分かりあえないかを解説すると。
中韓を味方とし、西側勢力を敵とするか、西側勢力を味方とし、中韓を敵とするかがイデオロギー対立だからだよ。これで分かり合えるわけないもの。
そこで、俺のスタンスなんだけど。どっちも気に入らんが、あえて言うなら西側勢力の方がマシであり、中韓の日本に対する罵詈雑言を無視して、西側勢力に敵対しようとするサヨ側がキチガイにしか見えないと思っているのである。
な?冒頭紹介したエントリと、完全にかけ離れた結果になるやろ?これこそが、「日本の特殊事情を踏まえたウヨサヨ議論」の結論であろう。
ちなみに。俺は冒頭エントリの引用箇所について、デモを取り締まるべきではないと思うもの(つまり俺は革新派)。アレは普通に言論の自由の行使である。ただ、マイノリティ保護により、その後どれほどのデメリットがあるのかを国民にデモで伝えた上、それでもなお説得力ある主張をデモで展開してほしいものだとは、思っているけどな。
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