あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

相撲協会と日本型リベラルへ嫌悪感

2018年04月06日 00時20分18秒 | 国内の事件
 最近、相撲関連が上手くない。

 いろいろと、アラが丸出しであろう。その中で、特に拙かったのが、先日のコレだ。

【ロケットニュース】相撲炎上】救命女性に向かって「土俵から降りて」問題、アナウンスについて日本相撲協会が謝罪
https://rocketnews24.com/2018/04/05/1041571/

 なんというか、「やっちまったなぁ」というのが、正直なところ。
 今、マスコミは反日機運の真っ只中である。日本にとって大きな力となっている部分を、叩きたくて叩きたくて叩きたくて仕方がない。
 そんな、「スキを見せたら殺られる」という状況で、まるで狙っていたかのように、土俵上で緊急事態が発生である。

 …ものすごく不謹慎な事を言っている自覚はある。

 しかし、なら、日本型リベラルな連中に聞いてみたいところだが、これを「機」と見て、日本を貶めようという気持ちにはならなかっただろうか。

 俺は、もちろん昨今のワキが甘い上に様々に黒い相撲協会にも眉をひそめてはいたが、これを機として「獲ったり鬼の首」みたいな事を言い出す日本型リベラル発、「抱き合わせ・これだから日本はダメなのだ理論」が出てくる事を、半ば確信してネットを眺めていた。

 それで、さっき目に入ったのが、この記事だった。小林よしのりである。

【小林よしのり】女人禁制は伝統ではない
http://lite.blogos.com/article/288452/

 昨今のキチガイじみた彼の発言集とは異なり、久々に、小林よしのりの理性的・論理的な批判を読んだ気がしたのだけど。
 小林よしのりは小林よしのりであった。最後の一文を言うための、相撲批判だったのではないかと思う。

男尊女卑の感覚自体が、実は文明開化なのである。
これによく似ているのが女性宮家の排除とか、大嘗祭の女性皇族の排除とか、女性天皇の拒否(※筆者注:これは嘘)とか、天皇は男系継承しかダメという、皇室に関する男尊女卑思想である。
相撲とまったく同様に、明治の文明開化と、神道・仏教の女性蔑視思想がドッキングして伝統だと勘違いされたものに過ぎない。

 天皇の男系血統は違うだろう。あれこそは、世界でも類を見ない本当の伝統。
 皇国史観については、確かに明治以降に強化はされたのかもしれないが、それまでに天皇に伝統がなかったわけがない。これは明確にミスリードだ。

 勿論男尊女卑ではあろうが、勘違いされた伝統ではない。こーゆー、抱き合わせ批判こそ、俺が最も嫌いで卑怯なやり方だ。

 ここぞとばかりに、「溺れる犬を棒で叩きまくる人々」

 しかも、小林よしのりは、記事前半ではかなりマトモな意見をしている。はっきり言って、一番タチが悪いやり方であろう。大嫌いな池上彰と同じやり方だ。「なんや。小林よしのりが珍しくマトモやんけ」と納得させると同時に、文章にするっと目立たないように、嘘を混ぜる。
 すると、その「嘘」までも信憑性が増すのである。

【神戸新聞】「土俵上であいさつしたい」女性市長の要望、主催者側断る
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201804/0011136625.shtml

 これもそうだ。

【NHK】女性が土俵 海外メディアも大きく伝える
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180405/k10011392311000.html

 これもだ。俺は、日常生活上で「溺れる犬は棒で叩け」の韓国の諺の使い所に困らない人々が嫌いである。
 相撲協会の自業自得が引き起こしたこの惨状を見て、同協会へと苛立ちを覚えると同時に、ここぞとばかりに尻馬に乗る日本型リベラル共にまた、同協会を二重にも三重にも上回る嫌悪感を覚えるのである。

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