あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

転進せよ古賀誠

2008年12月16日 22時43分35秒 | 政治(麻生政権)
 超有名な売国奴の一人、古賀誠がこんな事を言った。

 「衆院比例代表の180議席をみすみす公明党に渡していいのか。小選挙区は自民、比例も自民だ。自民党の政策で戦わないと弱体化する」

 【財経新聞】自民・古賀氏「比例は公明」見直し示唆

 テレビでも、同じような発言をしていた。
 正直、彼の主義身上からすれば、信じられない発言である。これが筆頭有力売国奴の発言だろうか。(既にヤマタクとか加藤あたりは有力ではない)

 彼は、いつも土壇場で大勢側につく。郵政民営化の時もそうだった。それこそ恥も外聞もない。
 この恥も外聞もない転身ができるからこそ、彼は現在の地位を維持していると言っても、俺は過言ではないと思っている。

 そんな彼が、今のこの状態で、この発言をした…。

 俺は、この発言を彼の「観測気球」だと見る。

 世論の反応を見ているのだ。
 国籍法改正では、FAXが万単位の枚数で届いた。

 朝日新聞や毎日新聞が売上を落とす中、産経新聞や日経新聞が売上を伸ばしている。(日経は、昨今の金融情勢から売上はそりゃ伸びるだろ)

 フリーチベットの運動が全世界規模で行われた。



 彼は、「ネット世論」をとうとう「侮れない」と、あるいは「無視はできない」と思ったのかもしれない。
 だからこそ、俺は言ってやろう。

 「グッジョブ」

 今回は、古賀氏を支持したい。
 例え、彼が日本遺族会のトップでありながら分祀論支持者であろうとも、日韓トンネル研究会顧問であろうとも、その数々の卑怯くさい言動で大嫌いでも。正しい事を言ったら評価すべきだと思う。
 ただなあ…。このコウモリ野郎はこの変わり身の早さで生き残っているわけで。こいつは延命すべきではないとは思うんだけどなぁ。いくら土俵際でいい事を言っても、結局、いつ売国活動を再開するかわからん、信用ゼロの男だし。


 でも、彼の政界内での発言力は大きい。
 大きいからこそ、彼が「観測気球」をあげたのならば、

「その方向性は正しいぜ!!」

 と、声を大にして言ってやらねばならないのではないだろうかと思っている。
 その発言力を持って、公明党斬りを皮切りに、迷走する自民党内の政治家連中に、きっちり道筋をつけてやってくれや。アンタ、骨の髄まで自民党なんだろ?このままだと、確実に下野するぞ。





選挙の裏側ってこんなに面白いんだ!スペシャル
三浦 博史

日韓スワップ協定

2008年12月15日 23時01分00秒 | Weblog
 日本銀行と韓国銀行が、先週末、さんざんネットユーザー間で話題になった日韓スワップ取極の結論を大本営発表していた。

 【日銀】日韓スワップ取極の引出限度額の一時的増額について

 「日本ネチズンが韓国を助けるなと騒がしい」とか、「日本は心が狭い、ケチだ」と、さんざん韓国のマスコミが文句を言ったからなのか、日本政府は韓国を救う方向で、動き出した。

 確かに。米韓スワップ締結で、韓国は延命した。
 日韓スワップ拡大でも、韓国の延命に貢献している。

 でもこれはねぇ。面白くて仕方ないな。なんて日銀は狡猾なんだろう。
 原文を引用する。非常に解りやすい内容だった。

『日本銀行は、韓国銀行との間での円-ウォン貨のスワップ取極の引出限度額を、30億米ドル相当の円またはウォンから200億米ドル相当の円またはウォンに増額することについて、韓国銀行と合意した。この増額は、2009年4月末までの時限措置とする。 本スワップ取極は、国際収支危機といった状況にはない中での短期流動性供給を想定したもので、両国の中央銀行が、東アジアの金融為替市場の安定を図ることを目的として、2005年5月に締結したものである。(後略)』

 通貨スワップなので、やってる事は、

・200億ドル相当のウォン・円を日韓両国で交換する。
・交換時のレートで、2009年4月に再度交換する。

 である。つまり、来年4月までに、韓国は交換時の円の額で返却する必要があるわけで。ウォンが下げ止まるどころか、高騰しないと、為替差損分を補填しなければならないという、悲しい結果に。
 今の世界情勢的に、ウォンが高騰するのって、有り得ないし。

 んで、当然そうならないように韓国はウォン防衛の為に、円を売ってドルを入手するわけで。
 これって、円売り介入…。つまり円安介入だよね?
 世界的には、ドル防衛の為、現・最強通貨である円での介入って、日本が直接するのはなかなか難しい。(GM放置の影響でドル下落となったら買い支えに出るかもしれないが)世界的にドルが枯渇しているのに、そんな事をしたら非難されるだろう。

 韓国は、しこしこと円安の為に為替介入をしてくれて。
 なんせ現在絶賛崩壊中、ウォンが高騰する要素はまったくなく、2009年4月になれば、交換時と同額の金を、円で返済してくれるわけだ。超・短期返済。

 怖い。怖すぎるぞ日銀!
 自らの手を汚さずに円安介入を行い、韓国内に逃げ遅れた日本企業の救済も同時に行う。
 2009年4月は、米韓スワップの期限でもあるんだが…。4月に円とドル、耳をそろえて返せるのか?!たとえ返せても、これはとんでもないウォン安圧力になるんではなかろうか。


 と、言う訳で、既に致命傷なのに気がついていない、いや気がつきたくない・死にたくない韓国。来年3月までに、日米から「経済を復興させるように」という、できもしない宿題を押し付けられてしまったのである。

 ここで日米の通貨スワップを利用し、超短期で経済復興できるのであれば、これこそ本当に、「漢江の奇跡」みたいなエセではなく、本物の奇跡だと思う。

 そんな韓国に、とても素晴らしい言葉を贈りたいと思う。



 …奇跡って、起きないから奇跡って言うんですよね。


P.S.
 ちなみに、上記記述は「韓国が踏み倒さない」事を前提としている。
 まあ、踏み倒せば「韓国終了」なんだが…。前科もあるしなぁ。

 今、一番嫌な想像は、2009年4月に借金の返済期間延長に同意する事。ありそうなんだけど、できるんかな…?為替取引のロールオーバーとはちょっと違うような気がするしなぁ。つまり、再度通貨スワップしてドルや円を入手し、前回のスワップの返済に充てるという策である。

 単なる自転車操業的延命に過ぎないんだけど、今までアメリカがそうだった。
 米の国民性は、「自分と自分の子供達が、一生借金を続けきれば、それは借金ではない」という考え方なのだ。つまり、延命しようと思えば、いくらでもできる。
 それって、富を食いつぶすだけの存在だと思うんだけどなぁ。
 もし4月、韓国が返済できず、かつ生き残ったりしたら真剣に日本の国益を損なっているように思う。


怒りのソウル―日本以上の「格差社会」を生きる韓国
雨宮 処凛

日曜日は息子絵日記30

2008年12月14日 16時35分33秒 | 息子絵日記
 今回で、『息子絵日記』は30回を迎えた。

 日常生活は忙しい。まあどんな業種だろうとも、サラリーマンは忙しいものだ。ウチは共働きだし、家事もかなり嫁と対等にやっている。なかなかまともに、時間をとるのは難しいのだが、そんな中、もう本当にやむにやまれぬ事情の1回の休載を除き、連載30回を迎えたのは、我ながら褒めてやりたいと思う。

 まあ。んなことどうでもいいや。

 嫁が現在産休中である。第2子の誕生は目前。現在臨月である。ちなみに、臨月とは「臨む月」という意味であり、「臨む」とは、「目前に面する」という意味だ。

 実は、嫁には心臓疾患があり、体調が思わしくない。
 最近、よしとを寝かしつける役割は、嫁が担っている。ここ最近の傾向だ。俺が年末、仕事に追われて、息子の活動時間内に帰って来れないという事もある。

 嫁の体調不良からくる不安やいらだち、帰りが遅い俺。よしとにもきっと、ストレスを与えている事だろうと思う。最近、ちょっとよしとの情緒が不安定になっているような気がする。

 寝て、起きた時、傍に嫁がいないと判ると、最近泣く。

「かあちゃん。どこー?」


 嗚呼。もうすぐ出産か。
 少なくとも、1週間ぐらい、かあちゃんは入院する。
 ちょっと前まで、俺がよしとを寝かしてたから、それほど気にもしてなかったが…。
 おそらく、現環境下でのストレスも要因しているであろう、よしとの「赤ちゃん返り」というか、「かあちゃん子化」…。

 俺、大丈夫なんだろうか。
 嫁が破水する時、よしとはどこにいるんだろう。俺が仕事中の可能性は高い。保育園ならまだいい。

 俺の両親は、嫁が仕事をするのを結婚当時から反対しており、今までただの1度も、子育てで困った時に手を差し伸べてくれた事はない。
 義父母は雪多き田舎に閉じ込められている…。

 まあ、なんとかなるんだろうけどな。


 第2子が生まれたら、この「息子絵日記」シリーズは一旦終了する。


 タイトル変えて、リニューアルの予定だが…。そんなわけで、続けられるかわかんない。

ボールペンのインクが出ないっ…!!

2008年12月13日 23時08分25秒 | 日常ネタ
 メモを取ってて、ボールペンのインクが途切れ途切れになる事を、経験した事がないだろうか。

 あれがなぁ。もの凄~く、うっとおしくってな。
 ふと、思いついて、解決策をぐぐって聞いてみたのだ。

 なんでも、遠心力を使ってペン先にインクを集中させてやれば、復活するとの事。ほえー。そんなん知らんかったわ。

 で、その具体的な方法だが、自転車のスポークにくくりつけて走ればよいという話が出ていた。
 おお。そういえばウチの会社には折り畳み自転車があるではないか!
 ついたての向こう側に、長年放置された、空気が完全に抜け切った折り畳み自転車を思い出した。

 俺は、おもむろに…セロハンテープと、出が悪いボールペンを持って立ち上がり…。

 スポークにセロハンテープでボールペンを貼り付けて…。

 後輪をそこらのダンボールで浮かせて、ペダルを手で勢いよく回し始めた!

 ぐいんぐいんぐいーーーん

 で、途中でちょっぴりセロハンテープが取れちゃったらしく。

 はい。後はみなさんご想像の通り。

 がががががばばばばばきゃっ!!!

仕事仲間「あきよしさん!どうしたんですかっ!」

 す、すみませんすみませんすみません。なんでもないんですハハハ…。

 ボールペン復活法はこれ以上試せなくなってしまった。
 とりあえず、出が悪かったボールペンは1本ではないので、別のやつを手でぶんぶん振って試してみたんだが…。うーん。治ったのかなこれ。まだ出が悪いような気がするんだが。

 …考えて見れば、なにもボールペンを丸ごと貼り付ける必要なんてなくて。
 替え芯?っていうのか?替えインク?の部分だけを貼り付ければ、ここまで大惨事にならなかったのに。


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現在の日本の景気

2008年12月12日 22時54分24秒 | 日常ネタ
 先日、役持ちの社員が全員集まって、くだらない会議があった。
 それで、唯一面白かったのが、クソ長い社長の話だ。

 いや。冗談でもなんでもなく。
 社長や営業という人種の話と、経済状況は直結している。IT業界というのは、仕事を持っている人は忙しいので、「仕事がない」というのを、なかなか実感しにくい。社長は営業頭みたいなもんだから、俺みたいなブログ書きにとってはなかなか参考になる事を言ってくれるのだ。

 それに、社長はここ数年ですっかり特亜嫌いになった。(中国企業オフシェアや雇った中韓人にさんざん裏切られた結果)俺が唯一尊敬に値すると思っている上司も、俺との賞与査定の面談の時、ワロス曲線を話題にする等、ウチの会社はなかなかいい方向に動いていると、俺は思っている。

 この不況も、人材確保のチャンスとして捉えているようだし、ああ。まだまだ大丈夫そうだなぁ。とか思っていたりする。

 まあ、枕詞はこれぐらいにしておいて。

 社長と、営業トップの口から漏れた日本経済の空気はなかなかシビアだった。

 仕事量、4割減。ちなみに近畿圏である。

 外国人・老人・新人・準新人あたりは、既にほとんど仕事がないとの事。
 また、秘密保持、個人情報保護法がらみのコンプライアンス関連が、弱者…孫受け、曾孫受けの業者を強烈に締め付けている…との事だった。


 つまり、昔は巨大なプロジェクトがあったら、中規模のサブプロジェクトに分割して、俺ら中小企業に投げてくれてたんだが、情報が外に持ち出せなくなってしまった。
 中小企業の社員は、派遣という形で大企業に出向するしか道がなくなってしまったんだな。

 するとどうなるかと言うと、仕事を持ち帰って、新人教育の教材代わりに使ったりとか、そういう人材育成面で相当な支障が発生しており…。なおかつ大企業はこの不況で、新人を爪弾きにしているのだ。

 ウチの業界は、今後黒字倒産続発も有り得るとの事だった。

 いやあ。なかなか興味深い話だった。今回の金融危機を、リーマンの破綻から説明する辺りも、なかなか勉強している。いち早く内定取消の社会問題化を予測していた事といい、流石に現実の感覚がわかっている。

 社長は、アメリカが上向かないと、日本も上向かないと思っている。
 うむ。その点はまったく同感だ。社長は、4月以降、景気が底打ちすると考えているようだが…。どうだろう。

 ま、なんにせよウチは余裕しゃくしゃくっぽいな。
 仕事量4割減についても、「まだ6割もある」とか言い出す始末だし、ウチの会社の規模を考えると驚異的なんだが、無借金経営だしな。
 外資の銀行が撤退してからは、担保がなければまったく金を貸してくれず、担保があっても異常にシブチンのメガバンク系がハバを効かせてからは、中小企業はムチャクチャ苦しい。

 内需確保か…。公共事業ばしばしやれば、景気は回復すんのか…?と言えば、それは特定業種に限られてるからなぁ。IT業界しばらく寒そうだ。
 昨年、会社説明会とかした時は、

「ITドカタなんてキツいから嫌だ。もっと先端技術方面に行きたい」

 とか、学生はナマイキな事を抜かしてたが…。来年の新人のレベルは高そうな予感。



GMは本当に終了するのか

2008年12月11日 21時55分22秒 | 国際
 そういえば。ビッグ3…というか、GMについてはよくわかんないな。
 どっちが本当なんだ?

 様々な情報を見て、だいたい以下の視点が真っ二つ。


 GMにこの苦境を乗り切るだけの企業資産…技術があるかないか。である。


 「ある」とする方の意見としては、GMは、古くからの従業員に対する福利厚生や年金といった、所謂「レガシーコスト」が問題なのであって、それがなければ十分に技術力があるとする意見。
 技術研究も、日本のトヨタですら、足元にも及ばないだけの投資をしていたし、今回完全救済されたり、事実上の国営化にされたりしたら、まだまだ強い。
 自動車産業は、アメリカの国策事業だから、一気に充電スタンド等のインフラを整えたりとかで、日本やドイツメーカーを出し抜き、各国より一歩先んじるという話。

 一方、「ない」とする意見としては、アメリカ受けするSUV(ジープとかの大型・悪路用の車)ばかり作っていたので、時代の潮流に完全に置き去りにされていたというもの。
 小型化は日本の専売特許みたいなものだし、ハイブリッドカーの技術も、はっきり言って現在日本にしかない。今や、エンジンの重低音が人気のポルシェですらハイブリッドの研究をしており、次世代自動車は確実に「環境技術」。この点をアメリカは相当蔑ろにしていたという話だ。


 ちなみに、俺どっちもワリと真実を突いていると思う。

 日本にいると、なかなか実感できないかもしれないが、むしろ舗装されていない道路の方が多いという観点が、後者の「環境技術万歳!」論には欠けていると思う。実際この間、トヨタがSUVのフルモデルチェンジを何年かぶりに実施したところ、海外では飛ぶように売れ、大好評だったそうだ。需要は絶対に多い。

 だから、俺はGMが生き残る術はあると思っている。

 しかし、このダラダラとしたビッグ3の死ぬ死ぬ詐欺じみた現在の状態が、後者の意見にも力を与え、さらに「潰れるかもしれん」という思惑からユーザーサポートの面での不安もあり、いわば「世論がビッグ3を潰すかもしれん」という、瀬戸際まで来てしまっているのだと思う。
 ビッグ3のCEO達の自家用ジェット出勤報道なんて、その醜いマスコミの扇動の最たるものだし。

 つまり、どちらに転ぶか誰にもわからん状態で、百家争鳴といったところなのだ。

 俺が過去、持っていた信条として、こういったものがある。

「50%以上の確率で間違っていない事柄があれば、口に出してみる事をオススメする。間違っていれば訂正すればいい。的中してれば尊敬されるぞ」

 確かに、拙速を尊ぶブログという媒体にあって、この信条は正しいように思えるんだけどなぁ。
 でも、俺、この件についてはビッグ3が本当に終了するかどうか、まだわからないのだ。

 断言している各種ブロガーさん達は凄いなぁ。あれだけ自信満々に断言して、外したらスルーなんだろうか。

 まあ、確かにブログの過去記事って、読んでる人は極端に少ないけどね。


トヨタがGMを越える日 ―なぜアメリカ自動車産業は没落したのか
ミシュリン・メイナード (著), 鬼澤 忍 (翻訳)

恐るべし。マスコミ

2008年12月10日 22時38分31秒 | 政治(麻生政権)
 つーか、「週間世界と日本」にしか載ってなかった麻生総理の記事を捕捉した2ちゃんねらーは凄すぎるだろ。
 まあ、その2ちゃんねらーのカキコを捕捉した「日本アンチキムチ団」も流石としか言い様がないわ。

 これは拡散せねばなるまい。俺も拡散するぜ!

 同誌(週間世界と日本)には、東京赤坂プリンスホテルでの、麻生氏の会談が載っており、麻生氏は以下のような発言をしたのだ。

『もう1点、考えてもらいたいことがある。それは広告税だ。広告費は無税であり経費で落ちる。交際費は100%課税されるが、広告費はゼロ。だが、両方とも営業行為にかわりはない。私は、広告費も交際費も、両方一律10%の課税が正しいと思っている。』

 麻生太郎氏の講演内容全文は、以下より。「経済デフレ対策について」
 http://naigai.cside6.com/kiji/tokyokouen/asou.t.htm

 広告税!
 ある時点から、何故か全部、マスコミが、産経新聞ですら麻生氏の敵に回ったと思ったら…。そういう事なのか。もしかして。

 さらに、二階堂ドットコム。

 読売新聞政治部は麻生総理を見放したぞ

 読売新聞関連の内部事情に強い二階堂氏のこの記事…。
 附合するように、時期が一致するのであった。

 この麻生氏の講演は8月。その直後に世論調査が始まり、ここ数日の

「結果発表!支持率急落じゃじゃーーん」

 …の運びとなったと考えれば…。
 そりゃむちゃくちゃきな臭い。もうぷんぷんだろう。

 世論調査っておかしいと思ったことはないだろうか。
 固定電話・平日オンリーで調査しているんだよ?
 まさに、「情報源テレビのみ」という人々狙い撃ち。あからさまに偏っているのだ。

 汚すぎる。卑怯なり。これを卑怯と言わずして、何を卑怯と言うのか。
 無論、マスコミ各社は偶然と言うだろう。偶然?もしかしたらそうかもしれないが…。

 信じろ?…って無理に決まっとるやろがっ!
 なんでかって?…自分の胸に手を当てて聞いてみろや!!


 なんもかも、この発言のせいだとは言わない。麻生総理を本心で叩いている人も数多くいるだろう。
 でもな、ちょっと不自然すぎると思わんか。

 俺は不自然だと思う。


日本とアメリカは経済的地続き

2008年12月09日 21時34分25秒 | 国際
 日本は、もう誰がなんと言おうと、アメリカ追従なんである。
 アメリカで起こった事は、その後日本にも波及する事がほぼ確定。

 ビッグ3が終わりそうなのに、日本の自動車メーカーは終わりそうにないけどね。それでもトヨタ株はかなり下がっているけど。
 そういった意味で、なんでもかんでも追従ではないんだが、経済面は、アメリカに依存している部分は大きい。アメリカ様は、日本の一大スポンサー様だと言ったら解りやすいだろうか。

 だから、アメリカで株が大暴落すれば、日本も一緒に大暴落する。
 で、そういう枕詞を踏まえた上で…、産経新聞の下記の記事を紹介する。

 米トリビューンが「チャプター11」申請…という記事だ。

 【産経】米メディア大手トリビューン、債務130億ドル 破産法適用申請

 これは驚き。確かに潰れるのではなかろうかという話は出ていたみたいだが…。ちなみに、日本人には馴染み深い、朝日新聞の提携紙であるインターナショナル・ヘラルド・トリビューンとは別物。シカゴ・トリビューンは、かなり共和党寄りの記事(つまり保守系)を世に送り出す、古い歴史を持つ新聞だ。一緒にされると失礼にあたってしまいそうだ。(どっちにだろうな?)

 報道によると、66億円の無担保の債務返却日が昨日だったそうだ。原因は、広告収入の大幅な減少。
 シカゴ・カブス等の野球関連の売却(931億円以上の売却益)で急場を凌ごうとしたらしいのだが、買い手が見つからなかった模様。万一売れたとしても、来年6月までに、計500億円近い債務返済がある。これはヤバい。ヤバすぎるだろ。


 さて。
 こうなると、気になるのがアメリカ追従の日本である。
 同じように、つい先日である2008年9月の中間決算において、朝日新聞は大幅赤字転落を余儀なくされている。あの天下の朝日新聞が!である。

 理由は、不況による証券の売却損とか、持分法という、連結財務諸表で、連結決算の対象外子会社の損失が…とまあ小難しい話は置いといて、要するに直接的な朝日新聞の落ち度ではないものが響いた。

 朝日ですらこの様子では、朝日・日経・読売の3社提携で梯子を外され、弱っていたところに毎日変態新聞祭り勃発、その後も無罪の人をテロリスト指定とかちまちまと醜態を晒し続けるという、さるかに合戦の猿みたいな状況だった毎日新聞は言うまでもなく…。


 共和党寄りだったシカゴ・トリビューン瀕死の報とは逆に、日本では、朝日・毎日と反日リベラル紙が瀕死である。

 毎日新聞は、傘下にある不動産が堅調なので大丈夫という見方もある。でもわからんぞ?今のトレンドは不況だし、不動産も微妙にリスキーだ。

(※現在日本の不動産は、そのリスクの低さからかなり注目を集めており、狙い目である可能性も否定しないが)

 シカゴ・トリビューンみたいに、朝日か毎日が飛んじゃったら、面白いのにな。つーか韓国といい、お前らしぶといねん。さっさとなくなってしまえよ。

ネット君臨 毎日新聞取材班

一時的にタイトルを変更

2008年12月09日 21時23分57秒 | その他
「あるウソつきのブログは、国籍法改正の抗議活動を悪質な一部の扇動と断言した安住淳さんを応援しています」


 タイトルを変更。しばらくウチは、このタイトルで行こうと思っています。

 我ながら素晴らしいタイトルです。
 
 蛇足ですが。
 ああ。なんというか久しぶりです。この「ですます調」。私の本来の文体は、こっちなんですよね。ブログ書くに当たって、「である・だ調」で統一しようとして、ちょっと無理をして書いています。
 「自分の怒りをぶつける場」としてブログ更新を始めたので、「ですます調」だと怒りを表すのに苦労するかなーとか思ってたんですが…。まあ今となってはちょっと変えられそうにありません。今回は、基本的に「独り言」ではなく、読者の方々に「タイトル変えますよ~」ってな周知なので、暫定的「ですます調」なのでした。

 以上。このエントリ以降、またいつもの「である・だ調」に戻ります。

身内をけなす文化

2008年12月08日 22時16分59秒 | 政治(麻生政権)
 下記、エントリでの話の続き。


 管理職者研修にいってきた
 http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/9c95a5462635c4ec892a7e76f567f06e

 日経の「ビジネスマナーのすべて」で、「国際人としてのマナー」の項目で登場した、「醜い日本人モデル」についてなんだが。

 その中で、激しく同意したい事項があった。
 それが、「酒の席で、自分の妻の悪口を言う日本人」である。いわゆる「謙譲の美徳」という奴で、自分や自分の身内をやたらと褒めるのは、自慢げに聞こえて鼻に付くというものだ。

 俺も確かに、これだけはホントに気に入らない。むしろ、本気で褒められてるのに、謙遜したりする奴を見ると、その方がなんだか嫌なんだが。
 「お前の嫁さん、できた人だなぁ」って言われたら、「そうだろう?」とニヤけて素直に喜ぶ奴の方が可愛い。「いやいや。ウチの嫁さんなんて…」とか言う奴は、俺はあまり好きではない。

 日本人は、身内に辛い。俺はそれを、確かに日本人の恥部ではないかと思っている。メリットよりもデメリットの方が大きかろう。

 その恥部を、拡大したがるのが、マスコミなんだと思う。
 昨今の世論調査で麻生首相の支持率がダダ下がりなのを見て、その思いは強まってしまった。

 【読売】麻生内閣支持率20.9% 有権者が首相の資質に失望したことが、支持率急落を招く大きな要因になった
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081207-OYT1T00561.htm

 恐るべし。マスコミ。

 まあ、安倍総理の時もそうだったが、意味不明な重箱の隅を突くが如き、言葉狩りの嵐。連日連夜、トップニュースでそれを続けて、とうとう凄い支持率低下を実現してしまった。
 今の麻生総理の支持率は、大半マスコミが作り上げた成果だ。今頃快哉を叫んでいるに違いない。

 【JNN】麻生内閣、"不支持75.2%"。「発言がダメ」9割も
 http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1228701545/

 もちろん、本物の失言も含まれている。あきらかに手落ちと思われるものや、連立相手の政党に迎合する部分も見受けられるが、麻生氏が発表している内容や、実現しようとしている政策で、支持できるものも多数ある。

 俺の耳には、彼の発言の大半が、非常に現実的なものばかりに聞こえるのは、気が狂っているからなのだろうか。まあ、「気が狂っているからだ」と断言する奴もおろうが。
 少なくとも、支持率21%と言う事は、積極的に支持しない人が約8割である。しかし、俺の耳には、日本人の8割もの人が支持しない人の発言には聞こえない。俺が圧倒的に少数派だと言うことになるんだが…。

 先日の田母神幕僚長の更迭の時も思った事だが、日本人は本当に身内に辛い。
 田母神論文が論文の域に達していない事はわかるし、言動があまり知的でないのも理解できるが、真っ正直な正論で彼を叩いている主な連中は、左派ではなく、右派なのである。「身内の恥だ」みたいな。

 同じ事が、麻生総理にも言えて、日本を代表する人は、日本人全体から叩かれるのである。
 なんで、守るべき身内を全身全霊全力で叩くのかな。俺は本気で理解できないんだけど。
 現時点で、麻生総理を叩く論調と、賞賛する論調と、当然両方出てるんだけど、その量は圧倒的に叩く論調が多いのである。

 叩ける部分を隠す必要はない。
 でも、もっと賞賛できる論調を表面に出す事はできないのか。


 その辺、ホント醜いと思うね。日本人は。
 みんな、本気で小沢一郎が麻生太郎より上だと思ってるの?俺には信じられない。キ○ガイには正常な人の判断の方が、異常だと感じるそうだが、そうだとしたら、俺は本当にキ○ガイかもしれないな。なんせ日本人の8割が同意する意見に同意できないってんだから。キ○ガイ以外何者でもないわ。


P.S.
 偶然、似たような趣旨…。麻生内閣の支持率低迷を憂うエントリを、「新世紀のビッグブラザーへ」がやってたので、トラバを送ってみる。
 かのブログの下記エントリの趣旨には、大変共感するものがあった。

 「メリークリスマス!麻生首相」祭り開催中
 http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/21288749.html


日曜日は息子絵日記29

2008年12月07日 20時50分10秒 | 息子絵日記
 いや…。絶対に、奴は意図して言っているとは思わないんだが…。
 悪い事をして、烈火の如く怒りを表明する嫁。その嫁に対して…。

よしと「いやっ母ちゃんやさしかったでしょう…?」


 そんな事を、なんとも言えない目で、訴えるようにつぶやくよしと…。
 くっ。なんて卑怯な奴なんだ。コイツは。

嫁「ごめんっ。ごめんよしと!母ちゃんが悪かった…。」

 よしとを抱きしめる嫁。
 これ以上「鬼」に徹する事ができなかったそうな。
 やさしいと思われているよしとの信頼を裏切りたくなかったんだって。

 つーか俺は容赦なく怒るけどな。
 「この卑怯者がぁ!」とか、心の中でつぶやきながら、余計怒るかもしれん。

ジジババの味方・公明党

2008年12月06日 22時26分50秒 | 政治(麻生政権)
 妻が産休に入った。心からお疲れ様と言いたい。もうすぐ第2子が誕生するのだ。

 今持ってる定期券は来年2月で切れるんだけど、これが切れる頃には子供が2人になっているのが、ちょっと信じられない。
 ちなみに、男の子で、名前は既に決まっている。命名は嫁だ。12月に生まれたら、「倖人」。1月に生まれたら「ハルト(漢字未定)」なんだそうだ。日曜日の息子絵日記は、息子が2人になったらタイトルを変更する予定だ。
 出産給付金は、1月に35万円から38万円に増額される。嫁は、頑張って耐えて、1月以降に産むそうだが…。果たして。

 で。
 なんで3万円増額になるかと言うと、「脳性マヒ」が発生した場合の保証と言う事で、出産費用が3万円アップするからなのだそうだ。

 【北海道新聞】産科医療補償3000万円 脳性まひ対象、来月開始
 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/133177.html

 本来、国が直接負担するのが一番単純なんだが…

・病院が出産対象者1人につき3万円負担してください。
・そのかわり、出産一時金を3万円増やしますから、患者から請求してください。

 という、ややこしい手段をとり、この増えた3万円を運用・管理する財団法人を新たに設けたとの事である。
 嫁は、「絶対天下り先の創設だ」と言っていた。今時間がないので調べてないが、そのうち調べようと思う。多分その通りだと思う。

 ちょいと話が逸れてしまった。
 それで。ウチの親族が集まっている場で、出産一時金の話になり…。
 嫁が、「頑張って1月に産みます」宣言をした時、祖母がこんな事を言ったのだ。

祖母「来年から、出産一時金は50万円になるのよ?知らないの?」

 まあ、言うまでもないのだが、祖母は当然ネットなんかしない。店をやってるので、署名運動とかの拠点に利用されたりと、共産党の政治家の言には詳しかったりする。

 いや、50万って…。15万アップは有り得ない。そんなの実現してたら、今頃弱者支援策の目玉になってるよ。ここまで聞いた事がないわけがない。

 とかまあそんな事を言ったんだが、「間違いなくそうなる」と言って譲らない。「学会の人が言ってたから間違いない」とポロリ。

 創価学会か。ばーちゃん創価学会とも関わりがあるのか。ちとショックだった。


 後で調べてみると、出産費用は、だいたい50万円ぐらいかかるらしい。その全額を国が負担する方向で、創価学会のマニュフェストに載っている。…なんと2005年頃から。

 【公明党】公明の主張受け妊婦健診の助成拡大も出産一時金の拡充検討
 http://www.komei.or.jp/news/2008/0823/12323.html

 そうか。2005年頃から、ずっと公明党は、ジジババに、ジジババの懐とは関係ない、興味の薄い経済支援策を「絶対やる。絶対できる」って言い続けてきているのか…。
 ジジババは自分と関係なければ、すぐに忘れるからな。んで庶民の味方という印象付けをやるわけか。

 ウチのじーちゃんもばーちゃんも、別に悪い人間ではない。
 でも、「若い奴らよりも絶対に自分達の方が(知恵だけは)優れている」と思い込んで人の話を真面目に聞かない。

 団塊の世代であるウチの親父もそうだ。俺ら若者(35歳。中年だが)の主張なんて、ハナタレ小僧の戯言としか思っていない。
 俺は、彼らを説得する事はできない。思い切り侮られているからだ。しかし、公明党や共産党は、この年代のハートをガッチリキャッチしているわけだ。

 毎年、狼少年してるのか。公明党…。ジジババには効果的なんだろうが。恥の概念が欠落しているとしか思えなかった。

 洗脳支配 日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて 苫米地 英人(著)


実写版ヤッターマン2号はブートキャンパー

2008年12月05日 22時59分31秒 | サブカルチャー
 もうすぐ、ヤッターマンの実写版が公開されるが、なんというかクオリティ高そうで、実は密かに期待している。

 こちらは、オリコンで公開された画像。

 http://www.oricon.co.jp/news/photo/index.php?n_id=60700&p_id=p00200812020233647001228201534L

 そして、こちらは、サンスポで公開された記事である。

 http://www.sanspo.com/geino/news/081205/gnj0812050502010-n1.htm

 で、んんん?

 おっかしいな?なんかヘンだぞと、違和感を感じていたら、比較画像がアップされてて面白かったので、便乗。

 つーかアニメgifをいっぺん貼ってみたかっただけだ。
 
 あのさ。オリコン意味判らん。なんでフォトショップで修正してるんだ?福田さん(ヤッターマン2号役)の意思か?

管理職者研修にいってきた

2008年12月05日 22時42分49秒 | 日常ネタ
 先週土曜日、管理者向けのビジネスマナー研修があって、それに参加してきた。

 役職者を招集し、社長直々に音頭がとられ、

社長「『ワシはビジネスマナーで教わる事は何もない』と言うヤツは、こなくてよろしい」

 なんて言われた。
 自由参加を謳っているが、これでは事実上の強制参加である。
 実際、土曜日に本番移行があるJ○西日本のオ○ロンチームの連中とか以外は全員参加。風邪引いてふらふらなのに、マスクで参加している奴もいた。休みなのにご苦労なこった。

 でもまあ、主旨はわかる。
 新人は、入社時にビジネスマナー研修を受けるのに、上司連中が未受講だから、マナー違反とかしてたら示しがつかんと言う奴だ。

 実際受講してみて、もしかしたら社長が一番ビジネスマナーが欠けてるんじゃないかと思って面白かった。
 ウチ、すごい優秀な社長と営業部長の2トップのワンマン(いや…言葉がおかしいのは理解しているが、これがわかりやすいんだもん)体制だから、奴らだけ、許される言動って、多いんだよな…。

 特に、「相手を全否定しない叱り方。批判するよりも相手の言動を吸収しよう」あたりは笑った。俺社長から100回以上「だからオマエは駄目なんだ」といわれてるぞ。「社長の口癖」として役持ちの社員は全員100回ぐらい言われてるし。
 あの世代(“団塊の世代”と読む)は、理不尽な部下叩きというかパワハラ当たり前だからな。

 ベースが、日経の「ビジネスマナーの全て」だから、日経の思想風土的に、欧米人麗賛・反日が根底にある。非常に不愉快な内容なのだが、この手の教本としては、負のイメージを増大させて、その負のイメージを払拭するべく努力する事になるため、OKだ。

 まあ、ただ欧米人麗賛なので、俺的に「どうかなぁ?」と思う部分がいくつかある。
 例えば、「昼飯時に仕事の話をするのはどうか」とか、「話を聞くときは相手の目を見る」とか。

 日本人は、基本的に会議がヘタクソだと言われている。昼飯の時とか喫煙ルームとかの方が、ざっくばらんな仕事の重要な情報が出てくる。俺も営業的な観点から、煙草は吸わないのに、喫煙ルームには足を運ぶ。

 日本人にとって、「会議の場」とは予定調和の場なのだと、俺は思っている。会議前に根回しをし、会議の場で確定する。だから会議の場では何も産まれない。
 根回しは昼飯時とかに紛れ込んでいる。これはこれで重要な話なのだ。
 この辺を、日本にビジネスに来ている欧米人は誤解していると思う。むしろ欧米人側にちゃんと説明し、あわせるべきだろう。郷に入れば剛に従うべきなのだ。

 後、相手の目を見て話すと、相手の心理的負担になるので、ネクタイあたりを見て話せというマナーを聞いた事はないだろうか。
 昔から、特に純真な新人とかは、キラキラした目で俺を見つめて、一言一言が至言のようにウンウンと頷きながら話を聞いてくれるが、正直アレは相当負担になる。実際大した事は言っていない。3年もすればこの業界の常識として定着するものばかりだ。

 ちなみに、俺は日本人以外を相手にして話す時、こころもち顎を上げて、しっかり目を見て話すし、日本のビジネスとしては常識で、国際的には非常識にあたる部分であっても強烈に注意する。
 外国人相手の場合は、俺は「怒ったもの勝ち」ではないかと思っているフシがある。このような「マナー講座」では、とかく相手に合わせる事をベースにしがちだと思うが、ようは緩急なんである。

 それだから、日本人は「押せば引き、叩けばうずくまる国」なんて中国人に言われるのだ。

 マナー講座、これはこれで勉強にはなるが、頭から信じてはいけないと思う。


 それでは、一応、俺が気になった、あるいはできていなかったマナーを振り返っておこうと思う。
 ×はできてなかったもの。○はできてたけど気になったものだ。


・相手の名前を呼ぶ時は役職名をつけて呼ぼう(×)

 うちは、元来の部長・課長から、マネージャとかリーダーの横文字に役職名の呼称が変化している。チーフマネージャーとかやたらと長い横文字は、言いにくくないか。
 部長でええやん。いやあかんけど。

・クッション言葉を利用しよう。(○)

 「恐れ入りますが」とか、基本相手に時間を取らせる時に必須。

・女性が座る時、足を横に流して座ると美しく見える(-)

 これ、要するに「モデル座り」の事だよな。足が長く見えるとかいう。主旨は大変よくわかるんだが、俺はあまりいい印象ではない。プライベートならともかく、職場でこれをする女性はちょっと…。
 どうなんだろう。俺が間違っているのか?これは。

・靴を磨け(×)

 雨の日に、飛んでいる泥を拭く程度で、靴なんて拭いた事がない。そんないい靴履くか?汚れたら買い換えるだろ。俺靴に1万円以上かけた事があるのはジョギングシューズだけやぞ。

・ちょっとした離籍時、周囲に了承を(×)

 まあ、小腹が空いて、コンビニに買い物に黙っていく事や、あまりにも眠くて、トイレに5分ぐらい篭って仮眠するのは否定しない。
 その間に電話がかかってきたりする事もある。
 いけない事だとはわかっているが、こりゃ厳密にする必要ないと思う。
 こっそり行って、帰ってくる分にはええやん。あからさまにコンビニ袋さげて戻ってきて、菓子をバリバリ食べてるわけじゃなし。これこそ暗黙の了解だろ。煙草タイムする奴がいるんだし、不公平だ。

・報告の順番は、結論→理由→経過(○)

 これは、訓練の結果自然とこうなっているが、明確に考えた事がなかった。
 うんうん。大切だよね。

・仕事をする時の心構え(○)
 1 記憶するより記録するべし(メモを取ろう)
 2 スピードより確実性を重視(検証作業を怠らない、見積には余裕を)
 3 批判するより吸収するべし(疑問に思っても非難しないでやってみる)


 3は、新人には重要。「なんでこんな事をしなければいけないんだろう」と思っても、いざ、「こんな事」をしない事例に遭遇した時、様々な不備に陥る事が多い。キャリアは相手の方が長いんだから、先人の知恵には敬意を払うべし。つーか新人(“おまえら”)に説明するのが面倒なだけ。

・5W1H(○)
 いつ、どこで、だれと、何を、なぜしたのか、どういう手法だったか。
 基本中の基本だが、重要。特に伝言。

・客を、応接間に案内する時のマナー(×)
 ドアの開け方・閉め方、お茶の入れ方、出し方、電話が入った時の伝え方。以上、俺は間違っていた。

・訪問時のマナー(×)
 席を指定されなかったら、下座で座って待つ事…。だそうだが、俺はその場合、立って待ってた。
 訪問時に持っていく資料のリストアップをしているか…と言えば、してない事の方が多いな。これは反省。

・国際人としてのマナー(×)
・レディーファースト

 外国人女性の相手をした事がないんだよな。イスを引いてあげるぐらいは、した方がよさそうだ。
・食習慣の違いをチェック
 今まで事前チェックなんてした事なかったなぁ。宗教を尋ねるのはなんか気が引けてた。「何か食えないものはあるか」か、「何が食いたいか」ぐらいしか、聞いた事がない。
・贈答品のタブー
 フランスで、ワインを持っていってはいけないとか、中国で置時計を贈ってはいけないのは、知らなかった。


【続報】受水槽からこんにちは

2008年12月04日 22時34分28秒 | 国内の事件
 続報きた。

 受水槽から1ヶ月前から行方不明の死体が…う、うわぁ!!
 http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/006dc8d3fd23c39eb1c799d3938a9144

 つーかこれはアレか。(ジャスコのトップが)アホ過ぎる。

 というわけで、以下の記事は朝日新聞。流石に医療・保険系は強い。というか、最後に述べる(P.S.参照)が、裏の意図でもあるのかと勘ぐりたくなる。

 【朝日】商業施設水道タンクに遺体、発見まで1カ月 三重・松阪
 http://www.asahi.com/national/update/1204/NGY200812030010.html

・三重県松阪市の「松阪ショッピングセンターマーム」の屋外に設置されている水道の受水槽から11月27日に、自殺とみられる死後1カ月近くの男性遺体が見つかっていたことがわかった。(以下略)

 と言う訳で、最初の1行が最も重要という、素晴らしい記事である。
 タイトルも素晴らしい。「発見まで1ヶ月」

 これはどう見ても、朝日は1ヶ月、受水槽に死体が浮かんでいたと断定している。これが誤報なら、こないだの某新聞の無罪の一般人を犯人にしたてあげるという、アレまでいかないものの、かなりの恥さらしである。(未だに紙面で謝罪なしかよ変態。情けない)

 で、なんでこんなに「1ヶ月」にこだわるかと言うと。
 ショッピングセンターマームが、お客様へのお詫びとして用意したシナリオと異なるからである。

 こちらが、ショッピングセンターマームの告知。既に削除されている。
 http://www.matsusaka-marm.com/oshirase/081203.html

 で、こちらがBOBさんとこがとってた魚拓。
 
 そこには、こんな事が書かれている。

11月27日(木)、一部報道のとおり当ショッピングセンターの給水施設内において死亡事故が発生いたしました…。

 つまり、マームの用意したシナリオはこうだ。

11月27日、事故発生

同日、保健所に報告。水道法・食品衛生法に準拠した検査実施

同日、上水道の使用を中断、全器具点検・洗浄・消毒を実施

12月2日、夕刊三重にて事故の報道。

12月3日、保健所の検査結果確認。水質基準適合。

12月3日、事件告知&営業再開

 で、だ。
 実際はみんな、「こうだったのではないか?」と疑っているわけである。

11月1日、事故発生。

11月1日~27日、ず~っと放置。

11月27日、事故発覚。上水道ストップ。
※ジャスコのレジに、「上水道施設の一部破損により」の張り紙。

11月28日、半期に1度の特別招待会。鮮魚店等そのまま営業。

11月29日、通常営業

11月30日、お客様感謝デー

12月1日、清掃開始(月曜日)

12月2日、夕刊三重にて事故の報道。


 正直なところ、消費者としては27日からの数日間、通常営業されていただけでも腹立たしいだろう。
 ところが。なんと事件発生は11月1日だという線がかなり濃厚になった。もちろんマーム関係者は知っていたはずで、つまりは情報操作して隠そうとした…と、現時点で断定しても差し支えあるまい。

 まあ、これでパズルのピースは全部揃った。

 後は、このパズルがくみ上げられるだけである。マームはまさか、告知文削除だけでは済まないよな。27日の「上水道施設破損のお知らせ」張り紙の嘘から、2度目の嘘だもんな。

 …恐るべし。情報化社会。
 今までだったら、こうはいかない。


P.S.
 ところで、このニュース。テレビ局が本日一斉報道している。
 これは、多分アレだ。ジャスコがスケープゴートにされているのだ。国籍法改正の。目くらましってワケだな。
 そうでもなけりゃ、この一斉報道の意味がわからん。「どうせばれてるんだし、報道のタイミングはここしかない」と思ったんじゃなかろうか。一斉報道というのは、情報を事前に持っていないとできない。

 これで、明日の新聞の見出しは、「国籍法改正、参院通過」ではなくなる可能性があるわけだ。
 明日の産経朝刊の新聞見出しが楽しみだ。「国籍法」はいわゆる「産経ネタ(産経しか欲しがらないネタの事を、こう呼ぶそうだ)」だが、トップに持ってこれるかな?