あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

小賢しい保守左翼

2016年04月09日 23時45分17秒 | その他
 俺は、日本の左翼でも頭のいい奴はいるはずなんだけどな…と、よく自分のエントリで呟いているんだけど。

 そのうちの、テンプレ的な一人が、この古谷経衡氏みたいなのだと思う。


▲古谷経衡(つねひら)氏

【ハフポ】「安倍首相は現実主義者だ」(中)  古谷経衡氏に聞く
http://www.huffingtonpost.jp/webronza/rightist_b_9588572.html

 この記事は、掲載されているサイトは日々ネット右翼と戦うハフィントン・ポストだけど、先日紹介した朝日新聞のRONZAの記事である。

 …俺、今まで知らなかったんだけど。ハフィントン・ポストのアドレスに「webronza」があるって事は、朝日新聞とハフィントン・ポストって、なんか関連会社なのか?

 と思ってWikiを確認すると、こんな事が。

【Wiki】ハフィントン・ポスト
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%83%88

ハフィントン・ポストは、アメリカ合衆国のリベラル系インターネット新聞である。(中略)略称はハフポスト、ハフポである。(中略)
2013年4月23日、朝日新聞社と提携して合弁会社ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパンを設立。5月7日に、編集長に松浦茂樹を置き日本語版を開設した[6][7]。
2014年9月8日、松浦茂樹が日本版編集長を退任、後任に元朝日新聞記者の高橋浩祐が就任した。[8]。

 ついでに、略称も知った。ハフポって言うんか。これも初耳。
 やっぱり朝日新聞と提携関係なんだな。安倍政権の誕生直後ぐらいから、なんかハフィントン・ポストの様子がおかしいと思っていたんだよ。日本の売国左翼の毒を食ったわけだったか。ものすごい納得いった。

※ああ。余談だけど、ハフポの編集長高橋については、いい記事があるので紹介しておくべきであろう。
【週刊オブイェクト】JDW特派員、高橋浩祐とはどんな人物なのか
http://obiekt.seesaa.net/article/140506308.html

 この通り、古谷氏は朝日のRONZAに掲載されているぐらいだから、朝日新聞も認める彼らのお仲間である。でもご存知の方はちゃんとご存知だと思うが、彼の主張はほぼ…というか完全に保守寄りで、チャンネル桜でパーソナリティをやってた事すらあるぐらいの人で、フジデモの著書は、俺らみたいな界隈ではとても有名。ウチでもアフィで紹介した事があったぐらいである。

フジテレビデモに行ってみた! -大手マスコミが一切報道できなかったネトデモの全記録



 でも、それでもあのハフポの古谷氏の対談を読めばわかると思うのだけど、彼はれっきとした朝日のお仲間なのだ。ちゃんと彼自身の立場が、朝日側に間違いなく存在している。

 これは、いわゆるゲーム理論なんだよね。左翼側からも、右翼寄りの支持者を取り込む為に、少しずつ右側に寄っているのである。
 的確な指摘も織り交ぜながら、しかしそこには酷い誘導も織り交ぜられていっている。

 例えば、これなんかは「どこにそんな証拠があるねん」と、ツッコミ所満載であろう。

政治に関心のある若い人は前述した『SEALDs』などに向かっていることは客観的事実です。

 そりゃごく一部の、政治に関心ある若者がそっちに向かってる事は否定しないが。それを言うならごく一部の、政治に関心ある若者が、古谷氏の言う「ネット右翼側」へと向かっているのも「客観的事実」である。まるで彼の物言いでは、「政治に関心ある若者(=リテラシーが高い、頭がいい若者のこと)は普通ならSEALDsを支持する。これは客観的にみて事実である」みたいな物言いである。

 他にも。

「慰安婦問題に対する先般の合意に対して、ネット右翼の間で様々な声があります。読者の皆様にはよく理解できないトンデモ話と思いますが、『慰安婦はいなかった』という主張があります。(女性が)自由についてきた、だけだと言うのです。
ネット右翼の用語ではこれを『追軍売春婦』と呼びます。しかしこれは歴史的事実ではなく、その経緯はともかくとしても慰安婦が自由意思で軍についてきた、という解釈はトンデモです」
「どうも、「売春婦=賤業」という現在の固着化した思想で歴史を振り返っているようです。つまり「あいつらは卑しい商売女だったんだ」という訳です。

 これも酷いと思わないか。
 確かに、上記のような極端な、古谷氏が望むようなネット右翼がゼロとは言わないが。ネット上の基本的な慰安婦解釈は、こうではないのかな。

「中韓が主張するような性奴隷は存在していない。慰安婦として苦労された人や、拉致された人もいるが、それは政府主導ではなく、現在の韓国にも存在する悪徳ブローカーに騙されたり、親に売られたりした人で、当時の犯罪者の責任であって日本政府は関係ない。しかも、100歩譲って日本政府に拉致されたのであれば、当時の朝鮮地方の役人は8割が朝鮮人であり、拉致したのも朝鮮人という事になる。で、韓国人は、当時の日本人(朝鮮人含む)の犯罪全ては、日本政府に責任があるとでも言うつもりか。アホか」

 少なくとも、俺の慰安婦についての主張はこんな感じである。俺は自称(売国ではない)左翼だが、古谷氏から見れば立派なネトウヨであろう。
 だが、売春婦を賤業だと思った事は1度もない。ただ、今生き残っている韓国の従軍慰安婦とかいう連中は、国際的詐欺師だと言っているだけである。あいつらは売春婦ではない。詐欺師だ。

 わかるだろうか。古谷氏という人は、微妙に間違った事を言って、日本の彼ら定義のネット右翼達を貶めているのである。

 これが、賢い左翼だと、俺は思う。いや、なんか「賢い左翼」って響きが良すぎて嫌だな。「小賢しい保守左翼」と言ったところだろうか。ゲーム理論的に左翼側から保守のフリをして寄ってきた奴…と言ったところ。

 うわっ。なんつーか。すっごいイヤな奴だなこいつ。
 絶対一生相容れれないわ。

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ネット右翼の終わり──ヘイトスピーチはなぜ無くならないのか


復讐なんて虚しいだけだぜ

2016年04月07日 23時09分06秒 | 政治(安倍政権)
 ウチのブログで、よく出現する「正論は誰も救わない」。

 本日は、無様すぎる民進党政調会長、山尾志桜里の政治資金疑惑について、書いてみようと思う。

【スポニチ】山尾氏「秘書が」地球5周分ガソリン代問題で苦しい釈明
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2016/04/07/kiji/K20160407012356730.html



 鳩山がやってたみたいな、セコい小遣い稼ぎと構図はまったく同じで、確実にまっくろなんだけどさ。
 許してやっていいんじゃないかなと思うのである。あの鳩山ですら、許されたのだからな。

 そりゃまあ、モノには限度がある。鳩山みたいな「平成の脱税王」クラスの犯罪者はキッチリ型にはめるべきだし、犯罪行為も許容するのはダメだと思うのだけど。

 大臣辞任に追い込まれた甘利氏を見てても思ったのだけど、大なり小なりほとんどの政治家が、叩けばホコリぐらい出てくるのである。そういう商売なんだもの。

 そんなどうでもいい、しょーもない事で、日本の明日を左右するような重要な役職についている政治家を強引に表舞台から引きずり下ろすのは、正しい事なんだろうか。
民進党政調会長が日本の明日を左右するのかというツッコミは、まあ置いといて。

 で、民進党とか共産党とかマスコミが、そーゆーどうでもいい事をさも一番重要とでも言いたげに、クリーンさを与党政治家に求めるのを、率先して止めるわけないので。
 ここは、苦境に立つ野党を救う形で、今、こーゆーどうでもいいネタで叩くのをやめるのはどうだろうと。そう、思うのであります。

 ええやん。それは後は警察に任せとこうよ。

 マスコミとか政治家が、しつこく追求する話じゃない。国民が真相を求めている?求めているように演出してるのはマスコミじゃないの?俺、きっとセコイ小遣い稼ぎをしている政治家よりも、それをしつこく叩くマスコミとか、それを口実に議事進行を妨害する野党政治家に嫌気をさしている人の方が多いと思うよ。

 この場合も。まさに「正論は誰も救わない」一例だと思う。

 でもな。

 民進党の山尾が叩かれてる理由ってのはね、結局「お前らどの口でそれ言ってるの?」っていう、言わば報復感情なんだよ。そういう意味で、君ら野党が叩かれるのは、自民党が叩かれているのとはまったく次元が異なる。お前は叩かれて当然なんだよ。だってゲスすぎるんだもの。まさに因果応報



 でも、こんなどうでもいい事で国政が滞っていいわけないのよ。
 だから、お前みたいなゲスでも許してやるから、もういい加減、国政の足を引っ張るだけの所業は止めろと。

 権力闘争ってのは、地球上のどこを見ても存在しない場所なんてないし、どこでも不毛なんだよね。止めるのが無理なのはわかっている。止めれた国なんてないもの。
 だからこそかな。俺は壮絶なまでにクリーンさを求め、まるで幼児を虐待するかの如くペンで暴力する絶対強者のマスコミの精神構造が理解できないのかもしれない。

 止めるのは無理なんだろうけど。なんで止められないのか、俺にはやっぱりわからないのである。
 ただ、日本の場合、これを止めれない理由の60%ぐらいは、腐れた日本のマスコミのせいではないかと。疑っているのである。

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杉田水脈さんに惜しみない拍手を!

2016年04月06日 23時44分28秒 | 国際
 ふつふつと湧き上がる怒りを抑える事が難しい。

【産経】NYの国連関連イベントで「慰安婦は性奴隷ではない」と訴えたところ…
http://www.sankei.com/premium/news/160406/prm1604060006-n1.html

 タイトルの通りである。内容は、みなさん予想される通り、実に不愉快な内容だ。
 訴えた方の名前は、杉田水脈(すぎたみお)氏。安心の次世代の党前衆議院議員さん。同党の国体副委員長。



 残念ながら、前回の選挙で落選されている。

 彼女が、国連関連イベントでこのように訴えたところ、罵詈雑言の嵐になったという話。
 記事の中、さらりと

中国や韓国の主張はかなり浸透し、アメリカ人を始め、多くの人々が信じ込んでいます。左派勢力の長年にわたる国際発信が功を奏したのでしょう。それを放置してきた政府や外務省の責任は大きいといえます。まだまだ長い道のりだと改めて感じました。

 このように述べられているが、本当にその通りだと思った。この案件、外務省「勝ち目がないので放置して沈静化するまで耐えるしかない。それが一番の得策」とか以前抜かしていたが、マジで連中はどこの国の外務省なのかと感じる。まさに害務省。あの連中、最近は悔い改めたのか、安倍政権からこっちはちょっとはマシな仕事をしているようだが、詰め腹で詫びろとすら思う。そんな事をのたまうような外務省官僚はいらん。

 このような辛い、孤立無援な発言の場で、罵詈雑言の嵐に立ち向かい、それをさらなるモチベーションに替えられる杉田水脈氏に最大級の敬意と賞賛を贈りたい。本当によくやってくれた。俺には絶対にできない。例え俺が政治家で、やろうと思えば同じ事ができる立場であったとしても、それでも、なかなかこんな事できないと思う。

 本当に、すばらしい仕事としか言えない。

 日本政府は、彼女のような有用な人材にきちんとした形で報いるべきであろう。

 彼女は、国連関連イベント、つまり敵地で聴衆に「恥を知れ!」と罵られていたが、恥を知るべきはこの状況を長年放置してきた日本政府や与党、または放置させていた野党、および朝日や変態のようなゴミ、もはやどこの国の機関なのか理解に苦しむ日本の害務省、そして人種差別国家、中韓であろう。全部まとめて、恥を知るべきである。

 なんでこんなに、恥を知るべき連中が多いねん。多すぎるわ。

 最近、日本もトップが安倍総理に変わってから、少しずつではあるが適切に反論をするようになってきた。切腹のような死んで詫びるようなマネをしたくなければ、外務省はきちんと仕事をせよ。お前らが取り返しの付かない事態にまで日本を追い込んでしまった事をちゃんとわかれ。
 でもって、そのきったねぇケツを、杉田水脈氏のような小さな手は、クソまみれにされるとわかっていようとも拭いてくれているのだ。情けない現状を自覚しろ。

 国際社会において、こーゆー誤解を積極的に広める韓国系勢力が少なくとも消滅しない限り、日韓関係の修復ってのは、ありえてはいけない。

 産経は、よい連載を開始してくれたと思う。

 こーゆーのは、もっともっとたくさんの人に「良質な情報」として、シェアされるべきものだと思う次第である。

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RONZAの記事がキモすぎる

2016年04月06日 00時13分59秒 | 政治(国内・その他)
 産経新聞の総合オピニオンサイトに、「iRONNA」というのがある。
 「正論」ほど堅苦しくはなく、しかし新聞に載せられるほど制約のキツさは感じない、なかなか面白いテーマを載せるサイトだ。

 ウチのエントリネタと結構かぶると言えば、その内容はわかるだろうか?
 「iRONNAって、どんなサイトなの?」ってのの解説ページを見てみると…。

【iRONNA】オピニオンサイト「iRONNA(いろんな)」とは
http://ironna.jp/about

「iRONNA」では、国内の各出版社等と提携することによって可能になった豊富な雑誌記事や論文を掲載、著名ブロガーのブログ、産経新聞論説委員やユーザー等による寄稿など、「オピニオン・解説」に絞った多彩なコンテンツを掲載します。

 まあ、雑多な感じになっているのである。実際、「平昌オリンピックはもうおしまいです」とか「舛添クンどしてそんなに韓国に媚びるの?」とか、わりと酷い(注:褒めてる)


▲「iRONNA」のトップ。な。酷いやろw

 これと対比する形で、朝日新聞も同じようなサイトを持っている。「RONZA」である。
 こっちも、「RONZAって、どんなサイトなの?」の解説を見てみる。

【WEBRONZA】WEBRONZAとは?
http://webronza.asahi.com/help/about.html

WEBRONZAは、何でも書くことができ、感情的な応酬によって生産的な結果がほとんど得られない無料のウエブ媒体とは本質的に異なります。それは編集権がきちんと機能しているからです。インターネット媒体の怖さは、無意識のうちに自分にとって都合がよい情報だけを集める「サイバー・カスケード」の罠にはまってしまうことです。
WEBRONZAでは、朝日新聞のベテラン記者・編集者たちが「この人の意見を読者に伝えたい」と決め、執筆者を厳選しています。

 ちょっとニュアンスが異なっているのがわかるだろうか。なんつーか、産経は「幅」で勝負しようとしている意思が見えるのだけど、朝日は質で勝負しようとしているのだ。

 で、iRONNAの方は、雑多だし新聞らしくないテーマも散見するし、言わば産経新聞とは一線を置いているような立ち位置になっているのに対し、朝日はRONZAを朝日新聞のコンテンツとしているような印象なのである。

 さて。そんなRONZAで、こんな記事が載っていた。

「君が代」とは別の「第二の国歌」があれば理想だ
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2016033100010.html

 真っ向から君が代を全否定する人のエントリである。
 現在の国の方針に、毅然と対立する。当然、君が代斉唱の時、起立しない人なのだそうだ。

 ちなみに。俺が今見ているRONZAの人気記事最新ランキングは、まあ現在のRONZAの人気テーマが君が代だってのもあるんだけど、TOP5のうち、乙武氏の不倫ネタ2件と、君が代全否定ネタ3件である。上記の君が代が嫌いな識者のエントリは、人気ランキング2位の記事である。「大好きな野球で君が代が流れる。野球観戦で耳栓をしたくない」「国歌斉唱、起立で誰が幸せになったか」「外圧で生まれた国歌を変える自由な議論があってもいい」これが、人気TOP5にある、君が代ネタエントリ記事3つの要約である。

 正直、異様。そこまでなぜ、国歌が嫌いなのか。

 俺は実は様々な人に、その理由を聞いた事がある。小学校の頃、音楽の先生にも聞いた。で、国歌が嫌いな人で、その説明をまともにできる人に出会った事がない。

 だいたい、日の丸もセットで嫌いなのだが、何故国旗と国歌がイヤなのか、説明できないのだ。「なぜ嫌いなのか」がわからない。

 …軍国主義の象徴?
 いや、まあ開国後の日本で外交儀礼上必要だったから制定されたのであって、別に軍国主義を象徴しているわけじゃないよね?君が代って。日章旗が国旗になった経緯も、同じようなものだったはずだ。

 俺は、朝日新聞の識者でも、この件について納得できる説明をしたのを聞いた事がない。実際、上のRONZAの「君が代死ね」記事を1つでも読んでみりゃわかる。君が代がなぜダメなのか、論旨が書かれてるものは1つもない。

 そのネタが、現在RONZAで最も熱い話題であり、そして、「RONZAとは?」の解説ページにあるように、「朝日新聞のベテラン記者・編集者たちが「この人の意見を読者に伝えたい」と決め」たネタで、構成されている記事のはずなんだよね。

 そりゃー…。時代から取り残されていくわな朝日新聞。
 だって。君らの論調、論理的からはホント程遠いんだもの。

 学生の頃、何かの副教材で、右翼ヤクザとは何か、左翼ヤクザとは何か、とかいう資料を見た事があって、右翼ヤクザってのが普通のヤクザで、左翼ヤクザってのはインテリヤクザだって説明してあるのを見たことがある。

 右翼ヤクザは暴力的かつアホで、左翼ヤクザはキレる頭で企業相手に立ちまわるようなイメージだったんだけどさ。

 …頭悪そうに見えるのは、今やどっちなんだろうね。

 気がついているのかな。朝日新聞さん。

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埼玉最強伝説【分冊版】~「埼玉女子は日本一の貧乳!?」編~(1) (家庭サスペンス)


日本人からみて優秀な中国人

2016年04月04日 23時22分56秒 | 国際
 ちょいと複雑な心境になった。

【産経】中国で日本人高校生が見たもの 上海支局長・河崎真澄
http://www.sankei.com/column/news/160404/clm1604040008-n1.html

 内容的には、日本人高校生が体験した、中国の学生との国際交流の感想である。
 中韓に厳しい産経には珍しく、中国を褒め称える内容だった。

 俺も、仕事上中国人はよく知ってるし、来日している人に優秀な人が多いのは確かで、日本語も堪能なのはその通りだと思う。
 中には、日本人と区別つかないレベルで日本語を使える人もいたりする。「え?中国人なん?」とか思ったりもしたことがある。

 あっち(中国)へ行って、中国人を優秀に感じるその感覚は間違ってはいない。
 そして、日本の環境だけで物事を考えてはいけないと。そういう焦燥を感じる感性も、多分間違ってはいない。

 が、そこに違和感を感じるべきである。高校生という、未熟な彼らには難しいかもしれないけどな。

 なぜ、中国人は日本語が堪能なのだろう。
 もう1つ。あっちの学生は、なぜ日本の事をよくしっているのか。

 逆の立場で考えてみよう。中国人が日本にやってきた。その中国人は、日本語なんかにほとんど興味がなく、日本の事もよく知らない。
 で、迎えた日本人はみんな中国語が堪能で、中国の事を実によく知っていた…。

 そんな情景を想像すると、どう思う?
 それは、中国の優秀さの裏返しととれないかな。日本なんて存在しなくても、取るに足らないからこそ、その中国人は日本に興味が薄く、日本をよく知らず。
 そして日本人は中国からいろんな事を学びたいが為に中国語を学び、中国に対して詳しいのだ。

 日本人は、日本国内で完結できる程に、成熟した民族で文化なんだよ。だから、中国語なんかに普通興味はないし、中国の事もよく知らない。
 中国人が、日本語が堪能で日本の事をよく知ってると感じるならば。それらの人々は日本に対する何らかのリスペクトがあるからこそ、そうなっていると考えるべきだ。日本や日本人にはそれだけの価値があるのだ。そこにまずは気がつくべき。

 中国人は、日本にはないものを持っている。それは「貪欲な勝利への執念」であったり、以前、ウチでもエントリした事がある、拝金主義的なビジネス感覚であったり。

【拙・参考】日本人は第3の道をゆく
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/70802a44d24aeb908ad0515f763956eb

 それら、中国人の良い意味でのハングリーさや積極性なんかを目の当たりにすると、日本人は「自分達は遅れている。日本国内でぬくぬくとしているようじゃ、生き残っていけない」とか感じるのである。

 俺は、その「焦り」が日本人の本当にいいところをスポイルすると思うのだ。

 前のエントリでも言ったけど、中国人と同じ土俵で戦っては、勝ち目はない。そりゃー中国に行った国際交流の高校生なんざ、「中国人には敵わない」と思いかねない。ホントは違うのである。漢字が違う。「敵わない」じゃなく「適わない(一致しない)」のだ。

 海外留学等、俺は見識を広げるという意味ではいい体験になると思う。でも、日本人は同時に「日本の弱さ」に対してちょっとしたコンプレックスを持つのではないかと思う。
 その日本の弱みは日本の長所に直結しているのに…だ。
 俺は、海外で活動する日本人識者、例えば「めいろま」とかの特異な人格形成は、この辺りの思考パターンが関係しているのではないかと思う。日本人に、日本人としての誇りが欠如しているからこそ、起こりうる問題ではなかろうか。
 俺やめいろま辺りの年齢を考えると、丁度自虐史観最盛期であり、先生がマジメに「日本はアジアのがん細胞だ」って生徒に教えている時期である。

 自信過剰はよくない。が、俺は自虐的なほどの日本人の自信のなさは問題だと思う。高校生レベルで国際交流で海外に連れて行くのであれば。俺はその彼らの脆弱な愛国心を、大人たちがきちんとまずは整えてやるべきだと思う。

 …でも、その教員がなぁ…。日教組をはじめとして、特定日本人の巣窟なんだよな。
 こーゆーところで、俺は教育って大切だよなと思ってしまうのである。

 愛国心教育の必要性、感じないかな。産経さん。

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古舘伊知郎の前途に幸あれ

2016年04月01日 23時40分49秒 | 政治(国内・その他)
【産経】「報ステ」古舘伊知郎キャスター、最後の出演で熱弁 「情熱を持って番組を作れば、多少は番組は偏るんです!」
http://www.sankei.com/entertainments/news/160401/ent1604010002-n1.html

 とうとう、古舘が降板した。
 彼は、12年にわたる報ステのキャスター生活で、ただの1度たりとも、自由に喋れた事はないと言っていたそうだ。
 正直、俺は彼の事なんて、ホントどうでもよかったので、彼の報ステ降板記事はほとんど読んでなかったんだけど…。「テレビ局の意思」で、反日キャスターなんて演じさせらされていたのかな…とか可哀想に思っていたら、どうもちゃんと、自分の好きなことを喋っていたようだ。今回の記事を読んでちゃんと理解できた。

 単に、ニュースという枠で、確度の高い不確定情報とかについて、推測の言葉を混ぜなければいけないとか、そういう類いの不自由さがイヤだったみたい。

例えばですね、『いわゆるこれが事実上の解散宣言とみられています』。『いわゆる』がつく。『事実上』をつけなくてはいけない。『みられている』と言わないといけない。これはどうしても必要なことなんです。テレビ局としても、誰かを傷つけちゃいけないということを含め、二重三重の言葉の損害保険をかけないといけないわけです


 …それぐらい当たり前だろう。俺だって、自分のブログで何かを主張する時、当然ながらいくら確度が高かろうが不確定情報なら断言はしない。それのどこが、不自由なんだろうか。つーか、テレビ局って誰かを傷つけちゃいけなかったの?…どの口がいうかな。

 
 ▲コレ見て傷つく人はいないと思ってるのかな…

 そりゃまあニュースだから、個人のブログと比較すりゃ窮屈なのは当たり前だ。それが仕事ってものだろう。会社員が、上司や社長に本音をぶつけられないのと同じ。社会人なら、誰もが本当に自由には喋れない。
 それが嫌で、仕事を辞めたのなら…。

 俺は、今後の古舘伊知郎が実に楽しみである。
 あれだけ電波度の高い反日主張を連日繰り広げていた報ステなのに、あれでも物足らないから、古舘は辞めるのだろう?なら、彼がリミッター解除して喋れば、どれだけの電波になるのか、「熱意で番組を作ったら多少偏るんです!」ってご本人おっしゃってたけど、素の古舘の主張はどこまで電波なのか。楽しみじゃない?

 確かにね。熱意もって報道なんてすると偏るのは当然だと思うよ。最近の産経とか、見てたらそう思うもの。例えばこれとか。

【産経】羽生を激怒させたテンとは…最大のライバル、ソチ五輪銅メダリストのコリア系カザフスタン人
http://www.sankei.com/west/news/160401/wst1604010046-n1.html

「それはねえだろ、お前」。温厚な羽生結弦選手(21)=ANA=をこういって激怒させたデニス・テン選手(22)=カザフスタン=とはどんな選手なんだろうか。

 冒頭、こんな風に始まり、こんな写真が掲載されてるんだけど。

 

 この写真、ロイターの写真で、SPの演技終了時のガッツポーズ顔なんである。ちゃんと小さく解説もある。でも、記事の本文を読みつつ、ちらっとこの写真みた人には、デニス・テンに対する怒りを露わにする羽生選手にしか見えない。

 で、さらに記事タイトルに「コリア系」である。

 悪意と偏りを感じる。これが最近の産経の傾向である。

 なんとなく、加藤前産経ソウル支局長の起訴後から、急速に嫌韓度合いが増した気がしている。

 確かに、熱意は偏りを生む。
 古舘は、もっと偏りたくて辞めた事がはっきりわかったし、その偏りたい方向性は、当然ながら反日方向だと予想されるのだ。

 これは、楽しみだろう。個人的には人格崩壊著しい精神科医、香山リカみたいになっていけば面白いんじゃないかなとか、考えている。

 

 そうすれば、こーゆー主張をする連中って、猫かぶってる姿ですらキチガイで、そのベールを脱いでしまえば誰が見てもわかるキチガイって認識が、広がっていくかもしれないじゃないか。

 俺的に、それは望むところである。だって、あの香山リカは、誰も支持してくれないと思うものな。

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歩道橋の魔術師 (エクス・リブリス)