JSEPTIC関連出版物のお知らせです。
(1) レジデントノート特集
レジデントノート11月号(羊土社)で
「緊急病態に対する呼吸管理・循環管理:ショックの初期診療と人工呼吸器・循環作動薬の使い方」
という特集を組みました。
レジデント1年生向けの基本的な内容ですが、編集にあたってはJSEPTICの姿勢がはっきり現れるよう妥協をせず、かなり細かい点まで執筆者の先生方と議論を重ねました。その結果、自信をもって送り出せるものとなりました。
特集の最後にJSEPTIC第1回総会の様子も紹介されています。
内容は、
1. 編集にあたって. 讃井將満(自治医科大学附属さいたま医療センター)
2. 胸痛をともなうショック患者の呼吸・循環管理. 大塚祐史先生(自治医科大学附属さいたま医療センター)
3. 出血性ショック患者の呼吸・循環管理:外傷による出血性ショックの症例. 松浦謙二先生(沖縄県立八重山病院)
4. 敗血症性ショック患者の呼吸・循環管理:肺炎球菌性肺炎・敗血症の症例. 林 淑朗先生(University of Queensland, Royal Brisbane and Women's Hospital)
5. アナフィラキシーショックの呼吸・循環管理:造影剤によるアナフィラキシー. 藤谷茂樹先生(聖マリアンナ医大)
6. 人工呼吸器設定の基礎. 長谷川景子先生(横須賀うわまち病院)、田中竜馬先生(University of Utah, LDS hospital)
7. 救急外来における循環作動薬の使い方. 塩塚潤二先生(自治医科大学附属さいたま医療センター)
です。
(2) Surviving Sepsis Campaign 2008
麻酔の雑誌LiSA(メディカルサイエンスインターナショナル)で、東北大学 腎高血圧内分泌科の相馬友和先生による若手医師向け連載セミナーが始まりました。その名も「Surviving ICU Campaign 2008」です。JSEPTICとして全面的に協力しています。ICUにおけるスタンダード診療を初心者にもわかりやすい形で示すことが狙いです。第1回は敗血症性ショックの診療の流れを解説しています。第2回目以降、臓器系統別にICU診療を解説していきます。将来、単行本化を目指しています。
(3) 敗血症診療ガイドライン
本家本元の世界の敗血症診療のグローバルスタンダードであるSurviving Sepsis Campaign Guidelines 2008(Crit Care Med. 2008;36:296-327)の翻訳本「敗血症診療ガイドライン」がでました。東京大学救急部集中治療部の山口大介先生、矢作 直樹先生編著です(ライフサイエンス社)。
特徴として3点あります。
1. 一冊950円と安い(白衣のポケットに入るサイズ)
2. SSC2004との変更点を非常にわかりやすくまとめられている
3. 2年目の研修医の先生(!)が作られたにもかかわらず、コメントで実際臨床に直結する内容を簡潔ながらもしっかりとまとめている
以上、3件です。
ご意見、ご感想お待ちしています。
(1) レジデントノート特集
レジデントノート11月号(羊土社)で
「緊急病態に対する呼吸管理・循環管理:ショックの初期診療と人工呼吸器・循環作動薬の使い方」
という特集を組みました。
レジデント1年生向けの基本的な内容ですが、編集にあたってはJSEPTICの姿勢がはっきり現れるよう妥協をせず、かなり細かい点まで執筆者の先生方と議論を重ねました。その結果、自信をもって送り出せるものとなりました。
特集の最後にJSEPTIC第1回総会の様子も紹介されています。
内容は、
1. 編集にあたって. 讃井將満(自治医科大学附属さいたま医療センター)
2. 胸痛をともなうショック患者の呼吸・循環管理. 大塚祐史先生(自治医科大学附属さいたま医療センター)
3. 出血性ショック患者の呼吸・循環管理:外傷による出血性ショックの症例. 松浦謙二先生(沖縄県立八重山病院)
4. 敗血症性ショック患者の呼吸・循環管理:肺炎球菌性肺炎・敗血症の症例. 林 淑朗先生(University of Queensland, Royal Brisbane and Women's Hospital)
5. アナフィラキシーショックの呼吸・循環管理:造影剤によるアナフィラキシー. 藤谷茂樹先生(聖マリアンナ医大)
6. 人工呼吸器設定の基礎. 長谷川景子先生(横須賀うわまち病院)、田中竜馬先生(University of Utah, LDS hospital)
7. 救急外来における循環作動薬の使い方. 塩塚潤二先生(自治医科大学附属さいたま医療センター)
です。
(2) Surviving Sepsis Campaign 2008
麻酔の雑誌LiSA(メディカルサイエンスインターナショナル)で、東北大学 腎高血圧内分泌科の相馬友和先生による若手医師向け連載セミナーが始まりました。その名も「Surviving ICU Campaign 2008」です。JSEPTICとして全面的に協力しています。ICUにおけるスタンダード診療を初心者にもわかりやすい形で示すことが狙いです。第1回は敗血症性ショックの診療の流れを解説しています。第2回目以降、臓器系統別にICU診療を解説していきます。将来、単行本化を目指しています。
(3) 敗血症診療ガイドライン
本家本元の世界の敗血症診療のグローバルスタンダードであるSurviving Sepsis Campaign Guidelines 2008(Crit Care Med. 2008;36:296-327)の翻訳本「敗血症診療ガイドライン」がでました。東京大学救急部集中治療部の山口大介先生、矢作 直樹先生編著です(ライフサイエンス社)。
特徴として3点あります。
1. 一冊950円と安い(白衣のポケットに入るサイズ)
2. SSC2004との変更点を非常にわかりやすくまとめられている
3. 2年目の研修医の先生(!)が作られたにもかかわらず、コメントで実際臨床に直結する内容を簡潔ながらもしっかりとまとめている
以上、3件です。
ご意見、ご感想お待ちしています。