自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科・救急科・集中治療部のホームページができました。
来年度の研修・就職も募集開始しました。よろしくお願いします。
忘れてました。
前号で都合により掲載できなかった以下の原稿が掲載されています。
鈴木 潤先生、森澤 雄司先生ありがとうございました。
心臓血管外科 後編
心臓手術における周術期感染対策:SSIを減らすために現時点でできること
鈴木 潤・森澤 雄司 自治医科大学附属病院 臨床感染症センター 感染症科
Intensivist 産科ICU 刊行されました。良い感じです。
以下、コンテンツ。
Vol.8 No.1 産科ICU
責任編集:中山 理 聖隷浜松病院 産婦人科
藤谷 茂樹 東京ベイ・浦安市川医療センター/聖マリアンナ医科大学 救急医学
産科ICUは,妊婦の病態の特異性もあり一般成人とは違うため,独自に発展してきた傾向があり,集中治療医もあえて積極的にかかわってこなかった経緯があります。しかし,産婦人科医不足,晩婚化や不妊治療による合併症をもった妊婦による病態の複雑化,医療訴訟の問題からも,産婦人科医単独で対応するには限界があり,集中治療医や他科と連携することが大切と思われます。本特集は,多くの集中治療医があまりなじみのない妊婦・褥婦の病態生理を理解し,診断,治療が一通り理解できる内容にしたいと考えております。
前書き:集中治療医が産科ICUにかかわる重要性:さまざまな問題をかかえる妊産婦への対応はチーム医療で
中山 理 聖隷浜松病院 産婦人科
1. 妊産婦死亡率,合併症の疫学的変遷:妊産婦の高齢化に伴い合併症の構成はどのように変化しているのか?
石川 浩史 神奈川県立こども医療センター 産婦人科
2. 妊産婦における生理学的特徴:ICU管理の注意点と胎児の評価
伊藤 雄二 東京ベイ・浦安市川医療センター 産婦人科/西吾妻福祉病院 産婦人科
3. 妊産婦に用いる薬物・放射線の影響:母体の救命を優先しつつ,胎児にも配慮した治療選択を
渥美 生弘 聖隷浜松病院 救急科
安間 保恵 聖隷浜松病院 薬剤部
【コラム】β刺激薬とPGE2,昇圧薬:その安全性,妥当性を問う
須賀 芳文 東京慈恵会医科大学 麻酔科学講座
讃井 將満 自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科・集中治療部
4. 妊婦の循環器モニタリング:生理学的変化をふまえたモニタリングの考え方
江原 淳 東京ベイ・浦安市川医療センター 総合内科
藤谷 茂樹 東京ベイ・浦安市川医療センター/聖マリアンナ医科大学 救急医学
【コラム】産科急変対応トレーニング:母児に最善の医療を提供するために
鈴木 真 鉄蕉会亀田総合病院 産婦人科
【コラム】なぜシミュレーショントレーニングが必要なのか:死戦期帝王切開(PMCD)を例に
志賀 隆 東京ベイ・浦安市川医療センター 救急科
伊藤 雄二
5. 神経学的管理:子癇発作,脳卒中,てんかん合併妊娠の管理
長谷川 瑛洋 聖隷浜松病院 産婦人科
藤本 礼尚 聖隷浜松病院 てんかんセンター
6. 妊婦の内分泌合併症:DKA,甲状腺クリーゼを中心に
鈴木 利彦 東京ベイ・浦安市川医療センター 腎臓・内分泌内科
吉田 英樹 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 救命救急センター
藤谷 茂樹
7. 産科周術期出血1:重症妊娠高血圧腎症の緊急帝王切開術における周術期管理
田辺 瀬良美 東京都立多摩総合医療センター 麻酔科
8. 産科周術期出血2:弛緩出血への対応
入駒 慎吾 聖隷浜松病院 麻酔科
9. 産科疾患と血液凝固障害:出血,血栓,DIC
三島 隆 社会医療法人 母恋 天使病院 産婦人科
【コラム】遺伝子組換え活性化第Ⅶ因子製剤はいつ使うか
野口 翔平 聖隷浜松病院 総合周産期母子医療センター 周産期科
10. 心肺蘇生:質の高いCPRに加え,帝王切開と新生児蘇生に対応できる体制が重要
山下 智幸 昭和大学医学部 救急医学講座
山下 有加 昭和大学医学部 産婦人科学講座
【コラム】死戦期帝王切開に経皮的心肺補助装置(PCPS)を用いるプロトコル:外傷診療の概念を応用した重症妊産褥婦の集中治療戦略
荻田 和秀 りんくう総合医療センター 産婦人科
11. 敗血症,感染症の管理:妊婦であっても対応は一般の患者と同様が原則
軽米 寿之 鉄蕉会亀田総合病院 集中治療科
林 淑朗 鉄蕉会亀田総合病院 集中治療科/The University of Queensland, Centre for Clinical Research
12. 循環器疾患の管理:妊娠前のリスク層別化から周産期の管理まで
中村 智弘 さいたま市民医療センター 循環器科
13. 妊娠高血圧症候群:ICUでの母体管理に向けて
鳴本 敬一郎・杉村 基 浜松医科大学 産婦人科家庭医療学講座
【コラム】妊婦の急性腎傷害(PRAKI):末期腎不全に至る重症例に注意する
福田 奈尾子 東京都立墨東病院 産婦人科/東京大学大学院医学系研究科 救急医学
心臓血管外科 後編
心臓手術における周術期感染対策:SSIを減らすために現時点でできること
鈴木 潤・森澤 雄司 自治医科大学附属病院 臨床感染症センター 感染症科
連載
■Journal clubをやってみよう:第1回:Introductionを読む!
安田 英人 鉄蕉会亀田総合病院 集中治療科/慶應義塾大学大学院医学研究科 博士課程医療科学系 臨床研究学
■Methodsを読むMethod:第1回:EBMを正しく理解していますか?
笹渕 裕介 東京大学大学院医学系研究科 ヘルスサービスリサーチ
■え!?知らないの?不整脈関連のME機器~ペースメーカ編~
伊藤 朋晃 小倉記念病院 検査技士部工学課
■Lefor’s Corner:第20回:Vascular Access and Hemodynamic Monitoring Part I. Peripheral Venous Access
Alan Kawarai Lefor,Misato Maeno Department of Surgery, Jichi Medical Universit
■集中治療に関する最新厳選20論文
柳井 真知 聖マリアンナ医科大学 救急医学
藤谷 茂樹
■JSEPTIC簡単アンケート:第20回:ICUでのリハビリテーション
安田 英人
今年も、慈恵医大臨床工学技士の奥田晃久さんと一緒にやります。
レクチャーだけでなく、クイズ、グループディスカッション形式で呼吸不全患者の呼吸の評価と初期対応や人工呼吸器の初期設定を学ぶことができます(COI:講師謝礼)。
まずは初級編ということで、若手のコメディカル、初期研修医が対象です。ご興味のある方は是非。
JSEPTIC 簡単アンケート第 51 弾 心臓血管外科術後管理の結果がまとまりました。
http://www.jseptic.com/rinsho/questionnaire_51.pdf
ご興味のある方は是非ご一読ください。他施設の状況を知る良い機会になると思います。
個人的には、ほぼ予想した結果になったと思います。大変興味深く拝見させていただきました。ご回答の皆様、ありがとうございました。
この場を借りて、一部に答えにくい質問があったことをお詫び申し上げます。
JSEPTIC簡単アンケートはまだまだ続きます。アンケートで他施設の状況を聞いてみたい、という方は事務局までご連絡下さい。
引き続きよろしくお願いします。