Dr. 讃井の集中治療のススメ

集中治療+αの話題をつれづれに

RCMF呼吸管理運営機構セミナーのお知らせ

2009-01-16 22:03:49 | 集中治療
NPO法人 呼吸管理運営機構の松崎様よりセミナーの宣伝の依頼です。

みなさまふるってご参加ください。


当NPOは、本邦における呼吸管理の環境と呼吸管理に関する医療従事者の知識・スキルを向上を目的として、2006年に東邦大麻酔科学第一講座の落合教授により設立されました。、昨年より、各種セミナーの開催等の具体的な活動を開始し、今後もさらに教育プログラムを拡充したり、up-to-dateな情報発信をしていく予定でおります。

今年も、既にいくつかのセミナーが予定されておりますので、ご紹介させて頂きます。
既に期日が迫っているものもありますが、まだ空きはございます。

【RCMFセミナー 誰も教えてくれない血液ガス】
http://resp-care.sakura.ne.jp/index.php?action=common_download_main&upload_id=214
1月31日(土) 10:00~12:00
場所:東邦大学医療センター大森病院の5号館地下一階 臨床講堂
講師:東邦大学医学部麻酔科学第一講座 落合亮一 先生
患者モニタリングに欠かせない血液ガスに関する臨床に必要な知識を基礎から分かりやすく、また、すぐに使えるように演習を通してより実践的に解説していきます。
受講料:¥5,000
申込書はこちら→ http://resp-care.sakura.ne.jp/index.php?action=common_download_main&upload_id=213

【RCMFセミナー 誰も教えてくれない人工呼吸管理のコツ Vol.2】
http://resp-care.sakura.ne.jp/index.php?action=common_download_main&upload_id=216
1月31日(土) 13:00~18:00
場所:東邦大学医療センター大森病院の5号館地下一階 臨床講堂講師:東京女子医科大学東医療センター 佐藤敏朗 先生
肺保護換気戦略に基づく換気設定や肺リクルートメント、悩ましいPEEP設定、ウィーニングの手法、患者アセスメントのポイント、マスク換気など、最新の人工呼吸トピックが満載の、本セミナーでしか聞くことのできない内容です。例示は、ほとんど全て実症例です。普段設定などで悩むこと、疑問に思っていること、苦労を感じていることなど、より良い呼吸管理のためのヒントが得られるかも知れません。
受講料:¥6,000
申込書はこちら→ http://resp-care.sakura.ne.jp/index.php?action=common_download_main&upload_id=135

【RCMFセミナー 誰も教えてくれない自発呼吸アセスメント】
http://resp-care.sakura.ne.jp/index.php?action=common_download_main&upload_id=219
2月8日(日) 09:00~16:00
場所:東邦大学医学部地下一階 臨床講堂
講師:神戸百年記念病院麻酔科 尾崎孝平 先生
患者の自発呼吸アセスメントに必要な知識と実践のポイントを、座学と実技を通して丁寧に解説していきます。目からウロコの、明日から実践できる内容です。呼吸管理を行う医療従事者は必見です。
受講料:¥10,000
申込書はこちら→ http://resp-care.sakura.ne.jp/index.php?action=common_download_main&upload_id=220

【日本集中治療医学会 ARRVフォーラムおよびPAV+フォーラム】
2月26~28日に開催される第36回日本集中治療医学会第一日目のワークショップの中で、APRVフォーラムならびにPAV+フォーラムが開催されます。
2月26日(木)15:00~18:40
ワークショップ5 「新しい換気モードをどう使うか」
座長:東邦大学医学部麻酔科学第一講座 落合亮一 先生、東京女子医科大学麻酔科学教室 小谷 透 先生
Part 1: APRVフォーラム(協賛:ドレーゲル・メディカル株式会社)
1. APRV update(小講演) メリーランド大学Shock&Trauma Center Nader Habashi先生
2. 症例報告 5題
コメンテータ::メリーランド大学Shock&Trauma Center Nader Habashi先生
コメンテータ:ロッテルダム大学名誉教授・フンボルト大学教授 Burkhard Lachmann先生
Part 2: PAV+フォーラム(協賛:タイコ ヘルスケア ジャパン株式会社)
1. Patient-Ventilator Interactions(講演) デューク大学医療センター Neil R. MacIntyre先生
2. 症例報告 2題
コメンテータ:デューク大学医療センター Neil R. MacIntyre先生
同時通訳付きです。
学会へ参加される方は、是非お越しください。

【RCMFセミナー特別編 Open Lung Forum】
2009年 3月 1日 (日) 09:00~16:00
場所:東邦大学医学部医学科地下一階講堂 アクセスマップ→ http://www.med.toho-u.ac.jp/access/
司会および解説:東邦大学医学部麻酔科学第一講座 落合亮一 先生、東京女子医科大学麻酔科学教室 小谷 透 先生
午前の部:Open Lung Concept
09:00~11:30 “Open Lung Concept: Up-to-date”  ロッテルダム大学名誉教授・フンボルト大学教授 Burkhard Lachmann先生
11:30~12:15  昼食
午後の部:Airway Pressure Release Ventilation
12:15~14:15 “Airway Pressure Release Ventilation: Up-to-date”  メリーランド大学Shock&Trauma Center Nader Habashi先生
14:15~14:30  休憩
14:30~16:00 “APRV in Clinical Practice”  メリーランド大学Shock&Trauma Center Penny Andrews先生
参加料金:12,000円
同時通訳はつきませんが、司会の先生方に解説をして頂く予定です。
主催:NPO法人 呼吸管理運営機構
協賛:ドレーゲル・メディカルジャパン株式会社
申込書はこちら → http://resp-care.sakura.ne.jp/index.php?action=common_download_main&upload_id=221

このほかにも、多くのセミナーや特別イベントが企画されておりますので、是非一度ホームページをご覧になってみてください。
http://www.resp-care.org/ 
よろしくお願い致します。

JSEPTIC 第3回総会のご案内 

2009-01-14 03:09:46 | 集中治療
聖マリアンナ医大の藤谷です。
JSEPTIC第3回のセミナーの案内をいたします。
3月7日に東京医大でAKI(acute kidney injury)をテーマにセミナーを企画しています。
今回は、豪華な講師陣お願いしていますので、かなり内容の濃いセミナーになると思います。
奮ってご参加よろしくお願いいたします。

平成21年1月吉日
JSEPTIC 第3回セミナーのご案内

集中治療に関心のある若手の皆様

今回、JSEPTIC第3回のセミナーを開催させていただくことになりました。今までの2回のセミナーのアンケートを元に、今回は1つのテーマに的を絞り専門家に講演をしてもらうこといたしました。集中治療学に興味を持っている方から、現在研修中の方を対象にいたします。集中治療では避けて通ることのできないAKI (acute kidney injury)について、4こまの講演を予定しています。講師陣は豪華絢爛です。

この機会にAKIについて深く学びたい先生は、ぜひご参加ください。

対象は、研修医2年目から後期研修医7年目ぐらいまでと致します。これはあくまでも、内容のことなので、参加者の経歴により制限をするものではありません。

日時:3月7日 (土曜日)  12:00-17:30
場所:東京医大 講堂 (会場地図;裏面)
参加費:2500円 (軽食あり)
申し込み方法:参加希望者は、聖マリアンナ医大 救急医学 藤谷茂樹 shigekifujitani@marianna-u.ac.jp までご連絡ください。130名になり次第締め切りとさせていただきます。




プログラム予定表
時刻 タイトル 担当者 担当者所属 司会
12:00 開会の辞 聖マリアンナ医科大学 救急医学 藤谷茂樹

12:05-12:50 AKIのRIFLE診断 東京慈恵医大 内野滋彦先生

13:00-13:50 急性腎不全のマネージメント(血液浄化療法を除く) 聖マリアンナ医科大学 腎臓内科 柴垣有吾先生

14:00-14:10 アステラス製薬

14:10-15:00 AKIのバイオマーカー、AKI治療薬の将来的展望(敗血症性AKIを中心に) 東京大学 腎臓内分泌内科 土井研人先生

15:10-16:00 AKIにおけるCRRT 内野滋彦 東京慈恵医大

16:15-17:30 症例呈示:M&MとEBMからのアプローチ ”治療不応性の肺炎のアプローチ“ 茅ヶ崎徳州会病院 田口瑞希先生


※ 「第4回JSEPTIC」開催は、20年 6月13日(土曜)を予定しております。会場は神戸大学も
しくはその周辺 招待講演:Drs. Dellinger, 大庭 (ミズーリ大学)、小谷 (女子医大)
を予定しています。詳細師決まり次第は、JSEPTICメーリングリスト,ブログhttp://blog.goo.ne.jp/jseptic/ に載せますので、その時に申し込みをお願いいたします。尚、メーリングリスト参加希望の方は、参加希望、所属、専門科を記載し、東京大学救急部集中治療部山口大介先生宛にe-mailを下さい。 yamaguchid-icu@h.u-tokyo.ac.jp
主催:日本集中治療教育研究会
共催:アステラス製薬株式会社

栄養投与の諸問題

2009-01-09 11:55:37 | 集中治療
みなさん、こんにちは

以前メーリングリストで質問のあった事項について急性期栄養、外科栄養に関する専門家でいらっしゃる筑波大学消化器外科の寺島秀夫先生から詳細なご返事をいただきましたのでアップします。

これらのスライドの解説もありますので、こちらはメーリングリストに流します。

ちなみに、寺島先生は、1月30日金曜日に鹿児島で開催の日本静脈経腸栄養学会のランチョンセミナー13「実は未解決の大問題,”投与カロリー”の算定法-ストレス係数が有害係数になる時-」をお話しされます。この学会に参加される先生方は是非ご参加ください。

質問は
1. 経腸栄養では総カロリーで計算して20~25kcal/kgで投与。TPNではNPCで20kcal/kgとしている。結果として経腸栄養でも蛋白カロリーを除くNPCではTPN時と同じく20kcal/kg程度になる?(米国でもこのように計算しているとJSEPTICのある先生に先日ご指導いただきました。)

2. 脂肪製剤は最初の20日間は投与しない。

3. 経腸栄養ではそれだけを目標カロリーの速度で与えても必要蛋白1.5g/kg/日に達しない。(私は蛋白を追加投与していませんでした。)何らかの形でタンパク質を補充しておられますか?

で以下スライドです。




MS