知的財産研究室

弁護士高橋淳のブロクです。最高裁HPに掲載される最新判例等の知財に関する話題を取り上げます。

好きな米国作家ランキング(その1)

2012-06-17 17:55:40 | 読書

1 ジェフリー・ディーヴァー

稀代のストリーテラー

何重にも嘘を重ねて真実を覆い隠した上のどんでん返しが堪らない。

2 スティーブ・ハンター

ベトナムで心身に傷を負った天才スナイパーであるボブ・スワガーの生き様に敬服。

3 スティーブ・マルティニ

リーガル・サスペンスの天才。どんでん返しがすごすきる。トゥロー・グリシャムより知名度は劣るが実力は上。

心に傷を負ったポールの生き様に共感。

最高傑作は、「依頼なき弁護」と「状況証拠」

3 マイクル・コナリー

ボッシュ・サーガも良いが、ハラー・シリーズの方が好き。

父と会わずに育ち、父を同じ刑事弁護士となり、リンカーンを事務所として利用し、月に2回、娘と面会するハラー。感情移入しまくり。

4 ジェームズ・ロリンズ

古代ロマンと現代科学の融合の上に成り立つサスペンス。

同系統のダン・ブラウンより上。なお、ダン・ブラウンの最高傑作は「天使と悪魔」

5 スコット・トォロー

「推定無罪」より「死刑判決」の方が上。人物の心理描写が素晴らしい。

6 ロバート・ラドラム

世界を股にかけて展開するスパイスリラーの大御所。しかし、何故か映画化されるとつまらなくなる不思議。彼の影響を受けている作家は多いと思う。最高傑作は、「シグマ最終指令」

6 J エルロイ

説明不要。

7 グリシャム

知名度より実力は劣るが、とにかく読みやすく、英語の勉強には最適。この点、マルティニと対局。若手弁護士の挫折と成長の物語や逃避行を図る中年弁護士の物語には共感できる。

 

 

 

 


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