知的財産研究室

弁護士高橋淳のブロクです。最高裁HPに掲載される最新判例等の知財に関する話題を取り上げます。

軸受けユニット審取

2013-03-30 10:25:00 | 最新知財裁判例
1 平成24年(行ケ)第10235号 審決取消請求事件 2 本件は無効審判請求成立審決の取消訴訟です。3 本件の争点は,請求項1の発明の進歩性(容易想到性)の有無であす。 44-1本判決は、「相違点2は外輪開口部を閉塞する構成に関するものであるところ,甲第3号証(ドイツ連邦共和国特許出願公開19735978号(DE 19735978A1))の1,2欄(訳文1ないし3頁),図1には,本件発明のエンコ . . . 本文を読む

アルミニウム箔審取

2013-03-29 05:01:53 | 最新知財裁判例
1 平成22年 (行ケ)第10273号審決取消請求事件2 本件は、拒絶査定不服審判不成立審決の取消訴訟です。3 本件の争点は,本願発明の進歩性の有無です。44-1本判決は、「引用発明1は,PTPシートの製造に際して,赤外光を照射することにより,アルミニウム製のカバーフィルムの印刷部上にある異物をも判別できることを技術課題の1つとして,赤外光に対し透過性を有するインクを用いて記号等からなる識別情報と . . . 本文を読む

バッチ配送システム審取

2013-03-29 04:31:57 | 最新知財裁判例
1 平成21年(行ケ)第10432号審決取消請求事件2 本件は、拒絶査定不服審判不成立の取消を求めるものです。3 本件の争点は進歩性の有無です。44-1 本判決は、まず、周知技術について、「周知例2には,車両や貨車等の輸送手段により製品や原材料等の積荷,すなわち資材を積み合わせて積載して運搬する場合,経験則に基づく積荷の積載ルールとして,輸送器の寸法及び積載可能重量などの制限条件をいずれも満たす必 . . . 本文を読む

カートリッジ審取

2013-03-29 04:09:49 | 最新知財裁判例
1 平成22年(行ケ)第10056号審決取消請求事件2 本件は、無効審判成立審決の取消しを求めるものです。3 本件の争点は進歩性(容易想到性)の有無です。44-1本判決は、本件発明3について、「この審決の判断の流れは,②,④,⑥の周知技術を前提とし,①,⑤の自明課題,設計事項を踏まえ,bの甲第1号証から読み取れる事項も認定したうえ,③,⑦,⑧の判断を経て,⑨,⑩,⑪のとおり相違点1ないし3の容易想 . . . 本文を読む

溶誘ガラス審取

2013-03-29 02:12:21 | 最新知財裁判例
1 平成24年(行ケ)第10239号 審決取消請求事件2 本件は,拒絶査定不服審判請求不成立審決書の取消しを求める事案です。3 本件の争点は進歩性の有無です。4 4-1 本判決は、「本願発明と引用発明とは,いずれも溶融ガラスの清澄方法に関するものであり,技術分野が共通するほか,溶融ガラスが1800℃ないし2000℃の温度に加熱される点でも共通する」としつつ。「本願発明は,前記1アに説示のとおり,特 . . . 本文を読む

飲料用保持パット審取

2013-03-27 22:16:03 | 最新知財裁判例
1 平成23年(行ケ)第10365号審決取消請求事件2 本件は、拒絶査定不服審判請求不成立審決の取消を求めるものです。(不服20093 本件の争点は進歩性の有無です。4 4-1 本判決は、「チョコレート粉末のような可溶性物質の場合に,パッケージの上面又は底面の一方が,可溶性物質を透過せず,他方が可溶性物質を透過させないが,溶解された可溶性物質を透過させるものであることは自明である」と述べ、「引用例 . . . 本文を読む

マスク審取

2013-03-27 03:07:30 | 最新知財裁判例
1 平成24年(行ケ)第10191号審決取消請求事件2 本件は、拒絶査定不服審判不成立審決について取消を求めるものです。3 本件の争点は進歩性の有無です。4 本判決は、特開2006-34340号公報以下の刊行物(水処理技術など本願発明と技術分野を異にする)の記載を認定の上、「本願時において,紫色の可視光線や紫外線による殺菌が様々な分野において利用されており,マスクにおいても紫色の可視光線や紫外線に . . . 本文を読む

チーズ審取

2013-03-26 10:58:09 | 最新知財裁判例
1 平成25年3月14日判決言渡 2 本件は、拒絶査定不服審判不成立審決の取消しを求めるものです。 3 本件の争点は容易想到性です。4 4-1 本判決は、原告の「刊行物1発明の解決課題は,外見上通常の白カビチーズと見分けのつかない白カビチーズを得ることであるところ,補正発明のように食品類をポーションカットによる切断面に露出させると,刊行物1発明の解決課題を解決できなくなるので,甲1には,刊行物1発 . . . 本文を読む

エレベータ審取

2013-03-26 08:40:25 | 最新知財裁判例
1 平成24年(行ケ)第10147号審決取消請求事件2 本件は、拒絶査定不服審判不成立審決の取消を求めるものです。3 本件の争点は進歩性の有無です。4 本判決は、当裁判所は,原告主張の4つの取消事由はいずれも理由がなく,審決に取り消されるべき違法はないものと判断しました。4-1 取消事由1(相違点1に係る判断の誤り)について本判決は、「機械装置の分野における部材の小型化,軽量化は一般的な技術課題」 . . . 本文を読む

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