ネフスキー大通りは、帝都サンクトペテルブルグのメインストリートで、長さは約4.5k、幅25~60m、街で一番古い通りのひとつです。
ネフスキー大通りは、ドストエフスキーの「罪と罰」のラスコーリニコフが歩いた道でもあり、ゆっくり歩きたかったのですが、バスで通っただけでした。
今日の写真は、全部、バスの中からのスナップです。
最後の写真、芸術広場のロシア美術館の前に建つのは詩人プーシキン像です。
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中学2年生のとき、スタインベックの「怒りの葡萄」を読んでから、パールバックの「大地」、トルストイ、ドストエフスキーなどのロシア文学へと傾倒していきました。
思春期から青年期にかけての思い出です。
このたび、ロシア旅行にあたって、再び、ドストエフスキーの「罪と罰」、「死の家の記録」、「白痴」を読んで、感動をあらたにして出かけました。
このたびの旅行では、自由行動がなく、文学の世界に触れることができなくて心残りでしたが、帰国後も、読書三昧でサンクトペテルブルグの情景を甦らせています。
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私がルポすることができない、文学の世界、作品の引用もふくめて、すてきなページを見つけましたので、日曜日のひととき、お時間があれば美術の世界もふくめて、お楽しみください。
露西亜旅行覚書 第弐篇