蛍の飛び交う季節になりました。
地元公民館の「伝承あそびの会」で蛍籠を教えていただけるとのことで出かけました。
先生が作られた見本の小さな蛍籠です。
最近では目にすることがめったになくなった麦わら、
麦わらの穂先を抜いて、しばらく水に浸けておきます。
太目の麦わらを十字に組んで、三方に1本づつ、一方に2本を挿して、組んでいきます。
長さが足りなくなると、次々に麦わらを継ぎ足して組みあげていきます。
美しく螺旋状に出来上がっていきます。
できました、右の小さいのが先生の見本です。
蛍籠のなかでほのかに光る蛍、風情がありますね。
蛍袋の花もそろそろ咲く頃ですが、長い間庭の片隅で咲いていた蛍袋が今年は見当たりません。
「季寄せ」の蛍袋のページ、俳句では夏の季語です。
ゆるやかに着て人と逢ふ蛍の夜 桂信子