有馬玩具博物館の6階フロアに展示されているドイツで伝統的に作られている木のおもちゃです。
1枚目から5枚目の写真は、ライフェンドレ―エンのろくろ引き工法で作られています。
一見バウムクーヘンのような形をしていますが、それぞれの動物の形にくりぬかれていて、ノミで割っていくと大量に動物たちが生まれてきます。
設計図はなく、すべて職人さんの頭の中にある図面でろくろが引かれるすばらしい技術、一時3人に減っていた職人さんがいまでは8人に増えているそうです。
この工法の詳しい作り方を前回訪れたときのブログで紹介しています。
2007.7.25 木のぬくもり
6枚目から10枚目の写真はくるみ割り人形です。
くるみ割り人形に、王様や当時の特権階級の人たちがモデルになっているのは、ふだん汗して働かない人たちにせめてくるみ割りくらいはさせようとの皮肉が込められているそうです。