銀座メゾンエルメスの10階にあるル・スチュディオに映画「「ジキル博士とハイド氏」を見に行きました。
ショップとは違うこちらの外側のエレベーターで10階まで上がります。
映画のパンフレット、フランス製のキャンディもひと粒添えていただきました。
ル・スチュディオでは、毎土曜日と日曜日に1日3回、毎月違う映画が上映されていて、ネットで予約すると無料で見ることができます。
40名ほどのミニシアターですが、今年のテーマはメタモルフォーズ(変身)、5月はピナ・バウシュの「夢の教室」が企画されています。
この映画は、1932年のアメリカ映画で96分のモノクロ35mmです。
トーキー初期とは思えないカメラワーク、特殊メイク、変身シーンなど、見応えのある作品でした。
ジキル博士とハイド氏の一人二役を演じきったフレドリック・マーチは、この作品で第5回アカデミー賞主演男優賞を受賞しています。
「ジキル博士とハイド氏」は、原作ももちろんすきなのですが、何年か前には、スペインでミュージカルの舞台を見ていたこともあり、映画がとても楽しみでした。
5月6日までのウィンドウ・ディスプレイはオスカー・ディアスの「エルメスコープ」です。
(この写真はエルメスのホームページから借用)
万華鏡(カレイドスコープ)の中に見える小さなオブジェは、カラフルで、きらきらと輝いていました。