和さんのブログデ紹介されていた絵本「こんくんのおんがくはっぴょうかい」です。
たしろちさとさんの絵本を読んだことがなかったので、注文していました。
きつねのこんくん、りすのりすこちゃん、うさぎのはなちゃん、あひるのがあおくん、なかよしの4人はもみの木マンションに住んでいます。
こんくんは秋になったらやってくるわたりどりが待ち遠しくてなりません。
湖でいっしょに音楽発表会をする約束をしていたからです。
秋を待ちかねて、4人は秋を見つけに出かけます。
ぶたおさんは、山葡萄を指さして、「この葉っぱが真っ赤になったら、それが秋さ」
くまごろうさんは、冬籠りの準備をしながら、「森の木の実が全部落ちたら、それが秋さ」
あなぐまじいさんは、焚き火のなかからほくほく焼けた焼き芋をだしてくれながら、「秋は焼き芋といっしょじゃよ。ゆっくり待つことが大事なんだからね」と教えてくれます。
こんくんはゆっくり待つことにしました。
コオー コオー コオー。
わたりどりがやってきました。
こんくん、はなちゃん、りすこちゃん、があおくんは、大急ぎで湖へむかいました。
音楽会がはじまりました、最初はバイオリンの二重奏、次はビオラ、チェロの演奏です。
そして、いよいよこんくんの番です。
こんくんのオカリナにバイオリンが重なります、ビオラとチェロが追いかけます。
「こんくんのオカリナ、すばらしかったよ」、わたりどりの隊長がほめてくれました。
その日、もみの木マンションで、みんなは乾杯をしました。
どんぐりのサラダ、きのこのシチュー、くりのグラタン……、デザートは山葡萄のケーキです。
絵本のページはごく一部だけの紹介です。
あらすじの文章はひらかなの部分を適当に漢字にかえています。
被災地の子どもたちにプレゼントする今年の絵はがきのテーマを音楽にしようかとkaturaさんと相談して、先日もギターのショットを撮ったばかりなので、グッドタイミングの絵本となりました。
昨夕、摘んだ庭のいちごです。
昨年のように豊作ではありませんが、ふたりの朝食のデザートには十分です。