海と人を守る、海上保安庁 巡視船 いず @横浜港
少し涼しくなった陽気に誘われて久々に横浜港までお散歩。 たずさえたカメラは、なんと電池切れで役たたず。 写真は携帯、しかもガラケーにて。
偶然にも、海上保安庁で一般公開をしていたので ちょいとのぞいてみる。 けっこうメカチックなものが好きな僕。 いつも外からながめていた巡視船の中はどうなっているだろうかと興味しんしん。 通路や階段はせまくて急。甲板の柵も 人や物の乗り降りがしやすいようにか 低くて 高所恐怖症にはどきどき。 ところどころは鎖しかないし。 居住性を追及する豪華客船ではないのでやむをえない。 中には手術室も完備。必要に応じて ドクターがヘリでやってきて処置を行うとのこと。ヘリポートがあるのは当然。ヘリも乗っけてるのかな。海中の捜索救難用に水中の様子を探索する超音波探査装置と遠隔無人装置(ROV)を搭載 操舵室内には 各種レーダーが・・ なんか影がざぁっとうつってるようにみえるのだけど、 ちゃんと説明をうけると なるほどと それらしくみえてくるから 面白い。
もともと ”いず” は 阪神淡路大震災の教訓から 被災地への救援物資運搬能力をかねそなえた災害対応型の巡視船としてつくられたとのこと。 災害地への医療支援も行えるよう手術室や設備がある。 へぇ・・ なんだかすごいなぁ。
陸上には 特殊救難隊・・海猿の方々の訓練施設が。 海上保安官の中でも超エキスパートということは過酷で危険な現場に赴くわけで その訓練は壮絶とききます。 波を発生させるでっかいプールや 飛行機の緊急脱出装置など 実際に訓練に使用されている設備を目にして そのすさまじい訓練の様子を想像。 こういう方々がいるから のほほんと暮らしていけるわけで、 ほんとに頭が下がります。 ところどころで 解説や案内をされていた海上保安官のなかにも 現役の海猿の方がいたかも。 どなたも きびきびしていて礼儀正しく 気持ちいいですね。 さすが・・
現場での緊張感をほんの少し想像できた 貴重な体験でございました。