ザ・サウンド オブ わんわん The sound of wan wan

ベルジアンシェパードグローネンダールのズースです。

鳴門の渦潮

2024年10月07日 | 旅行など
このごろ、日曜日はほとんどどこにも行かず、だらだらと過ごします。でも、昨日は、やっと酷暑続きの夏が去って、気持ちのいい晴れた日曜日だったので、一念発起、久しぶりのドライブに出かけました。
休みの日、食事以外に遠出するのは、ほぼ一年前のハワイ旅行以来かも。
明石大橋を渡って、淡路島を通り、徳島の鳴門に渦潮を見に行くというコースです。
娘と孫を誘いました。上の孫は、合唱の練習で登校しているので、彼女が練習を終えて帰宅する3時までに帰ってくる予定で。


明石大橋はいつ見てもわくわく感があります。

渦の道に行く前の展望台からの景色。

渦の道入り口。






この日は午後2時頃が渦の見ごろだそうで…必死に目を凝らしても、あまり大きい渦は、見えませんでした。残念。




道のところどころ、ガラス貼りになっていて、渦を観察できます。


写真嫌いの孫は後ろ向き。

爺と婆

お昼ごはんは、私は鳴門わかめたっぷりのうどん、夫は名物の鯛の刺身定食、娘は鯛の海鮮丼、孫はわかめうどんととり天。
混んでたので時間の関係で景色のみえない、狭い、テンション上がらない場所で食べたので写真なしです。

そのあと、駐車場近くの売店で買った、底にほかほかの鳴門金時芋が敷いてあるソフトクリームが美味しかった。ワカメの入ったジェラートは夫が食べていました。
写真とればよかった、と反省。
お出かけが久しぶりすぎて、調子が出ませんでした。

というわけで以上!

きょう、孫がおもちゃの車で遊びながら「よし、渦を見に行こう」と言っていたそうで、記憶に残ってくれればジジとババとしては幸いです。

🐶☕️🏈🚗🚖



最近、ふとした表情が、亡きニケに似てきたズース。


梨、梨、大好き。



月と月餅

2024年09月22日 | Weblog
久しぶりにブログをあけてみたら、「今日の一枚」という新しい機能ができているようなので、さっそく投稿してみました。
久しぶりに保冷剤を背負わずに散歩できて、ズースもこころなしか嬉しそう。やっぱり、あれ重いし、鬱陶しいよね。少しは冷たいかもしれないけど。




夫も暑いあいだは電動保冷剤(?)をしょって歩いていました。
ほんとに朝夕の散歩が難行苦行の夏でした。私もこんなに汗をかいた夏は初めてのような気がします。




何日か前ですが、中秋の名月綺麗でした。今年は月見団子を用意するの忘れていましたが、台湾のかたから、月餅をいただきました。



とても美味しかったのです。調べてみると、神戸の中華街で中秋節という、秋の行事をしていて、月餅が売り出されているとのこと。買いに行ってみようかな、と思っています。日本のおまんじゅうの餡の味とまた違うこっくりとした風味。
昔、こどものころ、中村屋の月餅は到来物としてときどきうちにあり、ゴマの風味の黒餡と木の実の餡の2種類ありました。それも好きでした。懐かしい味です。




Tシャツ着せてみました。ホラーっぽい?



今日いち-2024年9月22日

2024年09月22日 | Weblog
午後4時ころ、雨がやんだので、散歩にでました。正真正銘涼しかった!今までは、日が沈む頃家をでて、わずかな風に「涼しくなった気がする」と希望的観測で思ってたけど、間違いなく秋の訪れを感じ、嬉しかった。

暑い暑い

2024年08月03日 | Weblog
誰かと会えば、「暑いですね」「ほんとに暑いね」しか言えない日々です。夫とも顔あわせれば「暑いね」ばっかり言ってます。
気象台観測始まって以来の最高気温の連続だそうですからしかたない。
私は、あまり昔を懐かしがらないタイプですが、夏だけは昔の風情が懐かしいなあ。

ズースは、からだにも首にも保冷剤巻きつけられて歩いています。重いかな、少しは冷えてるのかな、なにも言わないのでわかりません。





サーキュレーターもズースのために買いました。喜んでくれてるみたいです。


朝4時台から散歩したり、夕方は6時半過ぎに出たり、悪戦苦闘の毎日。それでも暑いものね。




川上未映子さんに最近ハマっています。
「あこがれ」は私の読書友だちのおすすめ。
とてもよかったです。大人の児童文学かな。清涼感がありました。


孵化したての美しい色の蝉見つけました。




3行ポジティブ日記は効果あるそうです

2024年05月29日 | Weblog
最近、ちっともやりたいことができていない気がします。
忙しさと老化によるストレスで落ち込み気味。私の人生こんなもの、なんて、投げやり気味な気分になったりして。
3行ポジティブ日記でもいくか。
3行ポジティブ日記とは、精神科医の樺沢紫苑先生がしきりに提唱しているもので、寝る前にその日の楽しかった出来事を、どうにか3つ思い出して書くことで、ポジティブ思考のトレーニングになるとのこと。レジリエンス(困難を回復する力)を高めることになるそうな。

①雨による増水でざあざあと澄んだ川が気持ちよくながれていて、そこを散歩した。ズースも元気だ。


②ちょっと出かけたら、夫がズースを車にのせて迎えにきた。ちょっと乗ると、このヨダレの海。しかし、かわいい。



③朝の散歩。神戸の景色がきれいだ。
鴨が餌をあさっているのもかわいらしい。





おまけ。最近の読書。
伊藤比呂美さんの「読み解き般若心経」は、伊藤さんの正直なエッセイと現代語訳がおもしろい。

江國香織さんの新しい小説。とくに何も起こらないが楽しく読めた。


数日前に川で見かけたこの鴨の赤ちゃんたちは、その後の激しい雨でどうなったのか。今日、川を探したけど見つからなかった。親の鴨がひとり、寂しそうにたっていた。流されちゃっただろうか。カラスやヒヨなど、狙う鳥も多いだろう。自然は厳しい。






見出しの写真は、先週行った音楽会です。生で聴いてみたかった藤田真央さんのベートーヴェンは、柔らかくて滑らかでした。

3行ポジティブ日記は、しばらくノートにつけてみましょうかねえ。
果たしてその日のいいことが3つも見つかるかどうかはなはだ疑問です。あーあ。

太郎次郎水車・エーデルワイス

2024年04月30日 | Weblog
ここは、日々の散歩道の中でも風情があって気に入りの場所。灘目の水車と呼ばれる水車が回っています。
大きい水車と小さい水車2台。
吉野杉で作られているそうで、地域の山田を苗字に山田太郎と山田次郎と名付けられた水車です。
このところ、小さいほうの次郎水車の姿がなく、故障したのか壊れて取り外されたのかと心配していました。太郎水車だけになっちゃったのかな、と。
結構長くかかりましたが、先日通ると、次郎水車が戻ってきていました。なにか修理されたのかな。
このところ雨が多いので川の水量が多く、水を跳ね飛ばして元気に回っている太郎くんと次郎くんでした。








西日本新聞に連載されている人生相談。詩人の伊藤比呂美さんのお答えをまとめた本です。私は人生相談を読むのが好きだけど、回答が少し物足りないと思うこともなきにしもあらず。伊藤比呂美さんの回答は、質問者に寄り添う姿勢が真剣で読み応えあり、しかもユーモアあって楽しかった。全部50代から60代の女性からの相談です。

🍀
ピアノ🎹教室の弾きあい会で孫と連弾しました。ピアノを弾くって、孤独な作業ですが、連弾は楽しい。エーデルワイス🎶エーデルワイス♪




お花見・孫のフィギュアスケートの試合を見に新横浜へ。

2024年04月07日 | Weblog
今朝は恒例お花見散歩です。特別遠くまで花見に行かなくても毎年犬の散歩の時に十分楽しんでいます。
桜との記念写真は代々の犬たちの年中行事。








🎊🚄👏

昨日、4月6日は記念すべき、フィギュアスケートをしている孫の初めての試合で、観戦のため日帰りで試合会場の横浜まで行ってきました。新幹線に乗るだけでワクワクの遠足気分。新幹線に乗ると、昔は退屈して本を読んだり音楽聴いたりして時間を潰したものですが、何もせず、じっと乗って、乗ってること自体を楽しみました。時間のたつのがいやに早く感じられられるようになりました。これも老化なのか、わかりませんけど。あっという間に新横浜に到着。
そして、フィギュア初級のひよっこたちの試合。広ーいリンクに小さい子たちが1人で出て行って、頑張って滑っているのを見て感動しました。教えるのも大変でしょうね。たいしたもんだよみんな。
そして、孫、まさかの一位🥇でした。
おめでとうです👏


帰りに新横浜駅で、憧れのシュウマイ弁当を買って帰りました。すみずみまで美味しかった。

孫にあげたアレンジメントは、近所の花屋さんに小学生の男子に、と言って作ってもらったのです。






チューリップ・ズースおなかこわす・プラン75

2024年03月17日 | 映画
孫の入院に際し、お見舞いに持っていったチューリップ。孫が元気になって退院してもまだ可愛く咲いています。孫が病気のときは、勉強がクラスでビリッケツでもいいから元気でいてね、と思いました。



春のヒヨドリ


ズース、おなかをこわしました。獣医さんで急性大腸炎といわれ、お薬をもらいました。
お薬を飲み終わる頃にはすっかり良くなっていて一安心。いつか治らない病気になってしまう。そうなってしまった時の心の重さは想像するだけでこわい。6匹、そうやって見送り、ズースは7匹め。これで生涯最後の犬、と思っています。
毎日、ずーちゃんは長生き、と耳元で言い聞かせています。


今日も元気に走る。





ズースは、小さい子に特別に優しいタイプの犬ではありませんが、孫たちにはどうやら慣れた様子。

☕️🍿🍀🌷


PLAN75という映画。気になりつつ、おそらく暗く、気が重くなるだろうと避けていましたが、近所の友人から勧められて見ました。
高齢化が深刻な社会問題となっている日本で、75歳以上になると、死を選べてそれを政府が支援するという制度が国会で可決される。
実際にはこんなことはないのだろうけれど、もし、現実にこの制度が実施されたら?意外と希望する人は多いのかもしれない。と思うのは私が悲観的だからだろうか?
倍賞千恵子さん、指先まで老いを曝け出していた。
制度を支援する若い人たちの心の揺れも描かれていたのがよかった。
でも、若いうちは、歳とった人の気持ちはわからないもんだよなあ。その歳になってみないとわからないものだ、と思う。想像の範囲を超えてるものなんだ。
父母や、叔父叔母たちの晩年を思いやれなかった自分への自戒をこめて。



ズースと梅・懐かし4匹・「夜明けのすべて」

2024年02月14日 | 映画

近所の神社の梅が綺麗でした。

Googleフォト?のおすすめで出てきた昔懐かしい写真。我が家に4匹の犬がいたころ。ソファで犬に潰されるように寝ている私。あの頃は、ソファに寝っ転がると、自分は犬の群れの中の1匹だと感じたものです。とんでもなく大変な日々だったが、こうして見ると懐かしい。ニケ、パール、さくら、風太。4匹ともすでに天国です。


⭐️✨🚴‍♂️🌅
映画「夜明けのすべて」を見てきました。原作は娘に借りて既読。
主役の男性はパニック障害、女性はPMS(月経前症候群)。
上白石萌音さん演じる女性が厄介な症状を抱えながら周りに気をつかうひと。彼女は役にピッタリ。病気を持て余して投げやりになっている男性はアイドルのオーラを消した松村北斗さん。2人の距離がしだいに縮まる、というと恋愛になりそうですが、全くそうはなりません。映画はあくまでも淡々と、ラストまで。一瞬、睡魔に襲われたり。それでも、いいものを見たという気持ちがあとをひきます。
光石研さん演じる、ふたりが勤める小さな会社の社長さんがじわりと共感をよびます。
そうそう、人生はみんな大変だけど、こうやって周りの幸せを願って淡々と生きるしかないのよね。
夜明けがくる、と思えるほど、私は若くないけれども。。。
自分に関して言えば、この先、どう考えても日没に向かって行くとしか思えない。だから、この映画の肝心なところはわかってないかもしれない。
でも若い人たちを見てるのは好きです。
それにしても松村北斗くんはきれいな横顔ね、と見とれました。
原作よりも好きな映画だと思えたので、満足でした。






ズースのソファ・ポチ袋の話・

2024年02月06日 | Weblog
ゲーム中の孫とズース。お互い無関心。

一昨年の末、パールが天国へ行ってから、張り替えに出したリーンロゼのソファ。新品同様になって帰ってきてから、もったいなくて、ずっと別室に置いてあったのだが、とうとうズースのためにリビングに持ってきた。犬が寝るのにちょうどよい形状のソファで、代々の犬たちが愛用してきた。ズース、早速嬉しそうにくつろぐ。
私も読書用のソファとしてズースと共用しよう。座り心地いいのだ。




☘️✨💝

うちのリビングの掃き出し窓は、電動シャッターで、築26年になるが、朝晩スイッチひとつで上がったり下がったり、よくまあ、故障もせずに、と思っていたら、昨年末から故障して動かなくなった。
修理に来てもらったのだが、なかなか難しい故障だったようで、治ったようでもまた不具合が出て、結局、同じ人が計3回来て作業をしてくれた。
3回とも長時間に渡る作業のあと、工事のおにいさんに、お茶代としてポチ袋にいれて、少しの心付けをお渡しした。
毎回、彼は遠慮したけれども、気持ちとして受け取ってもらった。遠い本社から朝早く来てくれていて、一生懸命作業しているのがリビングで見ているとよく伝わっていたから。途中お茶を出しても、終わるまでひとくちも口をつけず、昼すぎて午後遅くなっても昼の休憩もとろうとしなかった。びっくりするほど真面目な仕事ぶり。
3回目のときも、いえいえ、と遠慮されるのを無理にお渡ししたら、
「ぼく、この袋、みんなとってあるんです、嬉しくて…」とポチ袋を受け取って、言った。仕事ぶりと同様、誠実な人柄が感じられて、こちらも嬉しくなる言葉だった。

外国でツアーガイドさんにチップを渡すときも、ポチ袋にいれて渡すと思いのほか喜んでくれたりする。
日本のポチ袋文化、なかなか良いものではないかと思う。

今日買い足したポチ袋。


最近、枝に刺したみかんを食べに来たメジロとヒヨドリ。






思わぬ怪我・ほんのぽっちり雪

2024年01月26日 | Weblog
 じいじと孫、似たもの同士?

さて、自分の身体の不具合など書きたくないが、覚え書きとして、記録する。
先一昨日、こっぴどく転んだ。うちの前は、坂道なのだが、その下り坂を走っていて、足がなんか回りすぎた、のかなんだかあっというまに勢いよく転んだ。
私はすぐ起き上がり、10メートルほど向こうを歩いていた若い女性が、急いで助けに来ようとしていたので、「大丈夫です」と言った。
手のひらずるむけ、肘も膝も痛いし、口も切って血が出ていた。
幸い家を出てすぐのところなので、帰って傷の様子を調べて水で洗い、救急箱の中の絆創膏の大きなのを緊急措置として貼った。
予定通り、娘に会うため駅に向かった。
しかし、甚だ気分は落ち込んでいて、口の中も切れているし、ランチどころではなく、なんとかアイスコーヒーをストローで。チーズケーキを小さく切って食べた。
娘は、転んで怪我したことは大いに同情してくれたが、「おかあさん、きょう5歳くらい歳とって見えるよ」と笑った。しょぼーん、だ。
なぜ走ったのだろうか、まるで背中を押されたかのように。私はわけもなく急いてしまうときがある。気をつけねば。とにかく怪我がこれくらいですんでよかった。
「ふいに」ということがあるのだ。「ふいに」という運命に人間逆らえるのだろうか。




これにお世話になっています。これを貼っていると、最初のうち、おびただしい量の血の色の滲出液が傷から誘き出されてくる。うわぁ…ってくらい。その水分で湿潤環境を維持し、かさぶたをつくらず傷を治すとのこと。 
だんだん、滲出液減って治ってきている様子。


さて、ズースも新年早々、獣医さんのお世話になりました。なぜかあちこち痒がるので診てもらいました。暴れまくって診察させなかったズースですが、私と先生と助手のかたで押さえつけてなんとか。
飲み薬と、肛門につける塗り薬をもらい、痒みは軽くなったようです。





1月25日、ほんの少し雪が降りました。
ちょうど一年前に雪が降ったよ、と配達のクリーニング屋さんに言われて去年の写真調べてみると、ほんとにそうでした。

これは去年の1月25日。











ズースのハーネス・「戦争と平和」挑戦

2024年01月18日 | 
犬の散歩の時、どんなリードで散歩するか、は悩ましいところ。
夫は、チョークという、首のところが輪っかになっている単純なリードが1番良いのだと言う。飼い主の意図が、リードを引っ張ることによって犬に伝わりやすいからだ、と。確かにそのように言われるチョークだけれど、ズースはよく引っ張る犬だし、ときどき首が締まって苦しそうに咳き込むのが気がかりだった。犬に苦痛を与えて言うことをきかせる、ってどうなんだろうか?
イージーウォークというリードがあり、これは先代の犬たちもずっと使っていた。



首より下の胸あたりにリードの繋ぎ目が来て、犬の習性上、引っ張り防止になる形状。便利に使っていたし、今も歩くのが楽なので気に入っているが、これは犬が歩きにくいからよくない、という人もいて、使うのに少し後ろめたさがある。

ネットでいろいろ調べて、ズースのために新しいハーネスを購入した。
フィンランドのフルッタというメーカーのもの。

 なかなかかっこよい。

胸あてもついていて、胸元から肩をすっぽり覆う形状。肩のところにリードの繋ぎ目。歩きにくさはないはずだけど、あまり引っ張らない。良さそう。
夫は、ちら、と見て、「フン!」という感じ。チョークがいいと固く信じてるからなあ。私は、これとイージーウォークを交互に使うことにする。


このところ、夕陽が美しい。朝焼けも美しい。雲も美しく見える。




朝、薄暗い中、ボール取り遊びするズース。

📚📖🕰🐶



ずっと積読、というか読みかけては挫折していたトルストイ「戦争と平和」に着手。
登場人物のメモをとりながら読んでいます。古典外国文学はこれをするにかぎる、と「モンテクリスト伯」で、痛感したので。
まもなく一巻めが終わります。叙事的。描写の細かいこと。戦争の場面は、いまロシアがまさしく戦争真っ最中であることを思う。貴族の描写の場面はロシアの美しい女性を思い浮かべつつ。フィギュアスケートとか体操の選手とか、バレリーナとか。

軽く読める短めの本で息抜きしながらこの超長編を読み進めています。先は長い💦




こんな時もある

2024年01月07日 | 犬たちのこと
冬の明け方の月。


今日はもう七草粥。
例年、年明けから七草までは長く感じるのだけれど、今年はあっというまで、七草粥のことはすっかり忘れていました。
あわててスーパーで七草を買ってきて、夜にお粥に刻んで入れて食べました。お餅もいれて、おいしかった。

いろいろあって、心ざわつく年明けです。見たい映画もゆっくり読みたい本もあるけれど、そんな気分にもなれません。
人生にはそういう時もある。
人間、言うに言えないことってあるものですよね。
みんなそういうものを抱えて生きてるのだと思います。
よくもまあみんな頑張って生きてるものです。
そんなことを思いつつ、電車に揺られている今です。
とにかく、しかたがないから流れるままにいきます。
なるべく心を落ち着け、足の裏をしっかり地面につけて。
来た運命は受け止めて。

朝晩のズースの散歩は日課。ズースと歩くのは心の安定剤。






パール、一周忌・年末年始

2023年12月29日 | 犬たちのこと
去年の12月27日、パールが亡くなったのでした。1年はあっという間。でも、パールには長いこと会っていない気がします。
懐かしいパールです。






今年の年末は、娘一家が引っ越してきたため、賑やか。年末だから、というより、日常的にいつもと違う年の暮れとなりました。


親子3代でテレビゲームしている図。


こどものころ、というか若い頃は年末、お正月は楽しみでした。年末にはクリスマスから引き続き、なんとなく華やいだ感じ。そして、お正月のまっさらなイメージ。除夜の鐘のころ、お風呂にはいると、つめたい外の空気と一緒に新しい年が、希望いっぱいの顔してやってくる気がしました。
新しい肌着、白紙の日記帳。
いま?いまは、なにもそんな感慨はありません。それどころか、年末年始の諸々の雑事から逃げ出したい。

紅白歌合戦も、歌が大好きな私は楽しみだったけれど、近年の流行りの歌にはついていけないだけでなく、外国の歌手やグループに頼る傾向にがっかり。
審査員も昔はもっと大物が出ていたような気がするけどねえ。。。
まあ、どうでもいいことですけどね。


しろばんば

2023年12月23日 | 



年賀状用の写真の中から。
この犬種はあまりベタベタするのは好きじゃないので、迷惑な顔?



井上靖「しろばんば」読み終わりました。しばし、大正時代の田舎に旅をしてきたような気がします。
平易な文章ながら、細かい情景描写、表面をなぞっているようてありながら人間の心の底まであぶり出すような人物描写、井上靖は文豪だなあと思いました。
最初は、主人公洪作の周りの大人たちの毒がいやでした。たぶん私もそういう毒を感じながら育ったせいか。
洪作が、複雑な家庭環境で育ちながら、健全な心の成長を遂げたのは、おぬい婆さんの我を捨てた愛情があったためでしょう。
大正時代の子供たちの天衣無縫ぶりが楽しかったです。
🎊
孫たちへのクリスマスプレゼントは、毎年、絵本を数冊選んでいました。
去年あたりから、小学生の孫たちへの本選びは難しいなと思い始めて、今年は孫からのリクエストで図書カードを贈ることにしました。
自分で好きなものを選びたいのだそうで。
図書カードだけだとなんか味気ないな、と本屋さんを見ていたら、この本面白い!と、これを図書カードと共にあげることに。
四字熟語と、それにあった犬の写真が笑いを誘います。猫のもあって、それも可愛いけど、犬のほうが表情豊かです。