ザ・サウンド オブ わんわん The sound of wan wan

ベルジアンシェパードグローネンダールのズースです。

新しいオーブンレンジ・「ぼけますからよろしくお願いします」

2023年12月07日 | 映画
ハワイ旅行のお留守番のあと、私たちがいない夢でもみたのか、一度、夜中に起こされました。ベッドの横に来て、前脚でひっかくので、ウンチしたいのかなと外に連れ出しましたが違っていました。不安が蘇ったのかもしれません。一回きりで、その後そういうことはありません。


秋の風景の中、散歩を楽しんでいます。



甘えん坊さん。

ハワイで食べたバナナブレッドを作ってくれ、と夫がいうので、ネットで検索して、作ってみました。ハワイの味の再現とまではいきませんが、なかなか美味しいレシピでした。



胡桃ありとなしのバージョン、両方作ってみました。



久しぶりにお菓子作りしてみたら、お菓子焼きたい意欲がムクムクと。
米粉のマドレーヌなるものを作ってみました。米粉は初めて。さっぱりした焼き上がりでした。

ところで、うちのオーブンレンジ、温めの最中にときどき止まるので、そろそろ寿命なのかなと思っていたら、あるとき、煙がもくもくと出たので、危険を感じ、14年お世話になったオーブンレンジにお別れして、買い替えすることを決心しました。

新しいオーブンレンジが来ました。


しかし、これ、スマホ連動とかで、そのやりかたがよくわかりません。
説明書もわかりにくくて。こういう時、歳を切実に感じます。時代に取り残されている!
夫ならできるかな。
年末に娘が来たら、やってもらおうかな。


とても印象的なドキュメンタリー映画をAmazonプライムで、見ました。

友だちからすすめられた「ぼけますから、よろしくお願いします」
アルツハイマーと診断されたおかあさんと、支えるおとうさんの2人暮らしの様子を、映像作家の娘がうつしたドキュメンタリーです。
目を背けたくなるような辛さ、悲しみ。でも、厳然たる人生の現実です。
自分自身の状況を受け入れられないおかあさんが苛立ち、もう死にたいと感情をあらわにするとき、怒るおとうさん。「気位が高いんじゃ」という言葉に、おかあさんもかわいそうだし、おとうさんも切ないし、胸をつかれました。
どんな状況であれ、人間は生きていかないといけないのだなあ。。。
100歳になろうとするのに向学心を失わず、英語も勉強し、おかあさんを支えるためにジムに行ってからだを鍛えようとするおとうさん、淡々と日々を受け入れるその様子に大変感銘を受けました。



2023年ハワイ旅行その7

2023年11月21日 | 旅行など

朝7:30からゴルフ。昨日は海越えのショートホールで、カーンと当たってボールが海を越えていったが、今日は、ぽちゃんと海の中へ。無念でした。

17ホールのプレイ中に、突然、カートが動かなくなりました。
しかたなく、ゴルフバッグを抱えて18番ホールに向けて歩き出しましたが、暑くて重くて途中でダウン。
通りかかった次のグループの人たちが、このカートに乗るかと誘ってくれました。私たち下手すぎるのでそれはサンキューと感謝しつつお断り。
ゴルフ場受付に電話して助けを求めました。
まもなくきてくれて、乗り捨てておいたカートも動くようにしてくれて、親切でした。
故障ではなく、足元のギアがニュートラルに入ってしまったのが原因でした。
英語できくと、ニュートラルはニューチュラルと聞こえ、夫はそのことにくいついて、しきりに聞き直していました。


待ったのは泊まっているコンドミニアムのすぐ近く。


なんだか疲れてやる気なくなりましたが、夫が「もったいないから18番ホールもやる!」と言うので、最後までしました。
2回、カーンと音がしたのが打てたので、まあ、気持ちよく終了。私のゴルフはそんなもの。大概はボールはポテポテとそのへんに転がっていきます。

ハワイ最終日の晩餐なので、近くのホテルのレストランで夕食を。
Canue House という全米100に選ばれたこともあるレストランとのこと。


メニューを見ると、Hokkaido Hotate とか
Wagyu とか、あと忘れてしまったけど、ほとんどのメニューが日本風で驚きました。英語メニューなんだけど、和食の影響が浸透しているメニューなのです。
和食はおそらく思いのほか海外で受け入れられているのだという印象を持ちました。

Wagyu tataki
(和牛たたき)

Ahi tataki
(アヒのたたき)

"たたき"っていう調理法が英語のメニューにのっているのです。

写真撮り忘れましたが、Kanpachiの焼き物と、ガーリックライス。
もっと色々頼んでみたかったなあ。高いし、余ると困るので、控えめの注文でした。
デザートも食べたかったけど。




翌日は、朝からバタバタと用意し、帰国の途へ。

忙しい、アクティブな旅でした。

うちの海外旅行は、英語ができる夫がツアーコンダクターとなり、予定、予約、当日の催行もすべて夫に頼ってしまいます。私はそれにのっかるだけです。
楽ちんなのですが、旅行を終えて、私が海外旅行に求めるものってなんなのかな?と疑問がふと湧きました。
今回のハワイ島は何度か訪れているところだからそのように思うのかも。
全く初めてのところだと、また違うかもしれません。
そんな疑問をふと、口にしたら、夫に「お土産買うために行ってるんじゃない?」と言われ、少しムッとなって苦笑。当たらずとも遠からずかもね。
でも、旅に行ったこと自体で、リフレッシュされたというか、新たなエネルギーが注入されたのは確かです。
無事、行くことができ、全日程をつつがなく終えられて感謝です。


ハワイ島、ばいばい。またね。


帰宅して、ズースに再会。ズース、文字通り泣いて(鳴いて)喜びました。
近所の人々から、夜になると遠吠えしているのが聞こえた、とかクーンクーンと寂しそうに鳴いているのが聞こえたとか口々に言われて、少し落ち込んでしまいました。ひどい飼い主ですね。
朝晩1時間ずつ、ペットシッターさんが来てくれて、昼間は近所のともだちが様子を見に来てくれていましたが、夜になると寂しくてたまらなかったのでしょう。
甘えん坊のズースにはかわいそうなことをしてしまいました。


マウイ島のスーパーで買った羊のおもちゃ。喜んでくれました。
ズース、ごめんね、留守番ありがとう。

2023年ハワイ旅行その6

2023年11月19日 | 旅行など
10年ほど前にハワイ島でゴルフデビューしました。その前に2ヶ月ほどゴルフ教室に通い、簡単に基本だけ教えてもらったのです。
ハワイ島でゴルフをするという贅沢は、素晴らしく得難い経験でしたが、いかんせん還暦からのゴルフは難しすぎる。
面白いと思うまでには至らず、老後、夫婦でゴルフを、と目論んでいた夫には申し訳ないけれど、「私はもうゴルフはしない」と宣言しました。
しかし、今回のハワイ旅行で、夫の要請があり再びゴルフすることに…。クラブの持ち方さえ忘れていましたから、旅行出発前に、ゴルフ教室に数回行きました。
そしてまた、ハワイ島マウナラニゴルフコースに立つこととなりました。
遥かに山をのぞむ雄大な景色、海越えのホール、黒い溶岩と緑の芝生のコントラスト、美しいゴルフ場で十分に目は楽しませてもらいましたとも!













お昼も食べずに回り終わったのが4時頃。エネルギー切れてふらふら。
マーケットで、タイガーロール(エビの天ぷらがはいっている巻き寿司)とサンドイッチを買って、コンドミニアムに戻っておそいお昼ご飯。
日本人のばあさんなのに、生物のお寿司が少し苦手な私は、アメリカ風お寿司が美味しいなあと思います。


工場併設のマカデミアナッツの専門店。おみやげ調達に。


晩御飯は、YouTubeでハワイ島のガイドさんが紹介していたステーキハウスへ。
コナという町は夜も賑やか。
ようやく見つけた駐車場で料金の払いかたに迷っていたら、親切なおじさんが近づいてきて教えてくれました。旅行者にとって、地元の人の親切は嬉しいものです。
車のナンバーを写真にとって、お店の人に見せたら2時間無料になる、それ以上になると駐車料金がかかる、とのことでした。





スープもサラダもチーズたっぷりでこってりしていました。

この店の名物らしいタマネギのフライ。

お肉は写真とるの忘れた。
肝心のステーキはちょっとチョイスを間違えた気もする。初めての外国のお店はなかなか難しい。




Outback Steakhouse Kona

店員さんフレンドリーでよかったです。
うちのテーブルで、大きなコップの水を派手に倒してしまうという事件がありましたが、数名の店員さんが嫌な顔せずにテーブルも床も素早くきれいに拭いてくれました。




2023年ハワイ旅行その5

2023年11月16日 | 旅行など
この日は、私にとって、懸案事項だったジップラインツアーの日でした。ハワイ旅行の計画、全ての予約などしている夫が、ジップラインをしたいと言い出した時、私は大反対。日本でもやったことないし、だいたい、歳考えてごらん。私は60代後半、ほかの3人は70代よ。
さんざん反対したが、聞く耳持たない夫は申し込んでしまいました。
ジップラインしなきゃならないと思うだけで少し憂鬱になるハワイ旅行だったのです。
さて、如何だったでしょう。


"Welcome to Hawaii Zipline Tours"

ガイドさんは若い男性3人。英語ツアーなのでアメリカ人です。
ツアー参加者メンバーは、総勢10名。日本人は私たちのみ。そして若いひとばかり。それだけでひいた気持ちになります。

荷物は預けて、スマホなど入れるウエストポーチの貸し出しがあり、同意書をスマホで入力。

それから、ひとりずつ、ベルトと金具を装着してもらいます。ヘルメットもかぶる。緊張が高まってきます。

バンに乗って、ジップラインの場所まで移動します。
全部で7本飛ぶことになっています。うわーいやだいやだ。

一本目は初心者向けの低い短いコース。どこを持つか、足は着地の時曲げることなど、詳しく指導してくれます。英語が聞き取れる夫の近くにいて通訳してもらうしかなく、そして夫は10人の中で一番乗りでやる気まんまんなので、自然と私は2番目に飛ぶことになりました。


これは何番めかな。だんだん長く。高くなっていきます。

熱帯🌴の草原をバンで移動したり、歩いたり。途中、草花や成っている実や、植物の説明をガイドさんがしてくれます。匂いを嗅がせてくれたりしながら。オールスパイスの葉っぱの匂いを嗅ぎました。オールスパイスって、いろんなスパイスが混じっているものだと思っていましたが、単独の植物らしいです。









最後のジップラインは高い階段を登ります。
下の光景に広がるのはかなり深い渓谷、熱帯林、滝。
私は景色を楽しむ余裕なく、早く終わって〜と思っていました。ゴールのところで夫が、滝を見ろ!滝見たか?と叫んでいましたが、私の目線は滝と逆のほう。からだがそっち向いちゃってましたから。
終わって、金具を外してもらいながら、ガイドさんに「怖かった」と言ったら、Me too!って言ってましたけど…?

無事に7本飛び終わって、心の底からホッとしました。いわばミッション終了という感じ。
主人以外のメンバー、義兄夫婦もおそらくそんな気持ちだったことでしょう。
ちなみに主人は、ジップラインって、時間が短すぎる、あっというまに終わる、とそこが不満そうでしたが、そんなことない、あれ以上だと疲れると私は思います。

主人としては、自分が予約したこのツアー、みんながいやだとやらなかったらどうしようと思っていたらしい。ひとり30000円以上の料金。
でも、3人のガイドさんがついて、安全対策もきちんとしていて、まあそれくらいの価値はあるのではと思います。
結果的に満足度の高いツアーでした。ジップライン未経験者でも、段階を踏んで最後、滝を下に見るようなコースに挑戦できるのだから。

午前9時半集合、終わったら午後1時頃。
ほっとして空腹を感じました。
ガイドさんが、近くのおすすめのレストランを教えてくれたが、そこは定休日。
行ったのは、「SUISAN」というポケのお店。
ネット情報によると、ヒロの海辺の日系人が始めたさかなやさん。さかなも売っていたが、ポケ丼を求める人が列を成していました。


ポケを選んで、それをライスの上にのっけたのをふたつ。サラダの上にポケがのったのをひとつ。スパイシーな味付けが美味しくて食欲をそそります。
お店のひとにすすめられ、近くの公園で食べました。漁業町だからか、餌にひかれるのか、よろよろした犬や猫がいて気になったけれど、冒険のあとで美味しくてガツガツ食べました。




食後、お土産を求めて、Big Island Candies へ。


ハロウィンの飾り付けの店内。
ここに来ると、たくさん買いたくなってテンションがおかしくなる私。セーブしないと重くて持って帰れないのがつらいところ。お値段も前よりだいぶ高く感じました。
それでももっと買いたかったなど欲が出ました。




キラウエア火山公園も行こうと。火口から煙が上がっているのをみました。




サドルロードという道を通って帰ります。途中、深い霧が出て、運転の夫は大変そうだった。

霧が晴れたら、美しい夕陽。

マーケットに寄ってシェイプアイスなるものを食べた。



激しい色とパウダースノウのような変わった食感。
マーケットで買ってきたスパムむすびやサンドイッチや果物の夕食。
長い1日の終わり。


終わっでみれば、ジップラインツアーは強烈な印象として脳裏に焼き付けられました。
自分じゃ絶対選ばないツアーで、無理矢理やらされた感はあるけれど、いい思い出?と言えるかな。とにかく鮮やかな思い出になったことは確かです。
長生きすれば、懐かしく思い出すことでしょう。


2023年ハワイ旅行その4

2023年11月15日 | 旅行など
マウイ島からハワイ島への移動日。
早朝、ヨーグルトとバナナを食べて、コンドミニアム出発。カフルイ空港へ。
私が食べたヨーグルト、賞味期限を8日くらい過ぎていたことに食べたあとに気づいた。アメリカのスーパーあてにならない、今度から賞味期限をよく見ようと思った。(たまたまかもだけど)
カフルイ空港からハワイ島のエリソン・オニヅカ・コナ国際空港までの飛行機の中は、大きな身体のアメリカ人が多く、しかもみんな手荷物がものすごく大きい。規格外ではないのかな、と不思議に思って見ていた。
乗り込んでから人みんな、その大きな手荷物を上の棚に押し込んでいく。棚が足りなくなって困っている人もいた。
前の座席には、黒い冬のコート、黒い毛糸の帽子、グレイの大きなマスクのどこか怪しげな東洋人。常夏のハワイの中の移動なのに、冬支度の服装が目をひいた。
「あの人、熱があるのかも。マスクしとこう」という夫の言葉で予防のマスクする。はてさて、熱があった人なのかどうかわからないけど。

ハワイ島到着。
空港からのこの景色。ハワイ島にきたな、という気になる、広がる真っ黒な溶岩と、ぽしゃぽしゃ生えている植物。




このサンドイッチはいつ食べたか、覚えていないのだけど。サラダも。




コンドミニアムに落ち着いてから、ワイコロア方面にドライブ。夕陽を見たり、マーケットを見たり。

夕食はQueen's Market のフードコートで、ガーリックシュリンプを食べた。


海老がたっぷり。味はまあまあ。






2023年ハワイ旅行その3

2023年11月12日 | 旅行など
午後から、ハレアカラ山に登るツアーがあるので、午前中はコンドミニアムまわりをお散歩しました。
海沿いにウォーキングトレイルがあったので、そこを歩きました。
途中で、アメリカ人のおじさんが写真を撮ってくれましたが、新潟の柏崎に住んでいたと言ってました。




お昼ごはんは、コンドミニアム近くのマーケットにあった中国人がやってる小さな店でテイクアウト。豚肉とチキンのサンドイッチ。これを4人で分けました。豚肉はプルドポーク?というのか、ホロホロに煮込んであり柔らかく美味しかった。


午後2時頃、コンドミニアムまでツアーのバンが迎えに来てくれて、ハレアカラツアーに出発。
途中のマーケットで晩御飯を調達。ツアーガイドさんおすすめのポケ。

種類が多い中、ツアーガイドさんがシェアできるように、4〜5種類選んで注文してくれた。
雲海が目の下に広がるハレアカラの頂上へ。標高3055メートルの休火山。



アポロ月面探査のリハーサルをここで行ったらしいです。
また、映画「2001年宇宙の旅」の撮影がされたのもここハレアカラ。






夕陽が落ちるのを見た後、ポケの夕食。
山頂で地面に置いて、地面からとって食べる。
とても美味しく感じました。山の上だからか。ポケの味が良かったのか。空腹だったのか。



暗くなると山頂の空に一面、星が輝きだします。
ガイドさんが、大型GPS望遠鏡、天文双眼鏡
レーザーを使いながら星空の解説をしてくれます。
この日は、半月よりもふくらんだ月が明るかったのですが、星もきれいに見れました。

ガイドさんは、iPhoneを使って星空を綺麗に撮ってくれます。
やり方をきいたのですが、自分でやってみてもうまく撮れませんでした。




3000メートル以上にも届く5Gのおかげで夫がスターウォーク2で星空観察していました。












2023年ハワイ旅行その2

2023年11月08日 | 旅行など
マウイ島の東端に、ハナというのどかな町があります。「天国のハナ」と言われ、ハワイでも手つかずの自然が残る数少ない場所のひとつです。
ここに行くハナハイウェイという道が有名で、600以上のカーブと54の小さな橋を渡るくねくね道です。このハイウェイ自体が観光地で、途中に滝や海の景観の美しい場所、植物園など見どころが点在しています。
今回のマウイ島旅行で、このハナハイウェイを自分で運転することは、夫の大きな目的でした。私は、なんだか危険な匂いがして、さほど乗り気じゃなかったのですが…。
西側のカパルアのコンドミニアムを2台のレンタカーで朝6時半出発。
私と夫で1台、もう1台のレンタカーには義兄夫婦が乗っています。
2台のレンタカーは、たちまちはぐれました。
勝手知らない場所ではぐれ、どうしよう、と思いましたが、Googleマップというものがある時代、夫が朝食の場所を指定して携帯で連絡をとったら、ちゃんとそこで会えました。すごい、と思いました。全然知らない町のはずれみたいな場所で会えて…。

朝食をとったカフェ(?)
地元感があり、よかったです。メニューを見てそれぞれ頼んでみました。








私が頼んだのはこれ。バナナブレッドのフレンチトーストなるもの。フルーツがのせてあり、甘いシロップがかかっていました。


朝食後、しばらく車を走らせて、ハナハイウェイに入ります。
600ものカーブのある道は細くてくねくねして、私は助手席に乗っているだけですが、気疲れして写真も撮ってません。車酔いするほうですし。緊張していました。
たしかに途中、ところどころ小さい滝があったり海が広がるところがあったり。そこで降りて水遊びしている外国人もいました。私たちはその余裕なく、夫はひたすらカーブをくねくねしながらひたすら車を走らせます。
道は狭く、橋の上はさらに狭く、一車線分しかないので対向車を待たないといけません。

ガーデンオブエデンアーボリータム(Garden of Eden Arboretum)という植物園に寄りました。
いわば熱帯植物園のようなところ。名前のわからない大きな鳥が歩き回っていて、餌の自動販売機があり、お金25セントいれてみましたが、餌が出てきませんでした。2つの自動販売機試してどっちも出てこなかった。鳥たちは集まってきて、餌ちょうだいちょうだいと。困りましたよ。だからここの印象あまりよくありません。綺麗なところですけれども。









次はワイアナパナパ州立公園(Waianapanapa state park)ここは黒砂ビーチです。


















日没近くなり、帰りはまたくねくね道を戻ります。往復で1200のカーブ。運転はさぞかし大変でしょう。私は車酔いしてしまいました。夫が慎重に運転していたら、後ろからアメリカ人の若者に中指立てて追い抜かれました。

「天国のハナ」への道は滝で遊んだり海水浴しながら、ゆっくりと楽しむほど価値があるのだと思います。まあ、いわば若い人むけかも。
私たちはその半分も味わえなかったかもしれません。なんせ、シニア4人旅で、気軽に水遊びや山歩きもできませんし。ドライブの大変さは味わったかな?

このあたりはなぜかバナナブレッドが名物で、道端にバナナブレッドと書かれた看板をよく見かけました。
途中下車して買って食べてみました。甘くておいしかったです。日本のいわゆるバナナケーキとは違う、食べたことのない味でした。

名物バナナブレッド。

帰りも義兄夫婦の車とはぐれました。
コンドミニアムまでの道がわからず、迷ったらしい。
途中で、8月に火事があったラハイナの被災者に支援物資を配っていた赤十字の人々と話して、なんと、支援の食事を持っていくように言われたと、意気揚々と「お弁当ゲット!」と帰ってきました。


支援物資のお弁当は、ドライカレー風のごはん。長いドライブのあとで疲れていたし、美味しかった。

なお、火事で燃えてしまった古都ラハイナの惨状は、マウイ滞在中何度か近くを通って目の当たりにしました。
私たちのマウイ旅行申し込みの3日後に起こった火災で、中止や行先変更も視野に入れつつ、検討して、行くことを決めました。
地元のひとびとの中には、まだ観光受け入れは早いと思っている人もいるとのことでしたが、マウイ島は観光で生計をたてている島なので、自治体は受け入れを決めたようでした。

最後になりましたが、夫がどうしてもブログに載せて、と言ったのは、ハナのワイアナパナパ州立公園の駐車場の予約票。これがなければ入れません。
日本から予約したものです。
どういう時間帯に到着するかわからないので2枠予約しておいた、とのこと。
英語堪能で、アメリカのガイドブックを読み込むことのできる夫だからこそできたことで、感心感心👏🥇






ガーデン・オブ・エデン・アーボリータム
+1 808-572-9899


2023年ハワイ旅行その1

2023年11月02日 | 旅行など
4年ぶりの旅の計画が持ち上がって以来、頭を悩ませていたのは、犬のズースをどうするか?
我が家はずっと多頭飼いだったのだが、昨年パールが死んでから、ズース1匹となり、ひとりぼっちのお留守番は寂しいに違いない。とびきり甘えん坊のズースを置いていくのはしのびない。
それでも計画は立ち消えにならなかった。私たちにとって久しぶりの旅行の誘惑は大きかったわけだ。
まず、ペットシッターさんに慣れる期間をたっぷりとった。7月ころからたびたび来てもらい、一緒に散歩してもらった。
それから近所の親しいともだちに、留守中ときどきズースの様子を見ていただきたいと恐縮しつつお願いした。
ほんとうは、どこかに犬を預けられれば主婦としては楽なんだけれど、犬の留守番の環境は家が1番いいというのが夫の譲れない意見だった。

そういうわけで留守番の犬に後ろ髪引かれつつ、ようやく出かけたハワイ旅行。10月20日から28日まで。

成田でチェックインの時、私のESTA申請できていないと指摘され、危うく出発できないところでした💦ギリギリで申請が受理され、無事機上の人となれました。

ハワイアン航空機内食。

デザートのパンナコッタ。

機内食朝食。晩御飯食べなかった夫はしっかりめのを。

私のは軽めの朝食。

塩がはいってた折り紙。

ホノルルの空港を経て、マウイ島カフルイ空港に着いて、昼食を食べようと、YouTubeで見たことのあるフードトラックが集まっている場所を探したのだが見つからず。
通りすがりの地元の女性にきいたら教えてくれたサラダのお店。
注文のしかたがわからなくて往生した。サラダ一人前の量の多さにアメリカを実感する。








カパルアの夕日。





ハワイで初めての夕食は、コンドミニアム近くのホテル内のレストランにて。
おさかなはKANPACHIと書いてあった。

エビとカンパチ。付け合わせがおにぎり?
ホタテ。

ロブスター入りのマカロニグラタン風。






新幹線ワゴン販売・まだ暑い

2023年09月20日 | Weblog
東海道新幹線の車内ワゴン販売が、この10月末に終了とのこと。寂しい限りです。
住居のある関西圏から、東京の実家に帰るために、新幹線に乗れば必ずワゴン販売のコーヒーを買っていました。
乗って最初に通るワゴンを呼び止めてコーヒーを注文する。目の前のテーブルにコーヒーを置けば、新幹線に乗ったなあとリラックスした気持ちになります。
父の見舞いに行くときも、母危篤の知らせに新幹線に飛び乗った時も、重い心をコーヒーの香りで少し和らげてもらったり。。。

もう28年前ですが、阪神大震災のあと子どもたちを実家に預け、家や仕事場の片付けをし、やがてガス水道が通って迎えに行ったときのこと。
こどもたちを従えて発車間近の新幹線に飛び乗ろうとしていて、どういうわけか、ホームの柱に頭をしこたまぶつけた私。正確には柱に設置されている金属の箱の角にぶつけたのです。
たちまち、おでこからおびただしく流れる血。同時に鳴り響く発車のベル。
そのまま新幹線に飛び乗り、子供たちを座席に座らせて、洗面所で傷を洗いました。
そして、車掌さんに怪我した旨を話すと、「うわあ」と言いながら傷を見て、絆創膏を貼ってくれました。
血は止まったようなので、座席に戻って落ち着け落ち着け、と自らに言いながら、やっぱりワゴンを呼び止めてコーヒーを買いました。
子どもたちはもう忘れて漫画読んでうちに帰れることで楽しそうでした。
神戸に帰って、すぐ外科で傷を見てもらったら「これでよく気絶もせずに電車乗ってかえってきたね。骨まで見えてるよ」と、縫ってくれました。

それにしても、血を流す私を見ても、誰も助けに来てくれなかったなあ。東京駅ホームのサラリーマンたちは、びっくりして見てたけど通り過ぎてしまったよ。関わりたくなかったんだろうなあ。

ワゴン販売のコーヒーなくなるのはやっぱり寂しいといろいろ思い出しつつ…

☕️🚄📖🍵

まだ暑い🥵。今年は暖冬との予報。気候に関してはあきらめの境地。
おそらく地球が温暖期なんだろう。











ほんの少し秋の気配・「モンテクリスト伯」

2023年08月22日 | 
今朝の5時台の散歩は、少し涼しい風が吹いていて嬉しかった。
夜になると、チリチリ虫も鳴いていて、微かに秋を感じる。
早く、秋よ来い。
昨日夕方のズース。
暑くてベロがながーくなっちゃう。かわいそうに。

 ☕️📖🍀🍵
記念に書いておく。
ついに「モンテクリスト伯」読み終わった。全7巻。通算2年近くかかったんじゃないか。
途中なんども中断したから。
これ、私が好きなあるエッセイストさんが小学生の頃読んで、読み終わるのが悲しいほど面白かったとエッセイに書いていて、いつか読みたいと思っていた。小学生でこれを読むなんて、信じられない。早熟で賢い子なら読めるのかな。子ども向けの版だったんじゃないかしら?私も昔、こどものころ、「巌窟王」という子ども版は読んだことある。
それはともかく、1巻目はすごく面白かったんだけど、途中から人の名前がごちゃごちゃ、わからなくなって、長らく中断していたら、誰に復讐しようとしてるのかもわからなくなって、迷子になりながら、前に戻って人物を書き出したりして。
気を取り直して読んでいたら、なんとなく繋がって、あ、そうか、と思いながら読み続け…
7巻目は面白かった。ヴァランティーヌが死んだとき、これは生き返る(死んだふり)に違いないと思っておしまいのほうページをめくったら、やっぱり!
そんなこんなでようやく読み終わった、バンザイ。
でも、誰にどんな復讐したんだっけね??
私、あたまわるっ!

もう一回ぼちぼち読んでみようかなあ…




子どもたちの帰省・武田百合子「絵葉書のように」

2023年08月18日 | 
7月末に長男が、この前のお盆の時期に長女が、今週末から次女が、それぞれ帰省。
3人の子どもたちも、青年期をとうに過ぎ、壮年といえる歳となりました。
それぞれみんな、このままならない世を真面目によく頑張って生きている。嬉しいしありがたい気持ち。と同時に自分の人生だけでなく、我が子どもたちの人生も、なんとなく見通せるような気がして、少しものがなしい。ほんとに、人生って短いなあ、と。
でも、彼らはまだその子どもたちと未来を見ることができる。
孫たちはまだまだこれから!

3代で川遊び。じいちゃん、息子、孫。

壮年の息子よ、なにか見える?




ズースと仲良し。

この夏は毎日暑くて暑くて。こんな暑い夏は初めてだという気がする。
ズースも保冷剤を巻いて散歩。しかし、毛の多いズースは毛を冷やしてるだけのような。
保冷剤がただ重いだけて、たいして効果ないかもしれない。

☀️🌞🏖🏊‍♂️

 
大好きな武田百合子さんの新しい文庫本を本屋さんで発見。喜びいさんで購入。
単行本未収録エッセイ集「あの頃」(図書館で借りたことがある)の中から、娘さんの花さんが選んで編集したもの。
厳選されているだけあり、武田百合子さんのエキスが詰まっている。
誰にも真似できない、独特の味。
もともと書くという行為は自分とはかけ離れたものだと思っていたそうで、富士の山荘の記録を書くきっかけを作ったご主人武田泰淳氏の慧眼から生まれた奇跡のエッセイストだ、と思う。




「はるかな国の兄弟」・大阪の寿司割烹・夏バテズース

2023年07月17日 | 
夏休みの子どもの読書みたいな本で暑さの中、少々別世界に旅しました。昔読んだ本ですが再読。リンドグレーンの世界は、学校も家もかなりしんどかった私の子供時代の逃げ場のようなものでした。「やかまし村シリーズ」や「ピッピシリーズ」「名探偵カッレくんシリーズ」など、本の中に入りたい、とどれほど憧れたことか。
スウェーデンという国に、そこはかとなく好意を抱いているのはリンドグレーンの存在が大きいです。根性がないので言語を学ぶこともそこに旅行することもありませんでしたが。
「はるかな国の兄弟」は、どこかジブリ映画を思わせるファンタジーで、この世ではない別の世界で、悪者や龍の怪物と戦う話です。
昔読んだとき、終わり方に疑問を感じましたが、ネットで感想を拾うと、同じように感じるひとが多いようでした。でも、今回読み直して、終わりのシーンにも納得。67歳のリンドグレーンが描きたかったのは、「けちなごみくずではない」人間の真の勇気なのだろうと思いました。

大阪難波の「英ちゃん冨久鮓」という寿司割烹のお店に行きました。美味しかった。私は飲めないけど、のんべえさんには最高の店でしょう。大将さん、ハンサムでいい腕、いい感じ。
それにしても大阪難波は、外国人観光客でいっぱい。すごい人混み。街並みもなんというかディープな雰囲気。人に酔いそうでした。
すかすかで夜は暗い神戸に帰ってきたらホッとしました😆

🍺🍣🥢🍻

暑いので、ズースもバテ気味。
5時からの早朝散歩でもけさはきつそうでした。毛皮着てるんだもんね。






見果てぬ夢は…・ハンバーガー・暑いね

2023年07月12日 | Weblog

英語ペラペラになりたい、というのは多くの日本人の願望に違いありません。
私の父母も晩年までNHKのラジオ英会話を聞いたり、英会話教室に通ったりしていました。
ペラペラには程遠いままだったけれども。
私も、いつの頃からか英語が話せる日を目標としていました。しかし、ことはうまく運びませんでした。自らの根気のなさと才能のなさを嘆きつつ、高齢者となり、もう諦めの境地です。
ところが夫は、留学もしていないのに英語を喋ったり聞いたりできます。
犬の散歩中もイヤフォンで、また、車の中で、私がまったく聞き取れない英語のPodcastを流しています。
じつに悔しい。
大きな違いは、脳の構造もあるだろうけど、「好き」の気持ちだと思うのです。
とにかくアメリカが大好き、英語の歌が大好き。勉強の積み重ねは苦ではなかったのだろうと。
根っからの外国人好きだから友だち作りにも積極的だったようだし…
英語の歌を英語のまま味わえる。
英語が「好き」の気持ちは私には全くなかったです。それどころか英語を勉強しているとおしりがむずむずする気分でした。
好きじゃない英語は、いくら求めど、ちっとも近寄ってきてくれません。
かくして、見果てぬ夢のまま終わりそうです。

夫は今でもアメリカのドラマや映画や音楽が好きだし、外人が好きなんだなあ。🥯
私は日本のもののほうが好きで、見やすいし聞きやすい。本なんて、日本語で読まないとなんの読書の楽しみがあるものか。

好きでもなく必要にもかられなかったもんなあ。別に英語で話したいこともないし。機械的な瞬間英作文の練習とかつまんなくてたまらなかったし。能力もないんだろうけど。。。ぶつぶつ…

英語教育学が専門の和歌山大名誉教授、江戸川晴雄さんは、「学校教育だけで『使える英語』を身につけさせるのは、体育の時間だけで五輪選手を育てるのと同じくらい無理難題」と言っている、と新聞で読んだ。
ほら、そうなんだ!

それにしても、見果てぬ夢は恨めしい。イソップの酸っぱいブドウみたいです。

🔠🆒🆗🆙

英語嫌いでも、ハンバーガーは美味しい。われわれは老夫婦だけど、よく食べに行きます。
ここは、古民家を改造した店で、家族で営業しているハンバーガー店です。

アボカドチーズバーガー。
アボカドたっぷり。


🍔🍿☀️🌞

毎日暑いです。散歩がつらい日々。まだ夏はこれからが本番☀️






YouTubeの旅行記も面白いけれど。。。

2023年07月07日 | 
この頃、いわゆる旅系YouTubeをよく見ています。
まあ、たくさんの人が自分の旅行をYouTubeで紹介していること!外国も国内も見たいところを検索すればたいてい出てきます。
世界中を旅しながら、その様子をYouTubeにあげている人がいます。いいカメラで撮られた景色は臨場感たっぷり。食事の様子も映像で見れば、匂いまで伝わってきそうです。説明の言葉は最小限で充分。
更新を楽しみに映像を日々楽しんでいるのですが、最近、本棚から引っ張りだしたこの本。


知人に10年ほど前に謹呈していただいた紀行エッセイの本です。
一度目を通しているのですが、再読してみると、昨今の映像の旅行記に慣れた脳と目に新鮮で、驚きました。
1987年からほぼ20年にわたり、ご夫婦で欧米を旅行した際の紀行文で、写真ではなく、著者である奥様ご本人の油絵がたくさん添えられています。
飛行機や列車など交通機関での様子から建物、風景、人々、食事の内容など五感全てに触れたことがらが、実にこまごまときめ細かく綴られています。
紀行のエッセイは、焦点を絞らないと、子どもの作文のようになる、と教わったことがあるけれども、歴史、絵画の教養や、おとなとしての観察眼や見識に裏打ちされたこの本の文章はその限りではなく、すみずみまで読み応えがあって、旅心をそそられます。
映像や写真ではない、文章で伝える魅力、というものを再認識したのでした。
📖☕️✈️🚄🥂🌴

暑くなりました。
少しでも涼をとりに水辺に行きたい。
ズースは臆病なので水にはいるのはあまり好きじゃなさそう。
泳がせてみたいね。










食にまつわるエッセイ集・洋食屋さん

2023年07月01日 | 
阿川佐和子さんの著書で「残るは食欲」というエッセイ集がありました。(読んでいないので内容はわかりません)
高齢になって、物質的な欲がめっきりなくなりました。街に出て、デパートに行っても、買うどころか品物を見歩く興味さえなくなっていて我ながら驚いたりします。
でも!おなかはすきます。
これはとてもありがたいこと。
体調が良いという証拠ですので。
まさしく残るは食欲だ、と思うきょうこのごろです。

最近、図書館で借りて、食についてのエッセイ集をまとめて読みました。このほかにも、「おやつ」とか「お弁当」とか「朝ごはん」とかいろいろありました。
現代作家から故人となった懐かしい名前まで、古今の作家の食に関するエッセイが、集められていてなかなか興味深い。
江國香織さんや武田百合子さんや村上春樹さんのような好きな作家のエッセイは既読のものも結構ありました。
武田百合子さんが、ご主人の作家、武田泰淳さんが枇杷を食べる様子を描いた「枇杷」は名作だなあとあらためて。短いエッセイですがあんなに生々しい芳醇な文章はめったにないです。
左上はこの前作ったオムライス。

神戸は洋食屋さんの激戦区です。
最近あまから手帖で見て行った、行列のできる洋食屋さん「SAEKI」。
ミックスフライ定食は、有頭エビフライ、チキンカツ、コロッケ、ミンチカツの盛り合わせ。コスパも良いです。
夫は神戸で2番目に好きな店になったんだそうです。(1番は神戸キチンという洋食屋さん)

🍀📖☕️🍽

ズースも一緒に茅の輪くぐりをしました。
健康祈念。

川までの散歩も慣れました。遠く感じなくなった。

朝の散歩コースのお地蔵様には、日々の感謝をささげます。