今日はわんわんわん(111)で、犬の日だそうですので、うちのわんたちの写真をのせます。
これは今朝の写真。雨降りで散歩が少なく、ちょっとつまらなそう。
ソファの上がパール。
下がズース。
夫と私、老夫婦の愛を一身に受けています。
ほんとうは、もっと走ったり、いろんな場所に連れて行ってくれる飼い主だとよかったかもしれないけれどねえ。
「ズースが来てくれてほんとによかった」が、私たち夫婦の合言葉。
パールは足が弱くなってきて、トボトボとお散歩しています。
もともと筋肉質で、去年は山の上までズースについて上がっていたのに。
寡黙で静かなパールだけど、なんでもわかっているのです。
老犬のかわいらしさを日々教えてくれるパールです。
🐶🐕
先日初めて行ったおいしいお店。
うちの近くで通るたびに気になっていた「小さい店 良」のお料理。ネットの評価も高いのです。
写真の順番が逆ですが…。
懐石料理ですが、高級な食材を使っているわけではなく、でも、一品一品が丁寧でオリジナリティがあります。みかんの上に炙った鱧がのせてあったり。
店長の良さんは、可愛らしいお坊さんのような感じのかたでした。
毎日がつまらなくて、日常のあれこれがめんどくさくてやる気がなくなったときに、これを読みたくなります。
不思議と力が蘇ってくる魔法の力がある本。
武田泰淳・百合子夫妻の山小屋での日々を、百合子さんの飾りけない筆致で綴られた何気ない本なのです。
あまりに素っ気ないほどの普段着の文体と内容に、なにこれ、つまんない、と思う人も多いでしょうし、逆に私のように力をもらう人もたくさんいるでしょう。
作家の川上弘美さんが愛読されていると読んだことがあるような…
田村俊子賞を受賞している本だそうです。
これの中巻で、愛犬ポコが死んでしまうところがあります。その死に方がかわいそうで、ある意味飼い主の不注意なので、最初読んだとき腹がたったのです。なんて無神経なことをするんだろう?と。
そこのところは嫌いでした。
でも、よく読み直すと、飼い主(武田泰淳夫妻)の心情も伝わってきて、仕方なかったね、という気持ちになりました。