ザ・サウンド オブ わんわん The sound of wan wan

ベルジアンシェパードグローネンダールのズースです。

高源寺

2018年11月11日 | 旅行など
今日は爽やかな秋晴れ、絶好の行楽日和。どこかへ行かずにはいられないと朝からそわそわのニケパパ、1番行きたいのは京都でしたが、混雑の様子は耳に入っていましたのであきらめて、丹波篠山方面へ。
紅葉情報を見て、高源寺に行ってきました。









紅葉は盛りを過ぎたのか、目が覚めるほどきれい、というわけではありませんでしたが、広い境内で、風情のあるお寺でした。





近くのダムがきれいでした。(生野ダム)







ダムの船着場にいたワンコ。




今日夕方のお散歩。




夕日を見てるのかな?電車かな?

阿瀬渓谷のやまめ料理・ニケの手術

2018年05月28日 | 旅行など








ひと月ほど前、ゴールデンウィークのさなかに、豊岡、神鍋にある阿瀬渓谷に行きました。目的は、ここにあるやまめ料理のお店。

家から車で1時間半ほど。早く着いたので、渓谷を少し歩きました。阿瀬48滝と言われ、大小の滝や淵があります。小鳥のさえずりをききながら森林浴。

そして目的地。



お料理は野趣に富んだものでした。





やまめは自分で炭火で焼きます。



椎茸とよもぎ餅も炭火で焼いて。
この手作り感たっぷりの、よもぎ餅が1番おいしかった。


イワナのお刺身

















以上、たっぷりの山菜と川魚を使ったお料理でした。
季節限定で開いているお店。やまめは、梅雨の時期が1番美味しいそうです。



5月10日、ニケがお尻にできた大きな腫瘍を切除する手術を受けました。





全身麻酔が心配でしたが、ニケ、乗り切りました。
ズースが傷を狙うので困りましたが、それもなんとか乗り切りました。




生野銀山

2018年04月11日 | 旅行など
2週連続日曜日、春の陽気に誘われて、出かけました。うちは、犬たちのお留守番を考えると、5時間ほどで行って帰れるところに限られます。

先週、朝来方面に行った時に案内板が目にはいった生野銀山に行ってきました。

大同2年(807)に発見され、室町時代に採掘が始まり、織田、豊臣、徳川と管理下におかれて、明治時代にフランス人技師の指導を招いて近代化、昭和48年に閉山されるまで、長い歴史を持つ鉱山で、今はテーマパークとなっています。

入り口あたりに、ヒカゲツツジの群生。ちょうど花盛りでした。




フランス風に作られた坑道入り口。












江戸時代風の人形と、現代風の人形が、それぞれの時代の採掘の様子を伝えています。
ちょっとこわいような…?







出口は徳川風。



坑道見学のほか、鉱山資料館や、天然石すくい取り体験コーナーなどあります。

坑道に数多く配置されたお人形はこんなことにもなってるみたい。


併設のレストランで、鉱山社宅の食卓で生まれたという(ほんとかな?)名物のハヤシライスを食べました。


このあたりはまだ桜がきれいでした。




お留守番ご苦労様でした。





竹田城跡

2018年04月01日 | 旅行など
きょうは朝から春らしいうららかな陽気。珍しく出かけようか、という気分になり、私の希望で、天空の城として有名な、竹田城跡に行きました。

うちからは車で1時間ほど、朝来市にあります。

車窓も桜がいっぱい。特に氷上郡あたりの加古川沿いに何十キロも連なる桜は圧巻でした。車降りてゆっくりお散歩してみたい。







現地、竹田城跡の、駐車場からは、約2.2キロの坂道を徒歩で登ります。やがて休憩所があり、そこから800メートルほどの山道。かなり大変ですよ。


ようやく竹田城跡に着いた、と思ったら、料金所があり、入城前に、500円の拝観料。
あらま。











下の写真、正面の山に桜が群生しているのが見えますが、ここは立雲峡という桜の名所。
よくある竹田城跡の雲海の写真は、この場所から撮られたものだそうです。











桜が見頃でいい眺めでした。段々になった山城跡を歩きながら眼下にひろがる町を眺めます。広い城址で、かつての城の大きさがうかがえます。

日本のマチュピチュといわれているそうな?そこまでのスケールはないかもしれませんが…。(本物のマチュピチュは行ったことありませんが)

雲海に浮かぶ天空の城として有名ですが、それは秋の早朝にみられる景色だそうです。
それぞれの季節にそれぞれの良い眺めが見られるとのことですよ。
500円の価値ありです



犬たちへのお土産は、途中の道の駅で買った、これ!



一緒にぽりぽりたべました。美味しかった😃

なお、ワンちゃんと一緒にお城に向かう山道を登っている人たちも多く見かけました。

うちの犬たちは数時間お留守番でしたが、そのあといつも通りのおさんぼ。
深田池で、ズース。

小さい秋みつけた

2016年10月02日 | 旅行など
ハイキングに行ってきました。
場所はここです。



砥峰(とのみね)高原。すすきの名所です。昔は茅葺屋根の材料をとっていたそうで、今でもすすきの原を保つために毎年山焼きが行われているところです。
うちから車で一時間半ほどでした。

ここは、化石周氷河斜面と呼ばれる地形なのだそうで、うねうねとなだらかな斜面が続く高原です。
映画「ノルウェイの森」のロケ地です。そういえば、その当時、兵庫県内がロケ地に選ばれたと新聞で見たような気がします。

ちょっとした資料館のような場所があり、写真が飾ってありました。



軍師官兵衛も。



最近では映画「信長協奏曲」のロケにも使われたとのことで、休憩所には、松山ケンイチや小栗旬や、たくさんのサインが貼ってあり、ミーハーごころがくすぐられました。


すすきの見ごろには少し早かったのが残念ですが・・・。





気持ちよいハイキングコース


もうちょっとすすきの穂がひらいていたらもっときれいでしょうね。見頃は10月下旬ごろかと思います。





そっちはいかないほうがいいですよ、と言われると行きたくなるヒトが・・・夫は三回、私は一回、このあたりで滑って転びました。


あちこちに「ノルウェイの森」の撮影地であることが紹介されていました。


ころんで泥だらけの手を洗い、休憩所で景色を見ながらお蕎麦を食べて帰りました。


けっこう歩きましたが、夕方の散歩までお昼寝ができるくらいの時間に帰ってこられました。思いのほか近いです。

ハイキングコース途中、たくさんの犬連れの人たちとすれ違いました。

なだらかなコースなので犬とのハイキングにもよさそうです。

パールも行きたかった?ニケは車酔いするから無理だなあ。
























ハワイ島

2016年09月28日 | 旅行など
暑さがぶりかえして、雨も多くて、お散歩が大変です。
早く爽やかな秋空、もどってきてほしい。

さて、先々週、おそい夏休みでハワイ島に行ってきました。
私は、ニケとパールが気になって、(特にニケがもう御年12歳になろうとしているので)旅行は行きたくないとずっと言っていたのですが、成り行きで行くことになりました。

今回はのんびりした旅をこころがけましたが写真はたくさんあるので、ぽんぽんと写真だけアップしてみます。

うちはいつもどたばたした旅行になってしまうのですが、今回も出発からどたばたしました。

関西空港に着いて、チェックインしようとしたら、夫のエスタ(アメリカの電子渡航認証システム。旅行前に一人当たり14ドルを支払う)が手続きできていない、と言われました。
空港のパソコンで自分で手続きしなければならず。飛行機までにそんなに時間がない。
夫はパソコン操作しながら手が震えたそうで・・・。
私は、「ペットシッターさんに念入りにお願いしたし、ともだちにも犬たちの様子みてくれるように頼んだのに・・・。『飛行機乗れなかったわ、てへへ・・・』ということになるのかなあ・・・」と思いながら、荷物番をして待っていました。

なんとかぎりぎりで間に合い、無事チェックイン。
ほっとして、のどの渇きを癒して、ゲートへ。すると夫が飛行機のチケットをどこかに置き忘れたことに気づいて。。。
飛行機に無事乗ったときにはもうどっと疲れていたのでした。



飛行機の中から上空の朝日


コナ国際空港に着いたら、荷物がでてこない。荷物がのってなかったのです。次の便まで待たなければなりませんでした。



ハワイ島らしい光景。真っ黒な溶岩台地とその向こうの海。



今回、私はゴルフはパスしましたが、ここのゴルフ場の野趣あふれる独特の風景は好きです。


箱庭のようなデザイン


夫と友人がゴルフしている間、まちをめぐるツアーに参加したり、あたりを散歩したりしました。

ヒロの街のファーマーズマーケット。







アサイボウル発祥の地


そこのアサイボウルを食べました。バナナいっぱい。









ツアー途中で会った犬。なんと「ばかたれ」という名前だそうです。奥さんは白人の現地のかた。だんなさんが日系人だそうで、意味はわかっているらしいんだけど、「ばかたれ!ばかたれ!」と呼んでいました。。。



シュノーケルのツアーにも参加しました。
ハワイ島に行くかたにはぜひおすすめしたい、小さい子から年輩の人まで、安心して参加できる楽しいツアーです。
ケアラケクア湾へのフェアウィンド号クルーズ
ここです

船の上でハンバーガーを焼いてくれます。




朝ごはんも食べ放題。


とても働き者のイケメンおにいさんがカウンターでせっせと食べものの用意をしていました。


船は清潔で、広く、食事はアメリカ風ですがおいしいですし、シュノーケルをするサンゴ礁のきれいな湾は波がなくて安全です。船には滑り台やシャワーなど設備が整っています。
浮き具も揃っていて泳げなくてもシュノーケルが楽しめます。
おすすめですよ。

さて、ハワイ島の活火山、キラウエア火山にも行ってきました。
いま、火口からマグマがぐつぐつと見えています。活動期にはいっているそうな。














今回印象的だった食べものはこれ。


アイスクリームのフライです。日本食レストランで、デザートメニューにあったので、頼んでみました。
アイスクリームのまわりにスポンジケーキがまいてあって、なんとフライの衣がついていました。食べたことのない味でした。
しかも大きい。横の徳利と比較してみると・・・。


現地のガイドさんに、ハイビスカスを撮るときは、空をいれるのがコツですよ、と教えてもらいました。



それを思い出して、我が家の前のマンションに咲いている芙蓉を撮ってみました。ハイビスカス風。





元気に留守番してくれてよかったです。
留守中、ご近所のかたがたにもお世話になりました。






















天滝

2015年11月15日 | 旅行など
週末、天滝に行ってきました。
兵庫県養父市。兵庫はとても広くて、神戸に住んでいると、なかなかここまでは足を伸ばしません。
兵庫の北西方向、鳥取県に近い場所です。

天滝は、「日本の滝100選」に選ばれている滝で、ここに至る渓谷も「森林浴の森100選」に選ばれているのだそう。

お天気が悪かったし、車で滝の近くまで行ってちょっと滝を見て帰るつもりが…

車で山道をくるくる登ると駐車場があり、車を止めるとそこからハイキングコースが始まります。しかたなく雨の中歩きだしました。





きれいな渓谷だけど、なんだか先が長そう。





普通のスニーカーで来てしまいましたが、けっこうな登山道。
歩いている人たちは、みんな杖やストックを持っていました。







滝がいくつもある渓谷。とても気持ちがよい景色が続きます。





雨で濡れた落ち葉の道。滑らないように。








天滝はまだかなー







40分ほど山道を歩いてようやく天滝にたどり着きました。



落差98メートル。確かに天から降るような、すばらしく立派な滝でした。雨で水量が多く、迫力ありながら、繊細な感じもする滝です。






ちなみに、朝ドラ「ふたりっ子」のオープニングに使われていたそうですよ。見ていたけど、全然覚えていないのですが…。

ヴァッハウ渓谷・メルク修道院からウィーンへ

2015年09月15日 | 旅行など
きょうのメインは世界遺産のヴァッハウ渓谷ドナウ川クルーズ。

まず、船着き場のあるメルクへ、車で向かいました。
メルクには、有名なメルク修道院があります。ベネディクト会派の修道院とのこと。
ガイドなしでざっと見ただけで、よくわからなかったのですが、10万冊の蔵書の図書館や、大理石の間の天井画がきれいでした。
大理石と金箔がふんだんに使われた教会は、オーストリアバロック建築の最高傑作と言われているそうです。







教会ではこどもたちが歌っていました。


メルク修道院のテラスから見るドナウの風景が美しい。


入口近くの広場にあるカフェでおいしいケーキを食べました。これが一番印象的。ここのオリジナルケーキだそうです。







さて、一服してから、船着き場から船に乗り込み、ドナウ下りのはじまり。
雨で景色がけぶっているのが少し残念。



ひろがるブドウ畑。お茶畑に似ています。










船を下りたあたりは、ワインの名産地。
タクシーの運転手さんに、ワイン農家に連れていってもらいました。


ワイン農家のおばさん。
いろいろ試飲させてくれました。ワインの味はよくわかりませんので、おばさんが一番好き、というワインを買いました。

ウィーン着は夕方。さっそく外を散歩。
世界中の観光客が集まって、雑踏でした。



ガイドブックで見たオーストリアの名物料理のレストランを探して歩き回り、疲れ果ててついに見つけた!

ターフェルシュピッツという鍋料理です。



鍋の中で野菜と牛肉を煮たもの。まずスープから。


スープの中の牛の骨髄の中身をパンにのせて食べる。


柔らかく煮込んだ肉に、いろいろなディップをつけて。




明日は旅行最終日。ウィーンとその周辺の観光と、夜のコンサートで締めくくりの予定。













































塩の歴史の町、世界遺産のハルシュタットへ

2015年09月09日 | 旅行など
ハルシュタットは、ザルツカンマーグート地方の奥にそびえるダッハシュタイン山のふもとにある小さな町です。
Hallはケルト語で「塩」、Stattはドイツ語で「場所」を意味します。

町に迫る山の上に、7000年ほど昔の古代ローマ以前にまで遡る岩塩坑があります。
この塩坑から古代の墓地遺跡が発見されたそうです。
ハルシュタットは塩の交易により繁栄し、初期鉄器時代(紀元前800年~400年)はハルシュタット時代と呼ばれます。
中世には岩塩は「白い黄金」と呼ばれるほど価値があり、ハプスブルグ家はハルシュタットを直轄地として、手厚く保護しました。
この世界最古の岩塩鉱が観光客に公開されています。
この岩塩鉱を見るためにハルシュタットへ行きます。

さて、朝7時台の路線バスに乗るため、早起き。
6時すぎから空いているパンやさんをホテルの近くで見つけていましたので、朝食を買いに行きました。





早朝からたくさんの品ぞろえ。
4人分のパンとコーヒーを調達。
しかし、簡易包装だったせいもあり、帰りに道にパンを落としてしまい、またもどって買いに行くはめに・・・。落とした、といったら、今度はちゃんと袋にいれてくれました。

ホテル近くのバス停で待つ。


バート・イシュルで電車に乗り換え。
バート・イシュルは、オーストリア皇帝と王妃エリザベートのお気に入りの温泉地だったそうで、皇帝の離宮がありますが、今回は乗り換えのみ。


電車を待つ

途中駅




電車は、湖をはさんでハルシュタットの町の対岸に着くので、ここで船に乗り換えます。









京都の伊根の舟屋に雰囲気が似ています。



さて、船が着くと、目の前に急斜面をのぼるケーブルカーの線路が見えます。


このおじさんが塩抗までの道のところどころに立っていて案内してくれます。

ケーブルカーで標高950メートルのところにある塩の山にのぼります。



ケーブルカーの駅から先は抗道まで、登りの山道をしばらく歩きます。結構疲れる。
このあたりは先史時代に、この地で塩の採掘をしたケルト人の墓地だった場所だそうで、それらしき展示物も途中にありました。

入口でみんな作業用の「つなぎ」のような服を着なければなりません。





抗内の案内図。



さて、いよいよ岩塩坑へともぐっていきます。
中は暗くて深い坑道ですが、中は、テーマパークのようによくできていて、木製の長い滑り台あり、トロッコあり、岩塩抗の歴史を説明する映像あり、と楽しめるようになっています。
暗い中で長い滑り台を滑るには、おばさんにはなかなかどきどきものでした。
もともと、滑り台は、坑内で働く人の移動効率を深めるものだったそうです。

長い抗道を奥まで見学し終わると、帰りはかなりのスピードのトロッコ電車で坑外へと向かいます。

ただいまトロッコ乗車中。

明るい外へ出て、作業着をぬいてほっとひと息。
この塩坑は、観光地として、よく考えられ整っているなあという印象でした。
多勢の違う国からの観光客が、手際よく誘導され、しっかり案内してくれて、中はおとなもこどもも楽しめて歴史を学べるようになっています。
もっと英語の説明がわかるとよかったのですが。(毎度毎度、観光のたびに思います)


よく日本でも見かけるような塩の宣伝。

また山道を歩き、美しいハルシュタット湖を眺めつつ、ケーブルカーで下界へ。










めずらしい紅葉。






散歩していた犬と赤ちゃん。

昼食を食べるところを探し、そうとう歩き回って、見つけたイタリアンのお店にはいりました。


ピザと、


ミートソーススパゲティ。おいしかった。

このイタリアンのお店で、びっくりしたことに、偶然、一昨日の「サウンドオブミュージック」のツアーのガイドさんに再会。
ちょうど雨が降ってきていたので、このあと予定していた大氷穴のあるダッハシュタイン山への登山についてたずねると、雲や霧で眺望が悪く、無理だ、とのこと。
そう言われて、正直、ほっとした私でした。2000メートルほどまで行けるロープウェイもあったらしいのですが。
朝早くから、バスに電車に船、そしてケーブルカー往復に、滑り台にトロッコ。
もうなにかに乗って上に行くのはいいです、という気分でした。

この日はザンクトヴォルフガングに戻り、ゆっくり町を散策してすごすことになりました。

さて、3泊したザンクトヴォルフガングのホテルは、ホテルペーター(ピーターかな)という、家族経営のかわいい小さなホテルです。


入口



かわいらしく飾られた廊下、階段。




ホテルで飼っている猫。

夕食は町に出て、目についたレストランで。

グラタン?


グラタン風パン


オーストリア名物だけど、食べる機会がなかったウィンナーシュニッツェル

夕食が終わるころに楽隊の音が聞こえたので行ってみたら、バンドが演奏していました。
この町のシンボル的存在である、「白馬亭」というホテルがライトアップされ、その前で。
「白馬亭」はオペラの舞台になったこともある歴史あるホテルだそうです。



いいムードで、ザンクトヴォルフガングの滞在は終わりました。

明日はドナウ下りをしてウィーンへ向かいます。お天気が心配なこの旅。ドナウ下りも雨の模様・・・。


続く・・・


























ザルツカンマーグート地方~登山電車・遊覧船

2015年09月07日 | 旅行など
ザルツカンマーグート地方は、ザルツブルグから車で一時間ほど(渋滞がなければもっと近いかも)の、世界遺産を含む観光地。「塩の砦」の意味があるザルツブルグのさほど遠くない郊外にあるザルツカンマーグートは「塩の御料地」の意味で、かつてこの地方の塩鉱がハプスブルグ帝国の直轄地だったことに由来しているそうです。
ユネスコの世界遺産に登録されているハルシュタットを含んでいますが、ここまで足を延ばす日本人はそう多くないようです。ほかのアジア人のほうがめだっていました。
ここヴォルフガング湖のほとりに3泊しました。
少しのんびりする心づもりでしたが、なんだか忙しかったな。

まず登山鉄道に乗りました。
「サウンドオブミュージック」にも登場した、人気のシャーフベルク登山鉄道。事前予約はできず、当日切符を買います。行きの切符は乗車時に買い、頂上についてから帰りの便を買います。人気があるので、帰りの便がなくなって頂上に足止めを食らう場合もあるらしいです。








頂上からのヴォルフガング湖の眺め






無事帰りの切符も買えて、ふもとの駅にもどると、次はヴォルフガング湖の遊覧船に乗ることになりました。登山鉄道の駅の近くに遊覧船乗り場があります。

ちょうどお昼なのでそのまえに昼食。湖のほとりのホテルのカフェ。外のテーブル席で、気持ちいい…はずがなんと蜂がぶんぶん飛んでいるのです。
テーブルの周りに何匹も何匹も。そして、甘さを求めるのか、コーラのコップやボトルの中にはいりこみ、コーラの中で溺れる蜂も。


コーラの中に蜂。

蜂とり線香みたいなものをお店の人が持ってきて置いてくれましたけれどもあまり効果なく、蜂はぶんぶん飛んでいました。


蜂とのたたかいが激しくて、なにを食べたんだっけ、よく覚えていません。ソーセージとパンだったかな。


そうしながらも、前を通った馬車に手をふったり・・・。

後日、ウィーン郊外で野外のテーブルでコーヒーを飲んでいるときに、一緒の席にいた日本人の女の子が足を同じ蜂に刺され、痛がっていました。やはり刺す蜂だったのです。
そのとき、オーストリア人のツアーガイドさんがもってきたのはたまねぎをふたつに割ったもの。
この切り口を刺されたところにこするつけると蜂刺されに効く、とのこと。
聞いたことありませんでしたが、後で調べてみると、ドイツや、スイス、あのあたりの民間療法だそうですよ。

蜂とり線香?


さて、腹ごしらえがすんだので、次は遊覧船。
遊覧船は、乗り込んでから切符を買うことになっています。









45分ほどの船旅でヴォルフガング湖の反対側の小さな町、ザンクトギルゲンの到着、下船。

こぢんまりしているがかわいい味わい深い街で、モーツアルトの母が産まれ、姉が嫁いだことで知られています。モーツアルト自身が訪れたことはないようですが、市庁舎の前に幼少期のモーツアルト像があるそうです(見ることができませんでしたが)


モーツアルトハウスは開館していませんでした。モーツアルトの母の資料などがあるとのこと。







モーツアルトの姉ナンネルの名を冠したカフェ



可愛い街並みを散策したら、再び遊覧船に乗って、ザンクトヴォルフガングに戻ってきました。

この日の夕食は、泊まっているホテルピーターの食堂にて。





グラノーシュダンプリング付き、ミックスグリル。サラダ。

さて、明日は、また早朝からバスや電車を乗り継いで、世界遺産のまち、ハルシュタットに出かける予定。

このあたりから私の頭はいっぱいいっぱい。だいぶ消化不良をおこしかけている予感。

旅人でいるのって、大変ね。
























ザルツブルグ2日目 サウンドオブミュージックツアー

2015年09月06日 | 旅行など
残念ながら朝からどんよりした天気。
雨も降り出し、気温が低くて、レインコートを着て傘をさしての観光となりました。

この日は、私にとってザルツブルク滞在の目玉となる「サウンドオブミュージックツアー」。
このブログのタイトルにいただいている、映画「サウンドオブミュージック」は、今年で制作されてから50年を迎え、ロケ地のザルツブルグでは、50周年スペシャルツアーなるものが行われていました。
なにしろ、こどものころから何十回見たかわからないほど好きな映画ですので、もちろん参加することに決めていました。

旅行に出発する3日ほど前に、DVDで映画を見直しながら、ここ、と思うシーンをパシャパシャとスマホで撮っていきました。
それと同じ風景を目の前で見て、はしゃいで写真を撮るのをすっかり忘れた場所がいくつもあったのが残念。
雨が降っていて、傘をさしていて写真が撮りにくかったのもあるのですけれども。

降りしきる雨の中で、傘もささずに熱心にあちこちを案内してくれた、オーストリア人ガイドさん。
ここはマリアが見習い尼僧をしていたノンベルク修道院入口。




ミラベル宮殿。ドレミの歌を歌い踊った場所です。

(映画)

宮殿内で、こどもたちが走り抜けたところ。


(映画)

ドレミの階段


(映画)

マリアとこどもたちが散策した馬洗いの噴水


(映画)

マリアが最初のほうの場面で、歌いながら水をすくってかけた噴水。


(映画)


オープニングに出てくる場所

(映画)




(映画)

マリアがアイハブコンフィデンス♪と歌いながらやってきた道。
あまり出したくない写真、はしゃいでいるわたくし


(映画)

大佐のおうちと、ボートのシーンに使われた湖


(映画)

マリアと大佐が結婚式をあげた教会




教会の外観


I am sixteen going on seventeen♪のあずまや。
I am sixty going on seventy
のわたくしたち。



最後のほう、隠れるシーンで使われた場所。実際はいろいろ小道具を足して、スタジオでも撮影されたそうです。

ほかにもいろいろなところを案内してくれて、私も実際の映像と見比べては、喜んでいたのですが、疲れたのでこのへんで・・・。
サウンドオブミュージックを見たことないかたにはなにがなんだかわからない記事ですみませんが・・・。

サウンドオブミュージックツアーは、ザルツブルグの大事な観光資源で、たくさんのバスツアーが出ています。以前はほとんどがアメリカ人と日本人だったとのこと。最近は中国人も増えてきているそうです。
(サウンドオブミュージックは現地オーストリアではあまり知られていないそうで)
若い日本人はこの映画を知っているかどうか、ガイドさんにきかれ、最近の人はあまり知らない、というと、がっかりした顔をされていました。
映画を知る人が少なくなって、だんだん、このツアーは時代とともに先細りになっていく運命にあるのかもしれませんね。

ザルツブルグの美しい街並みもたくさん見ることのできたツアーでした。












さて、ツアーの合間、この日の昼食は、オーストリア名物のお菓子、アップルシュツルーデルを自分たちで作るという体験ツアーが含まれていました。


エプロンなどしたことのない、夫とその兄がきょうだいで力を合わせてひとつの生地を・・・。


出来上がったのがこれ。

昼食はオーストリアの伝統的な食事だという、ソーセージ入り細いヌードル。
ソーセージのはいったにゅうめんみたいでした。


さて、ツアーが終わり、夕方、ザルツブルグから車で一時間ほどのところにあるザンクトヴォルフガングという湖のほとりに移動しました。
大変美しい保養地です。
湖は、そのまま飲めるほどきれいな水だとのこと。





前日は音楽会のあと、食べるところを探し回って結局、バーガーキングだったので、この夕食が、オーストリアではじめてのディナーでした。

湖でとれる、チャーというさかな。


牛肉のフルーツソース。ボリュームがありました。



レストランにいた犬

盛りだくさんで、今思い出しても記憶がごちゃごちゃになる1日でした。

続く・・・






































ザルツブルグ一日目の観光

2015年08月31日 | 旅行など
関空から、フランクフルトを経由し、ザルツブルグ着。
ザルツブルグ観光から旅は始まりました。
ただし、飛行機の遅れで、フランクフルトで5時間待ちだったため、着いたのは夜10時過ぎでした。
着いた日にザルツブルグの街を散策しようという思惑は外れ、疲れた一日目となりました。

ザルツブルグは、モーツァルト生誕の地、そして、映画「サウンドオブミュージック」のロケ地として知られています。

ホテルの部屋の壁にモーツァルト。



モーツアルトにレクイエムの依頼をした怖い人まで壁にいる。



そしてホテルのエレベーターの壁にも、



モーツァルトとサウンドオブミュージックが描かれていました。



ホテルデルザルツブルガーホフ。ザルツブルグ中央駅近くの、小さな古いホテルでした。


レストランがなくて、夜おそくに晩御飯を食べるところに困ったり、ドアの鍵が古くて扱いにちょっと往生しましたが・・・
朝食のおいしさには感激しました。


種類の多いパン


ドライフルーツとミューズリー


ディップ類や、


ジャム類も。


ソーセージ類は自分で切って。


チーズも。


スクランブルエッグとベーコン


薄切りチーズやハム


ケーキ


ヨーグルト


りんごはそのまま。


ザルツブルグ観光、まず最初はオーストリアの最高峰、グロースグロックナー山へのツアー。アルプス東部、グロースグロックナー(3,798m)は、19世紀オーストリア帝国最後の皇帝フランツ・ヨーゼフが愛した氷河の岩山。
もちろん歩きではなく、車による登山です。


カサイやフナキもすべったよ、とオーストリア人のガイドさんが説明するジャンプ台を見ながら・・・


滝を何本か見て。


アルプスの雪山が見えてきます。






氷河。




マングースのような小動物発見。


歴史的にキリスト教と関係の深い山らしく、なぜか頂上のノアの箱舟(英語の説明がよくききとれません)

頂上にある山小屋風レストランで昼食。
なんとなくチロルっぽい食事でうれしい気分に。


中にチーズのはいったソーセージとじゃがいも。


クレープ。


林檎のピューレ。

山頂でゆっくりして、ザルツブルグの街に帰る途中で、ガイドさんが、「サウンドオブミュージック」のドレミの歌を歌った野原に案内する、と言ってくれました。
実は明日「サウンドオブミュージックツアー」に参加する予定なんですが、そこは行かないかもしれないので、喜んで連れていってもらいました。

ここです!



着いたとたんテンションあがってしまいました。

映画と同じ場所、同じ山が見える。





さて、夕方、ザルツブルグの街に帰り着き、休むまもなく、着替えて、ザルツブルグ音楽祭の中のコンサートのひとつに出かけました。


音楽祭のシーズンで、町は観光客であふれています。





弦楽三重奏の演奏は、まったりとおだやかで、時差のせいもあり、始終睡魔におそわれていましたが。



世界中の人をザルツブルグに引き付けてやまないモーツアルトの像。



続く・・・・
























オーストリアの犬たち

2015年08月28日 | 旅行など
先週、オーストリア旅行をしました。

観光地に犬連れの人たちが多いのに驚きました。
地元の犬もいますが、ドイツやまわりの国々からの観光客が連れてきているようで、町にもカフェにも犬がたくさんいました。
教会の中に連れてはいっている人もいました。
ほんとはもっともっといっぱい犬がいて、みんなにカメラを向けたかったのですが、飼い主がいる場合は、一応許可を得て、撮りました。
飼い主が怖そうだなと思うと声をかけられませんでした(そういう場合も多かったです)。声かければ大丈夫だったのでしょうが。

サウンドオブわんわんとしては、まず、オーストリアの犬たちの写真をまとめてアップします。






おじさんに種類をきくと、シュナウツァーと言っていました。すごく大きい。


教会前で。


地元の犬かな、雨の中。


登山列車に乗って山頂まで。




アイリッシュウルフハウンド?


教会にはいるのかなと思ったらつながれました。




オーストラリアシェパード


種類きいたけれどききとれませんでした。


カフェで。この犬も種類きいたけれど、わかりませんでした。














なんとなく近所でみるような風景




観光中の飼い主をおとなしく待つボーダーコリー。

そして…
2匹で留守番していたニケとパール。


留守中お世話になった方々、ありがとうございました。
















夏休み~ハワイ島

2014年09月04日 | 旅行など
ニケとパールをペットシッターさんにお任せして、一週間の夏休みをとりました。
いつものハワイ島。
今回の目的は、バードウォッチングツアーに参加すること、キラウエア火山の火口の一部、イキクレーターのトレッキングツアー、それから、ぱーぷは苦手のゴルフです。

なかなかハプニングの多い旅でした。

まず、行きの飛行機、デルタ航空のダブルブッキングのため、エコノミークラスからビジネスクラスにアップグレード。なんとラッキー!!

飛行機に乗る前に夕食はすませていたので、夫は搭乗したら即、おやすみなさい。



しかし私はビジネスクラスの機内食に興味津々で・・・おなかいっぱいでもがんばるぞ。









アイスクリームが一番美味しかったかな?


最初の晩の夕日。






バードウォッチングツアーは、アメリカのツアーです。
ここのツアー


まず、車の中から見つけたハワイの州鳥、「ネネ」。

参加者は私たちのほか、アメリカ人の夫婦だけ。4人とガイドさんで森の中へ。





このあたりはハンターがいるから、ということで、目立つオレンジ色のジャケットを着させられて。鳥はどこに・・・?



ハンターチェッキングステーション。ここで登録してハンターに向かう人たちも見かけました。野生のやぎや豚を撃って食べるそうな・・・。





アメリカ人の夫婦は、バードウォッチングに慣れていて、ガイドさんがあそこ、といえば、双眼鏡ですぐに見つけ、素晴らしい写真もとるのです。私たちは、なかなか鳥の姿を見つけることができません。森の中のバードウォッチングは難しい。
しかも、アメリカ人ガイドさんが言ってることが悲しいかな、さっぱり聞き取れないのです。

一日歩き、枝をかき分け、手に刺がささったり、森の中で転んだり、さんざん苦労しながら、私が双眼鏡で見ることができたのはたった一羽でした

さて、小鳥はどこにいるでしょう??


もうすぐゴール。疲れました。



さて、次はクレータートレッキングツアー。
ここのツアー

日本人向けツアーなのでちょっと安心。

ここを歩きます。










ガイドさんは海老蔵さんをふくらませたようなかた。「いかぞうさん」というあだなだそうな。


暑い中、クレーターを歩いてやっとたどりついたお昼ごはん。ロコモコ。


火山灰でできている黒砂海岸にいたあひるの夫婦(?)


この子に足をがぶっと噛まれました。あとが青あざになりました。痛かった。


このいじわるそうな顔。


ここはハプナピーチという、ハワイ島でも美しいと言われる白砂のビーチです。


一キロ以上続く白い砂浜。







ここで、夫が、レンタカーとコンドミニアムの鍵を、水着のポケットにいれたまま、海にはいり、海の中で、なくしました。
太平洋で鍵なんて見つかるわけない。。。もう一巻の終わりと思っていましたら。。。

なんと、誰かが見つけて、ライフガードの所に届けてくれ、無事一件落着。鍵がビニール袋にはいっていたため、波打ち際に打ち上げられたらしいのです。

海の中。







(カメではありません。ぱーぷのシュノーケリング姿)日本じゃできないけれど、ハワイの開放感の中では年を忘れてなんでもやってしまいます。

ビーチの近くの茂みの中に野生の七面鳥が。



さて、ゴルフ。
下手くそなゴルフでも、景色をみているだけで楽しめます。人も少なくて、後ろから追い立てられる心配もないのが嬉しい。











そしてコースに現れる野生の鳥たち。


ひなが近寄ってきてかわいかった。


一番驚いたのは・・・



ゴルフコースで、「あれ、むこうのほうになんかいる?」

近寄ってみたら、



野生のやぎの群れ。ものすごい数の大小さまざまのやぎたちがコースの上にいる。旗のまわりをうろうろ。







角がはえたオスのヤギが、仲間を追いかけまわしているのも見え、おそわれたら怖いので、そのホールはパスして、カートで通り過ぎます。


近づくと逃げていく。

コースをはずれた藪の茂みの中にもいっぱい。





最後に食べ物特集。

ホノルル空港にある、アメリカの中華のファストフードの店。量もたっぷりではやくて便利だと思うのだけれど、日本ではみかけませんね、どこかにあるのかな。。。?


お寿司は日本のとは似て非なるものです。これはこれでとてもおいしい。
これは「ボルケーノロール」と名前がついていました。


アメリカのサラダはおいしいと思います。コブサラダ、シーザーサラダ。具がたっぷりで。





ヴェジタリアンの店の朝食。


鮮やかなケーキ


おまけのハプニング。最後の日。夫が、車をバックさせていて、コンドミニアムの外灯にぶつかり、こなごなに壊してしまいました。目の前でばりばりと音をたて・・・。
あーあ!
この外灯が。

管理会社に言って、とりはずされたあと
器物損壊。。どうしよう

でも、これも、レンタカーの傷も、保険でだいじょうぶでした。よかった。

これにて、おしまいです。







北陸のパワースポット

2014年06月10日 | 旅行など
見にきてくださるかたに申し訳ないと思いつつ、いっこうに更新せずすみません。

ふうちゃんがいなくなり、ブログを始めたきっかけとなった4匹という数の犬たちが2匹になって、世話が楽になったのとひきかえにブログ更新のきっかけもなくなったような。

さてこの土日に、所要で北陸方面へ行ってきました。あいた時間に、白山方面に行きました。
期せずしてパワースポット巡りができたようです。

木の工芸品を見ることができる場所。もく遊りん
とても素敵なイタリアンのお店が併設されています。



もく遊りん食工房

大自然の中のおしゃれなつくりの木造レストランです。窯焼きピッツァが大変おいしかったですよ。



この神社は、あとで知ったのですが、強いパワースポットとされているようです。

美しい参道。


ご神木


ホームページ

パワースポット白山比め神社について

是非、再訪してみたい神社でした。

そして、水量豊富で迫力ある綿が滝。


手取峡谷






はじめて、ニケとパール二匹での一泊お留守番。
ペットシッターのかたによると、ごみをあさって散らかしたり(たぶんパール)、部屋の中でおしっこしたり(これもたぶんパール)、かなり荒れていた様子。
親分だったふうちゃんの睨みがなくなったせいか・・・?
ふうちゃんは偉大でした。