私の大学時代の友人「杉村何彦(すぎむらいずれひこ)君」は長年句作を趣味にしています。
日常の出来事を俳句に詠んでいるのだと聞き、詩吟で吟じてみたい思い、彼に頼んでいくつかの句を頂戴しました。
私が未だ彼の気持ちを吟で詠じていないかもしれません。
私は詩吟は作者の気持ちまで入り込んで始めて聴いて頂く方に感動を伝えることができると思っています。
今回は詩吟の練習不足ですが温かい心でお聴き下さい。
俳句「雲間より」 杉村何彦
雲間より 望む故国や 半夏生(はんげしょう)
彼に句作の心境について質問しました。
俳句は触れた方がそれぞれ感じ取れば良いのだと断りながら
次の説明をしてくれました。参考にそのまま記載します。
『この句は外国から帰国した際に、上空から青い水田や山河を望んだ景
を詠んだものです。つくづく日本は良い国だなーと。
季語は半夏生で、夏至後10日目の7月1、2日頃を言い、田植えが
終わって田が青々している時期です。』
次のYouTubeをご覧下さい。
この動画の中に吟声を取り込みました。
但し、背景は横浜保土ヶ谷の高台からみなとみらい方面を臨んだ場面です。
電線やフェンスが邪魔で申し訳ありません。
ではお楽しみ下さい。