スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

杉村何彦君の秋の季題俳句3句、吟じました

2015-11-14 09:00:00 | 俳句吟詠

私の大学時代の友人「杉村何彦(すぎむらいずれひこ)君」の俳句は

8月8日にこのブログで紹介しました。

日常の出来事を俳句に詠んだという以下の夏の俳句でした。

俳句2題 杉村何彦

山寺の参道深し著莪(しゃが)の花

能囃(のうばやし)戻る現(うつつ)の蝉時雨(せみしぐれ)

 https://youtu.be/QDTXSoR9JIw

 

今回は次の秋の俳句3題を取り上げました。

彼から提供された俳句は6句ありましたが、今回は「秋晴れ」や「天高し」を

詩吟の題材に取り上げました。

作句者の何彦(いづれひこ)君から句作の情景を記述してもらいました。

そのまま転記しますので参考にして下さい。

 

俳句3題 杉村何彦

天神の刷毛の気儘に秋の雲
 秋は天高く澄んだ空に筋状の雲が出ることが多いですが、天神はきっと
気持ち良く筆を振るっているのでしょう。


秋晴れを歩けば心青くなり
 私は朝の運動としてゴルフ練習場まで往復1時間ばかり歩き、ボール
を少し打って帰って来ます。散歩がメインですがその楽しみは、春や
初夏は道々の花と新緑で、秋は何と言っても澄み切った青空です。
秋の青空は心の中を清々しく青で一杯にします。

天高し妻のテンションいや高し
季語は天高しです。
我が奥さんは普段でもテンション高めですが、秋の晴天ともなれば、それはもう。

 

 以下のURLがYoutubeです。 ではお楽しみ下さい。

https://youtu.be/x6fx3IHzcTE

 

 

 

私は本年4月「横浜詩歌福祉吟詠同好会」を立ち上げ、

脳卒中後遺症の仲間数名で、発声訓練と吟詠の初歩から取り組み始めています。

身近な吟詠の対象・例題として、この友人の俳句吟詠も取り上げています。

今週も福祉吟詠の会を開催しましたが、少しずつ仲間が増えてくれて嬉しい限りです。

その様子は改めて紹介したいと思います。

このブログをご覧になった方はご感想・ご意見を頂ければ幸いです。

 

 

コメント
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