スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

9月の吟詠:渡辺吟神集から「明朗」を紹介します

2017-09-02 09:00:00 | 絶句

先月も記しましたが、吟道範典の一つに渡辺吟神先生が著された「吟神作品集」があります。

最初の章は「一日一吟、これを吟じ、これを実践して、幸福をつかんでいただきたいと祈りながら」の

前書きの基、「万人幸福之詩」として多数の吟譜が纏められています。

私も座右に置いている訳ですが、9月吟詠では、「明朗」を紹介します。

1.詩文

明朗  渡辺吟神

 

百千の善行 明朗に如かず 
之を燈せば 己れを救い 人の世を救う

 

朗々たる吟声 寸時も曇らすこと勿れ
喜働 朗休 総て是春

 

2.詩文の意味(範典より)

明朗は健康の父である。(万人幸福の栞)

明朗な心は肉体健康のもとであり、家庭健康の中心であり、事業健康の根源である。

一日も一秒も曇らしてはならないのが人の心である。

明朗こそ、先ず己が救われるともしびであり、己の掲げたこのともしびで人もまた救われる。

朗らかな人の心は、きっと人の心をも朗らかにする。明朗は総ての善の元であり、健康の元である。

朗らかに、朗らかな心で吟じよう。

 

 3.素読から吟詠をどうぞ

秋の花、コスモス等の写真を背景にお聴き下さい。

今回は吟詠伴奏にカノン(勇壮教訓)を使用しました。ご感想は?

 平成29年9月の吟詠は渡辺吟神集から「明朗」を紹介しました。

ではまたお会いしましょう。

 

コメント
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