私の所属している修神会では毎年春秋2回温習会(練習発表会)が開催されます。
更に5年ごとに記念大会が開催されますが、次回の記念大会はオリンピック開催と同じ2年後の2020年です。
記念大会開催に向けて企画委員会も始動します。
そのようなことから3年前の記念大会を思い出しました。
前回の記念大会の様子は、私が担当として日本吟道月刊誌「吟道」に投稿し、
2015年(平成27年)12月号に掲載されました。
当時の私の気持ちが入っていますので、記事「高橋修神生誕100年・創立50周年修神会吟道記念大会を終えて」
を3回に分けて転載しますので、どうぞご覧下さい。
「高橋修神生誕100年・創立50周年修神会吟道記念大会を終えて」 修神会(神奈川) 指方順龍
私たち修神会(井上邦神会長 神奈川)は平成27年10月18日川崎市総合福祉センターエポックなかはらにて
福田紀彦川崎市長及び公益社団法人日本吟道学院宇波千神理事長並びに同学院幹部の方々をお迎えして
「高橋修神生誕100年・創立50周年修神会吟道記念大会」が盛大に開催されました。
本年(平成27年)は戦後70年という節目に当たり、国会から草の根に至るまで歴史の再認識として
平和・憲法等安全保障関連法が議論されています。
政治の主導、経済の方向性等を鑑みますと歴史の転換点に立っている気がします。
吟道を愛する私たちはこの記念大会で高橋修神元会長の歩みを振り返り、
その足跡を学び未来に向かって大きく羽ばたく意識の高揚を図ったわけであります。
また全国から馳せ参じ登壇頂きました招待吟詠、賛助吟詠の皆様方のお蔭で盛大かつ成功裏に終わりましたので、
謹んで御礼申し上げます。
高橋修神先生も草葉の陰で感激しておられることと思います。
また一般の方を対象にしました座席は満席に近い状態で温習会の成果を披露するに感慨深いものがありました。
高橋修神元会長は当時社団法人(現公益社団法人)日本吟道学院創立時から同法人常務理事として吟界全体を導いてこられました。
創立45周年の際はお元気な吟声をお聴きすることが出来ましたが、
病魔には勝てず50周年は残念ながら肉声をお聴きすることが出来ませんでした。
しかし最新の情報技術を駆使した舞台演出により、修神会長100年間の歩みの感動を肌身で享受することが出来ました。
登壇者の方々から随所に龍神語録、修神語録をご披露され、会場ではそれら一つ一つに頷き、
先人の教えが今も光を失っていないことに改めてみんなが感銘を受けた次第です。
次回またお会いしましょう。