福祉吟詠」の普及に関して、パワーポイントで「福祉吟詠にようこそ!!」という資料を作成し
練習会場で都度プレゼンを試みてきました。
このブログでは、練習会場と同じプレゼンを公開してきました。
いよいよ最後の項新体詩「金子みすずの詩」を吟じます。
(原則、毎週土曜日9時に公開します)
では、金子みすずの紹介から始めます。
金子みすゞは明治36年山口県で生まれ、昭和5年20代で亡くなりました。
金子みすゞは私たちに見えない世界を解りやすく優しく映し出してくれました。
初期の作品::大漁 金子みすず
朝焼小焼だ 大漁だ
大羽鰯の 大漁だ。
浜は祭りの ようだけど
海のなかでは 何万の
鰮のとむらい するだろう。
詩の心:一つの共同体の中で人として、
失ってはならない温かさと謙虚さがあります。
(矢崎節夫著「金子みすゞノート」)
以下、動画をご覧下さい。
皆様も是非詩吟を身近に感じて頂ければ、うれしいなあ、と思います。
福祉吟詠では出来るだけ身近に親しみやすい様に工夫しています。
プレゼン資料をご希望の方は、このブログからお問い合わせ頂ければ、メールにてお送りします。
以下追記です。
私が思っている福祉吟詠とは
自分のできる範囲で、
原作をできるだけ理解して
作者の気持ちにできるだけ溶け込み
自分が感じたままの朗詠(朗読・吟詠)を通して
聴く人にその感動を与えることで
周りを豊かに・幸せにしようとするものです。
だから福祉吟詠では、上手下手を問いません。
詩文、朗読そして吟詠に感情をこめた深みを、大事にしたいと思います。
練習順序は、①素読、②作者の気持ち・詩の心、③吟詠の繰り返しです。
ではまたお会いしましょう。
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