スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

「福祉吟詠にようこそ!!」プレゼン第10回目(金子みすず「私と小鳥とすずと」素読)

2017-01-14 09:00:00 | プレゼン資料「福祉吟詠にようこそ」

福祉吟詠」の普及に関して、パワーポイントで「福祉吟詠にようこそ!!」という資料を作成し

練習会場で都度プレゼンを試みてきました。

このブログでは、練習会場と同じプレゼンを公開してきました。

いよいよ最後の項新体詩「金子みすずの詩」を吟じます。

(原則、毎週土曜日9時に公開します)

では、金子みすずの「私と小鳥とすずと」の素読です。

私と小鳥とすずと  金子みすず 

私が両手をひろげても 

お空はちっとも飛べないが 

飛べる小鳥は 

私の様に地面(じべた)を早くは走れない 

私が体をゆすっても 

きれいな音は出ないけど 

あのなるすずは 

私のようにたくさんな歌はしらないよ 

すずと小鳥とそれから私 

みんなちがって 

みんないい 

詩の心:

それぞれが、別々で、でもそれには優劣はありません。

それぞれが素晴らしいと言っています。

「みんないい」は何かの基準を決めて競い合うことではありません。

 以下、動画をご覧下さい。

https://youtu.be/Wwez-g0YTE0 

 皆様も是非詩吟を身近に感じて頂ければ、うれしいなあ、と思います。

 福祉吟詠では出来るだけ身近に親しみやすい様に工夫しています。

レゼン資料をご希望の方は、このブログからお問い合わせ頂ければ、メールにてお送りします。 

以下追記です。

私が思っている福祉吟詠とは

自分のできる範囲で、

原作をできるだけ理解して

作者の気持ちにできるだけ溶け込み

自分が感じたままの朗詠(朗読・吟詠)を通して

聴く人にその感動を与えることで

周りを豊かに・幸せにしようとするものです。

だから福祉吟詠では、上手下手を問いません。

詩文、朗読そして吟詠に感情をこめた深みを、大事にしたいと思います。

練習順序は、①素読、②作者の気持ち・詩の心、③吟詠の繰り返しです。

 

ではまたお会いしましょう。

 

 

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