福祉吟詠」の普及に関して、パワーポイントで「福祉吟詠にようこそ!!」という資料を作成し
練習会場で都度プレゼンを試みてきました。
このブログでは、練習会場と同じプレゼンを公開してきました。
いよいよ最後の項新体詩「金子みすずの詩」を吟じます。
(原則、毎週土曜日9時に公開します)
では、金子みすずの「私と小鳥とすずと」の素読です。
私と小鳥とすずと 金子みすず
私が両手をひろげても
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は
私の様に地面(じべた)を早くは走れない
私が体をゆすっても
きれいな音は出ないけど
あのなるすずは
私のようにたくさんな歌はしらないよ
すずと小鳥とそれから私
みんなちがって
みんないい
詩の心:
それぞれが、別々で、でもそれには優劣はありません。
それぞれが素晴らしいと言っています。
「みんないい」は何かの基準を決めて競い合うことではありません。
以下、動画をご覧下さい。
皆様も是非詩吟を身近に感じて頂ければ、うれしいなあ、と思います。
福祉吟詠では出来るだけ身近に親しみやすい様に工夫しています。
プレゼン資料をご希望の方は、このブログからお問い合わせ頂ければ、メールにてお送りします。
以下追記です。
私が思っている福祉吟詠とは
自分のできる範囲で、
原作をできるだけ理解して
作者の気持ちにできるだけ溶け込み
自分が感じたままの朗詠(朗読・吟詠)を通して
聴く人にその感動を与えることで
周りを豊かに・幸せにしようとするものです。
だから福祉吟詠では、上手下手を問いません。
詩文、朗読そして吟詠に感情をこめた深みを、大事にしたいと思います。
練習順序は、①素読、②作者の気持ち・詩の心、③吟詠の繰り返しです。
ではまたお会いしましょう。
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