スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

平成31年修神会春季吟道大会の一こま(KHさん独吟「富士山」)

2019-05-04 09:00:00 | 修神会大会2019(R1)年以降

平成31年4月13日に神奈川県横浜市青葉区の青葉公会堂で

公益社団法人日本吟道学院公認修神会(会長高橋龍正)春季吟道大会が開催されました。 

今回紹介します吟詠は、日酸TANAKA教場 KHさん「富士山」です。

詩文

富士山   石川丈山

仙客 来たり遊ぶ 雲外の頂き

神龍 棲み老ゆ 洞中の淵

雪は 翫素の如く 煙は柄の如し 

白扇 倒しまに懸かる 東海の天 

 

  詩の心(日本吟道学院教典より転記)  

古来、富士山を詠んだ詩や歌の多い中で、山部赤人の

「田子の浦ゆ うち出でて見れば 真白にぞ 富士の高嶺に 雪は降りける」

の歌と並んで、最も有名な詩です。

富士の白雪を扇の地に、立ちのぼる煙を扇の柄に見立てた着想が独特の詩境です。

詩吟の定番です。皆さんも一度、口ずさんでみてください。ご感想は?

ではまたお会いしましょう。

 

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