平成31年4月13日に神奈川県横浜市青葉区の青葉公会堂で
公益社団法人日本吟道学院公認修神会(会長高橋龍正)春季吟道大会が開催されました。
今回紹介します吟詠は、日酸TANAKA教場4名による合吟「海南行」です。
4名合吟を動画に収めました。
海南行 細川頼之
人生五十 功無きを愧ず
花木春過ぎて 夏巳に中なり
満室の蒼蝿 掃えども去り難し
起って禅とうを尋ねて清風に臥せん
「海南行 細川頼之」の詩の心(日本吟道学院吟道範典より転記)
将軍義満の時代。幕府に派閥抗争があって、しきりに告げ口がやかましいので、
作者は51歳にして、要職をなげうち、髪を剃って、領国の讃岐へ帰ることにしました。
途中、舟の中で作ったのがこの詩と言われています。
ご静聴いただき有り難うございました。
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