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震度5弱 M7.3(阪神並み) 宮城県内最大1メートル津波(311後最大級)

2012-12-08 15:06:26 | 社会
2012年12月8日(土)

 去年の【311】以来、震度5弱クラスの地震は何度も発生しているが、

今回の地震ではNHKを中心として各メディアが“危機感ある”報道を行なった。

 福岡市在住の私には何も感じなかったので、全く危機感は無かったのだが、

東京とテレビ会議をしていた同僚が「地震が発生して会議が又中断した」

と云う話をしていたことで、地震の発生を知った次第。

 「又中断した」と云うのは、昨年の【311】の際にもTV会議をしていたからだ。

そこで、携帯テレビを付けてみるとNHKのアナウンサーが強い口調で避難を

訴えていた。(311の経験を経てNHKの方針変更後初めての対応だとのこと)

NHK、断定調・緊迫した口調で「避難を」
 (読売新聞) - 2012年12月8日(土)09:01


 今回の地震のエネルギーは、あの大きな被害が発生した【阪神大震災】と

同じレベルだったようだが、幸い被害は小規模に終わったようだ。

恐怖と不安、再び M7.3、県内最大1メートル津波
 (河北新報) - 2012年12月8日(土)10:45


 震度は【5弱】と云うことで、東日本大震災前までは極めて強い震度であった

が、その後は度々発生しているレベルで、【震度 5弱】と聞いても謂わば慣れっこ

になってしまっていた。(揺れている現場ではそんな安易な話では無いだろう)


三陸沖M7.3、津波1メートル 東北・関東で震度5弱
 (朝日新聞) - 2012年12月7日(金)22:29




 その度々発生している【震度 5弱】であるが、今回は特別な扱いであった

ことは、NHKが「311後初めて適用した」警告方法でも明らかである。

 何故、危機感がこれまでの【震度 5弱】と段違いに高かったのかは解らないが

【M7.3】と云う「阪神大震災」並みのエネルギーであったことや揺れた時間が

長かったためだろうか?

東北震度5弱 M7.3「阪神」より被害軽微 遠い震源、周期短かった?
 (産経新聞) - 2012年12月8日(土)08:05


 実際に、1mの津波が押し寄せており、さすがに【311】よりは相当小さいが、

通常の感覚で言うと、結構大きい津波の規模であり、海岸に近づけば引き波に

さらわれる可能性もあった。

三陸沖M7.3、津波1メートル 東北・関東で震度5弱
 (朝日新聞) - 2012年12月7日(金)22:29


 海岸や河岸に見に行かずに、すぐに高台にや高いビルに避難すると云う

【311】の経験を活かした避難が各地で行われたことも特筆すべきだろう。

震災教訓「高台へ」 三陸沖M7.3 東北太平洋岸に津波
 (河北新報) - 2012年12月8日(土)08:30


 いずれにせよ、被害が少なかったことに安堵する次第である。


 この地震は、去年の断層のズレを修正しようとする動きのようで、

「アウターライズ型」と言うらしい。 しかし、それにしては規模が小さく、

もっと大きな揺り戻しが起こる可能性があると云う。今後も注意が必要!

津波高く…三陸沖の地震は「アウターライズ型」
 (読売新聞) - 2012年12月7日(金)23:11



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恐怖と不安、再び M7.3、県内最大1メートル津波
 (河北新報) - 2012年12月8日(土)10:45


NHK、断定調・緊迫した口調で「避難を」
 (読売新聞) - 2012年12月8日(土)09:01

 NHKは東日本大震災の教訓から、昨年11月に津波警報と大津波警報が出た場合の読み上げ方を見直し、断定調を使って、緊急性を訴える表現に修正。今回の地震で初めて、新たな表現で放送が行われた。

 この日は、高瀬耕造アナウンサーが「津波警報が宮城県に出ています。到達時刻はあと10分ほどです」「津波は何度も押し寄せます。予想の高さを超えることもあります。避難を続けてください」と強い口調で繰り返し、画面には、赤字のテロップで「津波!避難!」と表示された。 



震災教訓「高台へ」 三陸沖M7.3 東北太平洋岸に津波
 (河北新報) - 2012年12月8日(土)08:30
 

 東日本大震災から間もなく1年9カ月となる東北を7日、再び激しい揺れが襲った。宮城県沿岸には昨年4月以来となる津波警報が発令され、住民たちは震災を教訓に高台を目指した。青森、岩手、福島の各県沿岸にも津波注意報が出され、東北の太平洋沿岸は全域に緊張が走った。

◎「揺れ長く怖かった」

 石巻市では、小学校など56カ所に約4700人が避難した。市役所にも地震直後から市民が続々と集まり、テレビのニュースを食い入るように見詰めた。
 同市千石町の会社員男性(61)は「揺れが長くて怖かった。東日本大震災を思い出した。着替えを持ってすぐに来た。何もなければいいが」と不安そうに話した。
 市は地震発生と同時に災害対策本部を設置。午後5時22分に沿岸部に避難指示を出し、防災無線でサイレンを鳴らすなどして避難を呼び掛けた。警報解除が伝わると、本部では安堵(あんど)の声が上がった。
 宮城県亘理町は内陸の小中学校を避難所として開放。亘理小に夫と2人で避難した女性(78)は「地震の直後は電話もつながらなかった。東日本大震災を思い出し、『ここで死ぬのか』と泣きたくなった」と話した。
 津波も観測され、漁業者は被害を警戒した。養殖カキの水揚げが本格化している同県南三陸町では、県漁協志津川支所の遠藤勝彦カキ養殖部会長が「50センチの津波でもいかだが動くことがある。これ以上津波の被害には遭いたくない。何とか無事であってほしい」と祈るように話した。
 岩手県内でも沿岸部の7市町村が避難勧告を出した。釜石市中心部では防災無線のサイレンが鳴る中、市民が懐中電灯を手に高台へと急いだ。
 同市鵜住居で地震に遭い、車で避難した男性(60)は「昨年3月のように、ごつごつとした揺れで怖かった。自宅はすぐ近くだが、寄らずに避難した」と緊張した表情で振り返った。
 青森県では八戸市が避難勧告を発令したほか、風間浦村などで住民が自主避難した。いわき市や相馬市でも沿岸部の住民が一時、自主避難した。

◎交通機関乱れ帰宅客足止め

 7日夕の地震の影響で、東北では交通機関の乱れや高速道路の通行止めが相次いだ。
 JR東日本によると、東北、山形、秋田の各新幹線は地震直後に全線で運転をストップし、全て復旧したのは午後9時だった。このうち東北新幹線は上下23本が運休し、40本が最大3時間48分遅れ、計4万5800人に影響。山形新幹線は9本、秋田新幹線は2本がそれぞれ運休した。在来線も東北全域で運転見合わせが相次いだ。
 JR仙台駅は、深夜まで帰宅客らであふれた。出張中だった千葉県流山市の男性会社員(43)は「明日は東京で用事があるので、ぜひ今日中に帰りたい」と困惑した様子。名取市の会社員相沢由美さん(50)は「仙台市地下鉄が動いていると聞いたので、長町南駅まで乗ってそこから歩いて帰る」と話した。
 日本道路交通情報センターによると、高速道路は一時、東北自動車道の郡山-本宮、磐越道の郡山東-磐梯熱海、仙台東部道路の亘理-仙台港北の各インターチェンジ(IC)間などで、上下線とも通行止めとなった。
 太平洋フェリーによると、仙台港に停泊中だった苫小牧行きのフェリー「きたかみ」は、地震直後に緊急出港して港外へ退避。乗客は乗船前で、フェリーターミナルビル2階に避難したという。  



東北震度5弱 M7.3「阪神」より被害軽微 遠い震源、周期短かった?
 (産経新聞) - 2012年12月8日(土)08:05

 7日起きた地震はマグニチュード(M)7・3と、6434人の犠牲が出た阪神大震災(平成7年)と同じ規模のエネルギーを持っていた。専門家は、震源が牡鹿(おしか)半島の東約240キロの海底と離れていたことに加え、揺れの周期が短かったことから被害が軽微だった可能性があるとしている。

 防災システム研究所の山村武彦所長によると、今回の地震は、東日本大震災で壊れ残った「正断層」タイプのプレートのずれによる余震とみられる。宮城県などの住民は「大きな横揺れが1分ほど続いた」と証言しているが、これは「震源地が遠く、陸地に届くまでにエネルギーが減衰したため」と説明する。

 直下地震だった阪神大震災は今回の地震とは対照的に、揺れた時間は13~14秒と短かったが、縦揺れが激しく、被害を決定づける重要な要素の「揺れの周期」が1~2秒と長かった。

 こうした長い周期は「キラーパルス」と呼ばれ、共振現象から建物の倒壊を起こしやすい。阪神大震災では死者の87・8%が家屋の倒壊による圧死だったが、周期が0・3~1秒と短かった東日本大震災では、逆に建物の下敷きになった例は少なく、92・4%が津波による水死だった。

 山村氏は「地震は同じマグニチュードや震度であっても、その被害規模は断層の壊れ方や、揺れの伝わり方によって全く違う」と説明。今回の地震も周期が短かった可能性があり、「家屋への被害が少なかったのでは」と述べた。 



東北震度5弱 迅速な避難、生きた教訓 津波に高い意識
 (産経新聞) - 2012年12月8日(土)08:05


東北、関東で震度5弱=宮城・石巻に津波1メートル―11人けが、沿岸部は一時避難
 (時事通信) - 2012年12月7日(金)23:11


津波高く…三陸沖の地震は「アウターライズ型」
 (読売新聞) - 2012年12月7日(金)23:11

 三陸沖で7日起きたマグニチュード(M)7・3の地震は、海のプレート(岩板)が陸のプレートに沈み込む海溝の外側で起きる「アウターライズ型地震」だった。

 海底の浅い部分で断層が上下の方向に大きくずれるため、地震の規模に対して津波が高くなりやすいのが特徴だ。

 今回の震源は宮城県・牡鹿半島の東、約240キロ・メートルで、昨年3月11日の東日本大震災(M9・0)の震源域の東側に位置する。震源の深さは約10キロ・メートルと浅い。

 気象庁では東日本大震災の余震としており、永井章・地震津波監視課長は記者会見で「東日本大震災でプレートの『ストッパー』が外れた状態になり、(海のプレートを)引っ張る力が強まった影響で、断層がずれた」との見方を示した。

 今回の震源の北東側では東日本大震災が発生した約40分後に、M7・5のアウターライズ型地震が発生している。 



三陸沖M7.3、津波1メートル 東北・関東で震度5弱
 (朝日新聞) - 2012年12月7日(金)22:29


規制委幹部ら緊急参集=発足後初「念のため」
 (時事通信) - 2012年12月7日(金)22:28




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