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宮崎駿監督が『長編アニメ監督』からの引退を発表したと云うニュースだった!
正直言って驚かすなよ!と云う感じ。
こんな程度で速報を発表するのは皇室絡みか大災害程度であろう。
大袈裟過ぎだと思う!
ベネチア映画祭の場でスタジオジブリの社長が発表したのも大きかった。
引退報道で、受賞機会を高めようとした演出的な臭いもするし・・・
その上、宮崎駿監督は以前にも監督を引退して息子に引き継いだことがあった
のではないだろうか? 確か【崖の上のポニョ】の頃だっただろうか?
それとも【千と千尋の神隠し】の頃だっただろうか?
(⇒ 後で調べたら【もののけ姫】の後だったようだ。)
その長男?の長編アニメが『大コケ』して、復帰した経過があったような・・・?
宮崎監督「長編映画から引退」
NHK-News - 2013年9月1日(日) 20時45分
世界的にも知られるアニメーション映画の巨匠、宮崎駿監督が、「長編映画の製作から引退する」と、製作会社のスタジオジブリが発表しました。
宮崎監督の最新作は、現在、イタリアで開かれている世界三大映画祭の1つ、ベネチア国際映画祭に出品されていて、三大映画祭に作品がノミネート中の監督の引退発表は異例です。
これは、スタジオジブリの星野康二社長が、映画「風立ちぬ」がノミネートされているイタリアのベネチア国際映画祭で記者会見を開き、明らかにしました。
宮崎監督は東京都出身で72歳。
大学を卒業後、アニメーターとなり、繊細な動きや独特の世界観でアニメーション映画の表現の領域を広げてきました。
「風の谷のナウシカ」や「となりのトトロ」、「もののけ姫」などのヒット作で知られ、中でも平成13年に発表した「千と千尋の神隠し」は、日本で上映された映画の歴代興行収入の1位を記録し、今もその記録は破られていません。
「千と千尋の神隠し」は、アメリカのアカデミー賞の長編アニメーション映画賞を受賞するなど、海外でも高い評価を受け、宮崎監督は、こうした長年の功績から去年、文化功労者にも選ばれています。
イタリアでの会見で星野社長は、「宮崎監督は長編映画の製作から引退する」と述べて、「風立ちぬ」以降は長編映画の製作からは引退することを明らかにしました。
世界三大映画祭に作品がノミネート中の監督の引退発表は異例です。
映画「風立ちぬ」は、平成20年に公開された「崖の上のポニョ」以来、5年ぶりの長編映画で、旧日本軍の戦闘機「ゼロ戦」の設計に当たった故堀越二郎さんをモデルに、震災や戦争など、困難な時代を懸命に生き抜いた男の姿を描いた作品です。
宮崎監督が作った長編映画は最新作を含めて11本で、ことし7月、NHKの取材に対して宮崎監督は、「毎日、時間がないから体調を崩さないように努力してきました。長編というのは、いつでも最後の作品だと思ってやってきました」と語っていました。
このNHK-TVニュースの内容は、「長編映画から引退」と云う部分以外は、
亡くなった時に使う予定原稿を使用したのではないか?と思われるほど、
死亡報道に近かったと思う。
途中から聞けば死亡報道あおのもので、勘違いした人も少なくないはずだ!
【速報】宮崎駿監督が長編映画を引退するとスタジオジブリが発表。
BLOGOS編集部 - 2013年9月1日(日) - 20:49
⇒速報で発表するから、自らの思いを込めた大作を成し遂げて気持ちが緩んで「亡くなったのか?」とおもったが長編アニメ監督からの引退だった。
紛らわしいこと限りなし!
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今日は、特筆するべきニュースが無いようなので、
私が尊敬する映画監督・山田洋次さん関連のニュースを引用!
山田洋次監督、名作集DVD出来た!
(日刊スポーツ) - 2013年1月7日(月)21:03
山田洋次監督(81)の監督50周年企画、代表作を集めたDVDマガジン「山田洋次 名作映画」(講談社)の創刊発表会見が7日、都内で行われた。
8日発売で、創刊号は「幸福の黄色いハンカチ」(77年)を収録。最新作「東京家族」(19日公開)まで81作品を作った山田監督は「振り返ると、そんなつもりじゃなかったけど、家族の物語を撮ってきたように思います。(創刊は)うれしいし、ありがたい」。
会見には、「幸福の-」で映画デビューした武田鉄矢(63)も出席。武田は「山田監督に『喜劇は泣きながら作るもんだぜ』と言われた言葉を思い出します。落ち込むと、男・高倉健が励ましてくれるんですよ」と思い出を語った。
DVDマガジンは隔週発売で「キネマの天地」「家族」と続き、25巻発売。
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早くも、今年も3分の1が終わってしまった。
東日本大震災と原発事故もあり、何か慌ただしい限り。
それやこれやで、71万アクセスを見落としていて、
71万3千をとうに超していた。
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さて、もう一つのブログ 【観劇レビュー&旅行記】
にも書いたのですが、
こちらのブログだけ読んでいただいている方も多いようなので、
原発事故関連記事として、同じ内容の一部を引用します。
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映画 【100,000年後の安全】 (INTO ETERNITY) を見ました!
福岡では、本日から公開された北欧諸国共同制作の映画
【INTO ETERNITY】 (邦題:100,000年後の安全) を
北天神の 「KBCシネマ」 で見ました。(少なくとも1週間は上映される予定)
福島原発の事故で世界の注目を浴びている 原子力発電所の 「使用済み核燃料」
⇒ 核廃棄物 (Nuclear Wastes) の『最終』処分が テーマの映画です。
映画は、フィンランドで建設中の、2012年に使用開始予定の 『使用済み核燃料』
『最終』処分場 建設と これに関わる会社の幹部やフィンランド原子力安全委員会の
科学者のインタビューに、建設中の現地の映像や アニメーションを重ねながら
『使用済み核燃料』『最終』処分の課題と問題点を明らかにしてゆくというもの。
制作は、デンマーク、フィンランド、スウェーデンの北欧3国に何故かイタリアが加わった
国際チームで、2009年の作品。
使用言語は、これも何故か英語。
(中略) 詳しくは、ここをクリック
KBCシネマ で、今週は、12:25(¥1800),21:40(¥1200) の2回上映。
【関連リンク】
フィンランドの地層処分の状況 PDF
(詳しい情報が掲載されています)
原子力産業を悩ます使用済み核燃料の問題
地層処分に動き出すスウェーデン
日本でも莫大な費用が掛かるこの馬鹿げた「地層処分」が計画されているようです。
地層処分を行う低レベル放射性廃棄物とは?
原子力発電環境整備機構(NUMO)
放射性廃棄物と地層処分のHP>高レベル放射性廃棄物
経済産業省 資源エネルギー庁 Webサイト
高レベル放射性廃棄物貯蔵管理事業 | 日本原燃
日本原燃株式会社( JAPAN NUCLEAR FUEL LIMITED) Webサイトより
この動きに警告を発する地層処分反対側の見解は下記。
高レベル放射性廃棄物の 地層処分 [PDF]
京都大学における 藤村 陽氏 のパワーポイント90ページに亘る講義資料のPDF版
高レベル放射性廃棄物の地層処分はできるか
岩波書店『科学』2000年12月号1064~1072頁より
100,000年後の安全 - goo 映画
原発から生まれる放射性廃棄物の放射能レベルが生物に無害になるまでには、最低10万年を要すると考えられている。これは、放射性廃棄物の埋蔵をめぐって、未来の地球の安全を問いかけるドキュメンタリー。(作品資料より)
6月5日(土)に見て、私のもう一つのブログにも書いた
映画 【告白】 が、
大ヒット中だとか。
衝撃的な作品であったことは事実。
「スマステ」では、稲垣吾朗もダントツのTOPに挙げていた。
原作も衝撃的らしいが(私は読んでいない)、この映画は原作の展開を裏切らないテンポ感があったらしい。
私はと言うと、今の中学生が置かれている将来への希望の無さと、過度な一面的な競争環境の中で、自らを発現する場が奪われているという『事実』が驚きだった。
イジメがついには抵抗力の無い幼児の殺害。それも担任教師の子どもを殺害するという行動に出る処が恐ろしかった。
その担任教師が『実行』する「HIVウイルス」を凶器とした復讐(脅し文句として言ったのか?実際にHIVウイルスに感染した教師の夫の血液を犯行に使ったのか?には疑問があるが)の凄まじさも又恐ろしいものを感じた。
そういう問題作が、観客動員を下げることなく維持しているということも、この作品があながち空想の世界の作品ではないことを示唆していて又恐ろしい。
松たか子演じる教師のの“クール”なそして冷静かつ冷酷な行動も見所であり、良く演じている。
このところ、歌舞伎役者になりたくて(女性ゆえ)なれなかった梨園出身の女性(松たか子、寺島しのぶ)の活躍が目立っている。
「告白」興収22億目前 松たか子が子役3人を称賛 - goo 映画
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「告白」興収22億目前 松たか子が子役3人を称賛
2010年6月28日(月) 12:55 eiga.com
(中学生役3人、「中島監督は怖かった」と口をそろえた)
中島哲也監督の最新作「告白」の大ヒット舞台挨拶が6月27日、東京・シネクイント渋谷で行われ、主演の松たか子、子役の西井幸人、藤原薫、橋本愛、中島監督が出席した。
6月5日に全国266スクリーンで封切られてから3週連続で首位を堅守し、27日までに観客動員165万9055人、興行収入21億6472万円を記録した。26、27日の2日間で動員21万888人、興収2億8938万円を稼ぎ、公開から3週目に入っても前週比100.3%と、R15指定の作品としては異例の興行展開だ。
公開からベールに包まれてきた、物語のカギを握る少年A、B、少女Aの3人が初めて顔をそろえたこともあり、場内は熱気ムンムン。
中島監督は、「この3人に人気があることを初めて目の当たりにして、撮影現場ではただのヘタクソでしたけど、(映画のヒットの要因に)この3人の力も多少なりともあったのかなと実感しています」と笑わせた。
一方の松は、「この3人を含む37人の生徒たちは、想像もできないオーディションと厳しいリハーサルを乗り越えたつわものども。頼もしいし、私が彼らに刺激をもらって負けないように思わせてくれて原動力になった」と称賛。
これには橋本は、「すごく優しいし、あこがれの女優さんです」とはにかんだ。
そんな橋本を、中島監督は「現場ではクールだったが、岡田(将生)くんが来たときだけニコニコしていた」と暴露。「そんなことないです! もう、言わないでくださいよ」と反論したが、「ものすごく好きだったんだと思う。僕はあんな優しい笑顔、見たことない」と一蹴してみせた。
松も「私も見たことないです」と便乗し、場内を爆笑に包んでいた。
第82回アカデミー賞ドキュメンタリー長編賞を受賞した映画【ザ・コーヴ】
に対して各地で抗議の声があがり、上映中止が相次いでいると言う。
先日は、映画監督や『ジャーナリスト』がシンポジウムを開催して「上映中止」を批判した。
「ザ・コーヴ」上映中止、映画監督ら反対声明(読売新聞) - goo ニュース
おととい(6/8)には、この映画にナビゲーターとして出演しているリック・オバリー氏が来日を果たし、昨日和歌山の大学で講演したという。
和歌山大で上映中止を批判 「ザ・コーヴ」に出演男性(共同通信) - goo ニュース
私自身としては、上映中止運動をすればするほど関心が広がり、「却って逆効果である」と考えるものである。
また、表現の自由は、このような『キワモノ映画』にも認められなければならず、これを見るか見ないか、また見て肯定するか否定するかどちらでもないかは見た人々それぞれに委ねられるべきものである。
但し、ひとこと言っておきたいのは、盗撮という行為が「表現の自由」として許されるのかどうか?と言うことである。
この映画がイルカ漁ではなく、女性更衣室やトイレ盗撮であったならば、「表現の自由」として許容されるであろうか?
話が飛躍しすぎるという人がいるかもしれないが私は同じレベルの問題であると考える。
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数年前の映画【YASUKUNI-靖国-】上映を自民党議員や右派勢力や右翼・暴力団が中止させようと全国で活動を展開したことで、当初見るつもりもなかった多くの人々がこれを「見たい!」と思うようになり、右派勢力の思惑は全く的外れとなり上映期間延長や再上映や予定していなかった映画館が遅れて上映したりと結果的には「大入り盛況」となった。
【YASUKUNI-靖国-】上映運動をしていた人々にとっては、まさに天の恵みというか、右派が騒いでくれた『おかげで』予想以上の集客に成功した訳である。
今回の【ザ・コーヴ】上映阻止運動も『デ・ジャ・ブ』(前に同じような光景を見たような感じ)である。
幾つかの劇場が混乱を避けるために上映を回避したが、これは【YASUKUNI-靖国-】の時にもあった現象である。
今後は裾野が広がってゆくであろう。
しかし、私の考えは【YASUKUNI-靖国-】の時とは正反対で、【ザ・コーヴ】のような一方的な価値観に基づき且つ盗撮に基づく不道徳な映画は広がって欲しくないというところだ。
そのためには「上映阻止」運動などしないで、無視するのが一番だ。
今回も上映阻止運動を行った人たちは「火を付けてしまった」
彼らの思惑は手痛い失敗(観客拡大)となって報われるだろう。
尤も、右翼団体は騒ぐことそのものが目的なんだから、結果などは省みていないし・・・
和歌山の人々の方が、却って冷静な対応をしているようだ。
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イルカ漁映画「ザ・コーヴ」
抗議活動で次々と上映中止
朝日新聞 2010年6月5日(土)15:00
和歌山県太地町のイルカ漁を扱った米映画「ザ・コーヴ」の一般公開が、保守系団体の抗議予告を受けた各映画館で次々と中止に追い込まれている。アカデミー賞受賞作品では異例の事態だ。日本の映画監督らの作品評価は賛否両論だが、「公開すべきだ」との意見では一致した。一方、町や漁協の映画への批判は根強く、波紋は広がるばかりだ。
◇
「残念。お客さんの期待の声もあった。でも、何かがあってからでは遅い」。一般公開のメーン館と位置づけられていた「シアターN渋谷」の運営会社担当者は、中止は「苦渋の決断」と話す。
映画を「反日」「虐日」と糾弾する市民団体が、「4日正午」と日時と会社の住所を明示し抗議予告を出したのは2日。この団体は、従来の右翼と違う「保守系市民グループ」と呼ばれ、ネットを駆使して抗議活動への参加を呼びかけるのが特徴だ。警視庁は抗議活動に警戒態勢をとるが、同庁幹部は「正規に申請されたデモで、違法行為はない」としている。
運営会社では3日に会議を開き、上映を自粛。映画館や配給会社にはこれまでも上映中止を求める電話やメールが相次いでいた。上映予定26館のうち3館が中止を決め、残りの映画館の中には「推移を見守る」と上映に慎重になっているところも多い。
この動きに対し、メディア批評誌「創」の篠田博之編集長らは9日、上映を後押しするシンポジウムを都内で開く予定だ。映画監督らを招き、イルカ漁や表現の自由について討論する。映画も上映する。篠田さんは「こんなことがまかり通れば、賛否ある作品はすべてつぶせることになってしまう」と語る。
◇
一方、太地町側と地元の漁協は、上映を認めない姿勢を崩していない。
映画に登場した漁協の組合員は撮影を拒否しており、上映は肖像権の侵害にあたると主張。さらに、映画の中で紹介される「水銀汚染を隠すためにイルカの肉を鯨肉として販売している」などの点が事実ではなく、漁協の名誉を棄損しているとした。
イルカ漁は商業捕鯨禁止の対象外で、県知事に許可された合法的な漁だ。映画では、漁師がイルカを刺し、入り江が血で染まる場面に残酷さを強調する音楽がかぶさる。一方的な描き方に、同町の三軒一高町長は「食文化は伝統を理解し相互に尊重する精神が重要だ」と反論した。
これに対し、「ザ・コーヴ」のルイ・シホヨス監督は朝日新聞の取材に「まずは自らの目で映画を見て、イルカ漁を続けるべきかどうか、賢明な判断が行われればいいと思っている」と答えた。
配給会社側は町関係者の顔にぼかしを入れ、「水銀値の調査結果にはばらつきがある」「町側は反論している」などのテロップを加える対応を取っている。
◇
試写会などでこの映画を見た日本の映画監督たちは、どう考えているか。
「誰も知らない」などの作品で知られる是枝裕和監督は厳しい評価だ。「自分たちの『正義』を絶対視しないことが異文化を取材する時に求められる態度だろうが、その姿勢を感じない。イルカが可哀想という感情と自分たちの正義に酔っており、プロパガンダ(宣伝)としてもレベルが低い」と話す。
これに対し、オウム真理教を題材にしたドキュメンタリー映画「A」の森達也監督は擁護する。「メッセージ性だけでなく、優れたエンターテインメントになっている」とした。隠し撮りが批判されたが、「真実に迫るために必要な場合もある。手法が不当とは言えない」と述べた。
だが、作品評価は異なる両監督でも、上映中止を求める動きについてはともに批判。是枝監督は「日本の文化に口を出すなという態度もおかしい。それでは彼らと同じ視野狭窄(きょうさく)と島国根性に陥ること。相手を理解しようとする回路は持ち続けなければ」。森監督も「日本人監督の作品だったら抗議はあったのだろうか。反論があるならそれを表現して多くの人に見せ、多様な視座を社会に作っていくしかない」と指摘した。(石川智也)
◇
〈「ザ・コーヴ」をめぐる動き〉 題名は「入り江」の意味。環境保護団体が2005年から3年半かけて撮影した。反捕鯨活動家を主人公に、イルカ漁の「残酷さ」を告発する内容だ。欧米では昨年に公開され、各地の映画祭で受賞し、高い評価を受けた。今年3月にはアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した。
賛否ある作品上映をめぐっては2年前、「靖国 YASUKUNI」に「反日映画」と右翼団体員などが抗議。封切り5館のほか上映を自粛する劇場が相次いだ。
「ザ・コーヴ」上映中止、映画監督ら反対声明(読売新聞) - goo ニュース
「ザ・コーヴ」出演者が上映中止を批判=イルカ漁映画の舞台、和歌山で(時事通信) - goo ニュース
憲法21条は守るべき!上映中止になった『ザ・コーヴ』出演者で「わんぱくフリッパー」のイルカ調教師が遺憾の意 - goo 映画
「ザ・コーヴ」上映中止、映画監督ら緊急アピール(読売新聞) - goo ニュース
日本人に大バッシングのイルカ漁映画『ザ・コーヴ』、配給会社社長が反論!「日本人の手で撮影されなければならなかった作品」 - goo 映画
第82回アカデミー賞受賞作が発表された。
キャスリン・ビグロー監督の『ハート・ロッカー』が6部門を受賞し、
獲得数が群を抜くと予想されていたジェイムズ・キャメロン監督の
『アバター』(3部門受賞)を大きく引き離した。
女性監督が「監督賞」を受賞したのは史上初の快挙だとか。
ジェイムズ・キャメロン氏とキャスリン・ビグローさんは元夫婦だったと言う。才能有り余る夫婦は、別々の生活を送らざるを得なかったということか・・・?
【ハート・ロッカー」はイラクで爆発物処理に当たる米兵の緊張感などを描き、日本でも公開中。】(共同通信)
シネマトゥデイによると
とのこと。第82回アカデミー賞授賞式が3月7日(現地時間、日本時間:8日)に行われ、
『ハート・ロッカー』が作品賞と監督賞を含む6冠を受賞した。
続いて『アバター』が撮影賞、美術賞、視覚効果賞など技術的な賞で3冠、
『プレシャス』が助演女優賞、脚色賞と2冠を制した。
作品賞
『ハート・ロッカー』
ハート・ロッカー - goo 映画
監督賞
キャスリン・ビグロー監督『ハート・ロッカー』
主演男優賞
ジェフ・ブリッジス『クレイジー・ハート』(原題)
主演女優賞
サンドラ・ブロック『しあわせの隠れ場所』
助演男優賞
クリストフ・ヴァルツ『イングロリアス・バスターズ』
助演女優賞
モニーク『プレシャス』
長編アニメ賞
『カールじいさんの空飛ぶ家』
美術賞
『アバター』
撮影賞
『アバター』
衣装デザイン賞
『ヴィクトリア女王 世紀の愛』
ドキュメンタリー長編賞
『ザ・コーヴ』
ドキュメンタリー短編賞
『ミュージック・バイ・プルーデンス』(原題)
外国語映画賞
『瞳の奥の秘密』 アルゼンチン
メイクアップ賞
『スター・トレック』
作曲賞
『カールじいさんと空飛ぶ家』
歌曲賞
The Weary Kind (Theme from Crazy Heart)『クレイジー・ハート』(原題)
音響編集賞
『ハート・ロッカー』
短編アニメ賞
『ロゴラマ』(原題)
短編実写賞
『ザ・ニュー・テナンツ』(原題)
音響賞
『ハート・ロッカー』
視覚効果賞
『アバター』
脚色賞
『プレシャス』
脚本賞
『ハート・ロッカー』
編集賞
『ハート・ロッカー』
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「ハート・ロッカー」が6冠
「アバター」抑え
共同通信 2010年3月8日(月)19:13
【ロサンゼルス共同】第82回米アカデミー賞の授賞式は7日(日本時間8日)、キャスリン・ビグロー監督の「ハート・ロッカー」に作品賞を贈り閉幕した。ビグロー監督は女性初の監督賞も獲得。同作品は、3D映像で大ヒット中の「アバター」を抑え、6部門で受賞。「ハート・ロッカー」はイラクで爆発物処理に当たる米兵の緊張感などを描き、日本でも公開中。「アバター」は撮影賞など3部門の受賞。
第82回アカデミー賞が決定!
『ハート・ロッカー』6冠、
『アバター』3冠、
『プレシャス』2冠
歴史が作られたオスカーの夜、日本人が自分で判断して下さいと言われ(gooニュース・ニュースな英語) - goo ニュース
「ハート・ロッカー」が6冠=ビグローさんが女性初の監督賞-米アカデミー賞(時事通信) - goo ニュース
アカデミー賞は「ハート・ロッカー」6冠、「アバター」は3部門(トムソンロイター) - goo ニュース
映画レビューは基本的には、【観劇レビュー&旅行記】の方で書いていますが、昨日の山田洋次監督の受賞記事に続いて、【アバター】についての読売新聞の記事を、こちらのブログで紹介します。
この種の内容をを読売新聞が取り上げて記事にしていることが興味深い!
要するに映画【AVATAR】を
米国の保守派・軍関係者・一部のキリスト教会幹部が「反米、反軍の映画だ」と批判している
というお話。
そりゃあれだけ無謀な侵略を自然神ナビィを信仰するパンドラ星に対して行い、その司令官の命令の内容が
【「先制攻撃が必要だ」「衝撃と 畏怖 ( いふ ) を与える」などと、ブッシュ前政権の戦略そのままのセリフを口にする】(読売)
となれば、当然ブッシュ政権以来米軍が世界各地で行っている戦争とダブらせて見るのも当たり前の話です。
【映画の脚本も担当したキャメロン監督は、ロサンゼルス・タイムズ紙のインタビューで、「この映画は我々が戦っている戦争を反映している。兵士は不当に戦場に送られている。この映画で目覚めてほしい」】(読売)
と語っているというから、保守派などがそういう思いを巡らすのも致し方ないであろうが、それが実際に行ってきた侵略であるのだから言い逃れできない。
日本で映画【YASUKUNI~靖国~】が自民党政府高官や右翼が大騒ぎしたおかげで当初の期待を数十倍?(数百倍か?)上回る興行収入と上映大幅延長をもたらしたのと同じように、米国の反対派が騒げばますます【AVATAR】人気も沸騰するに違いないでしょう。
映画やTV番組のコンセプト(考え方)を権力やその周辺から批判するのは裏目に出るということをくれぐれも認識しておいて欲しいものです。
この映画についての私のレビューは、ここをクリック
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「アバターは反米・反軍映画」保守派いら立ち
読売新聞 2010年1月31日(日)13:05
【ロサンゼルス=飯田達人】世界興行収入の記録を更新中の米映画「アバター」(ジェームズ・キャメロン監督)について、米国の保守層などから「反米、反軍の映画だ」といった批判が相次いでいる。
3D(立体)技術を駆使した娯楽大作が思わぬ論争を巻き起こした底流には、アフガニスタンやイラクでの長引く戦争に対する米国民の 厭戦 ( えんせん ) 気分と、それに対する保守派のいら立ちがある。
◆教会からも
映画の舞台は22世紀の星パンドラ。希少鉱物を狙う人間たちは、美しい自然と共生する先住民ナヴィと戦う。元米海兵隊員ら軍服の人間は、圧倒的な軍事力で自然破壊をいとわない悪役として登場、「先制攻撃が必要だ」「衝撃と 畏怖 ( いふ ) を与える」などと、ブッシュ前政権の戦略そのままのセリフを口にする。
保守派の論客ジョン・ポドホレッツ氏は自身のサイトで「観客は米兵の敗北に声援を送るようになる。強烈な反米的内容だ」と非難。現役海兵隊員のブライアン・サラス大佐は隊員向け新聞に「軍の未熟さや凶暴さが異常に強調され、誤解を与える。ひどい仕打ちだ」と記した。
保守派らの反発には、長期化する戦争から民意が離れている現状への焦りが読み取れる。CBSテレビなどの昨年末の世論調査では、アフガニスタンでの戦況が「良くない」と感じる人は60%に達した。
自然の中に神が宿るという、キリスト教などの一神教とは相いれない信仰をナヴィが持っている点にも批判が出ている。
保守派コラムニスト、ロス・ドーサット氏はニューヨーク・タイムズ紙で、「映画は、神と世界が同一という汎神論的な考えに共鳴するキャメロン監督の長い弁明」と指摘。カトリック教会の一部からも汎神論の思想が広まることへの懸念の声が出ている。
◆監督は反論
近年のハリウッドの大ヒット作は、ヒーローが活躍する単純な作品が多かった。これに対し、アバターが戦争、宗教、環境など米国の国論を二分するようなテーマを含んでいるのは事実だ。
映画の脚本も担当したキャメロン監督は、ロサンゼルス・タイムズ紙のインタビューで、「この映画は我々が戦っている戦争を反映している。兵士は不当に戦場に送られている。この映画で目覚めてほしい」と語り、ふたつの戦争に反対するメッセージを込めたことは認めた。一方で、米軍批判との指摘には、「心外だ。私の弟は海兵隊員だが、彼らを心から尊敬している」とテレビ番組で反論した。
同紙の映画評論家、ケネス・トゥーラン氏は、「かえって映画の宣伝になり、キャメロン監督の思うつぼではないか」と皮肉っている。
動物愛護協会が『アバター』のジェームズ・キャメロン監督を表彰 - goo 映画
全世界興収1位の『アバター』日本でも首位…日本での『タイタニック』超えは無理?【映画週末興行成績】 - goo 映画
山田洋次監督に功労賞 ベルリン国際映画祭
共同通信 2010年1月30日(土)15:51
2月に開かれる第60回ベルリン国際映画祭で、新作「おとうと」が閉幕作品として上映される山田洋次監督に、特別功労賞に当たるベルリナーレ・カメラ賞が贈られることが30日、分かった。新作公開初日の同日、東京で舞台あいさつした山田監督が明らかにした。松竹によると、日本人では市川崑、熊井啓の両監督が同賞を受賞している。山田監督は「市川監督が受賞した賞を頂けるのは光栄」とコメントした。
吉永小百合、山田洋次監督の快挙に「胴上げしたい!」 - goo 映画
吉永小百合と笑福亭鶴瓶が夫婦役で再共演!?山田洋次監督は前向き!『おとうと』初日舞台あいさつ - goo 映画
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今日の話題は、「“本家”は沈んだけど…映画では大賞受賞」
という映画賞の話です。
国民航空(御巣鷹山事故が背景であるだけにモデルはどう考えても日本航空)での労働組合員・恩地元を主人公に描いた硬派な映画「沈まぬ太陽」が、本家本元の日本航空が破たん処理を開始した2010年1月19日に、日本映画大賞を受賞したと言う、画期的な(皮肉な?)話題です。
お読みください。
全受賞結果は、公式サイト で御覧ください。
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“本家”は沈んだけど…映画では大賞受賞
スポーツニッポン 2010年1月20日(水)06:01
【09年毎日映画コンクール・日本映画大賞】
映像化不可能と言われた山崎氏の原作に果敢に挑んだ「沈まぬ太陽」が大賞に輝いた。航空会社の組合委員長として会社と闘った男が不条理な企業倫理に立ち向かっていく姿を丹念に、そして感動的に紡いでいった。
若松監督は、撮影前の08年末に企画が消えてしまいそうになったことを明かし、「よくできたなあ。(主演の)渡辺謙さんをはじめ、みんなのやりがい、熱があったからこそできた」としみじみ。製作費20億円をかけて、中近東、アフリカなどでもロケを敢行した。
フジテレビ系「振り返れば奴がいる」(93年)などの人間ドラマに定評がある若松監督。くしくも小説のモデルとされる日航の再建問題が注目される昨今。「何とか立ち上がってほしいと応援歌を込めた」と締めくくった。
第52回ブルーリボン賞各部門ノミネート発表!『沈まぬ太陽』『ディア・ドクター』が最多 - goo 映画
2010年1月6日(水) 17:41
日本アカデミー賞「沈まぬ太陽」12部門で受賞(スポーツニッポン) - goo ニュース
2009年12月23日(水)06:01
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日本航空、自ら招いた傷に倒れる
フィナンシャル・タイムズ 2010年1月20日(水)08:00
(フィナンシャル・タイムズ 2010年1月19日初出 翻訳gooニュース) 東京=ジョナサン・ソーブル
「過去20年間の日航重役全員を拳銃で撃ちたいですよ」 こう言う藤原さんは、ふだんはとても口調穏やかな72歳だ。
19日に会社更生法の適用を申請した日本航空で、藤原さんは34年間、パイロットを務めた。日航破綻の影響で藤原さんの年金は4割減らされ、月14万円になる。
「金の問題ではありません。不実な経営陣の問題なのです。確かに日航は利益を出していなかった。それなのに重役連中は何の疑問もなしに、退職金1億円を受け取っていた」
手負いの日本航空が受けた傷はほとんどが、自ら招いたものばかりだ。日本の企業グループの多くがそうだったように、日航も1980年代に事業を拡大してリゾート地やゴルフ場やショッピングセンターを買いあさったが、10年後に不動産バブルがはじけるとどれも資産価値は暴落してしまった。
経営陣も対立や分裂を繰り返してきた。運航安全上のトラブルが多発した2005年には、会長が退任。その翌年には役員会の反乱で社長が退任に追い込まれている。
しかしJAL破綻物語のほかの要素は、世界中の航空会社にもお馴染みのものばかりだ。米同時多発テロや重症急性呼吸器症候群(SARS)、原油価格高騰に世界金融危機など、過去10年にわたる様々な外部ショックが、JALをとことん痛めつけてきたのだ。もっと早くに破綻しなかったのはひたすら、政府支援のおかげだと言われている。
東京大学の伊藤元重経済学教授は、日本航空は常に政府の保護を受けていたため厳しい決断をずっと先延ばしにしてきたと指摘する。アメリカのユナイテッド航空やUSエアウエイズ、デルタ航空といった大手航空各社は2000年代前半に、裁判所の保護下で事業再生を図った。それに対して日本航空は金融危機と景気後退によって破綻に追い込まれた。
航空業界のベテランアナリスト、板崎王亮氏は、官民出資の企業再生ファンド「企業再生支援機構」が日航に与える再生計画で、日航の財務状況は安定するはずだと話す。
日航はスタッフの約3分の1にあたる1万5700人を人員削減し、中核事業以外の関連事業数十を売却。金利のかかる負債総額の大半を帳消しにするよう、裁判所を通じて銀行に求めていく。退職者たちはすでに平均3割の年金削減に応じているし、現役職員の年金は半分に減らされる。
しかし単に日航の財務状況を改善すれば全て解決するわけではなく、問題は日航の経営文化や戦略の方向性、品質といったものが改善するかどうかだと板崎氏は言う。いずれにしても日航の収益はこれから数年間は、全日空を下回るだろう。
政府は、日航出身の西松遙社長の後任として、京セラの稲盛和夫名誉会長(77)を日航再建にあたる新会長兼最高経営責任者(CEO)に就任要請した。
稲盛氏はすぐさま、日航がアメリカン航空とのワンワールド・アライアンスを継続するのか、それともデルタ航空のスカイチームに参加するのかを決めなくてはならない。アメリカン航空もデルタ航空も、さかんに日航にアプローチしている。
アメリカンかデルタか。これは「日航の未来を決定するかもしれない、巨大な決断だ」と、日航再建に関わっている関係者は言う。
結論は数週間以内に出るものと見られている。破綻後の日航がどういう航空会社になるのか、日航と政府はどういう新生日航を期待しているのか、示唆的な決定になるだろう。アメリカン航空が大西洋航路を重視しているのに対して、国土交通省と多くの日航幹部が好感しているデルタは、すでに東京と近くのソウルに巨大なハブ機能をもっているからだ。
(翻訳・加藤祐子)
幸いなことに、本日発表された本場アカデミー賞で、
『おくりびと』が「外国語映画賞」を受賞し、
短編アニメ賞に加藤久仁生監督の「つみきのいえ」が
日本作品で初めて選ばれた。
少しは、日本の文化水準が見直されたのかもしれない。
去年はノーベル賞を4人の日本人が受賞し、日本の物理・化学の基礎研究の成果を評価されたし、
今度は文化面でも評価されて訳で、
これで、中川スキャンダルが無ければ、日本株も随分と上がっただろうに。
麻生首相が、訪米前にアカデミー賞の受賞を祝ったというのは、いわば『艶消し』とでも言うものであろう!
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本木の直感と熱意実る/アカデミー賞 - goo 映画
アカデミー賞受賞に首相「すごくめでたい」(朝日新聞) - goo ニュース
日本作品がダブル受賞=「おくりびと」に外国語映画賞-米アカデミー賞(時事通信) - goo ニュース
アカデミー賞で「おくりびと」に外国映画賞、日本映画初(トムソンロイター) - goo ニュース
1995年に阪神大震災が起こり、その被災地応援も兼ねて撮られた「寅さん」がシリーズ最終作となったのだった。
身は滅びても心は滅することはない。
・・・ 合掌 ・・・
「生きていれば、きっと」 寅さん13回忌で山田監督
共同通信 2008年7月26日(土)18:39
映画「男はつらいよ」シリーズの主人公寅さん役で知られる俳優渥美清さんの13回忌を前に26日、長野県小諸市で山田洋次監督らのトークショーが開かれた。監督はショーの前に「生きていれば、きっとまだ寅さんを撮っていただろう」と話し、渥美さんをしのんだ。監督は「最後の3本ぐらいは(渥美さんの体調を気遣い)やめなきゃいけないと思いながら撮っていた」と打ち明け、会場に詰め掛けた寅さんファンを驚かせた。
「生きていれば、きっと」 寅さん13回忌で山田監督(共同通信) - goo ニュース
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「魂のウタ」~荒木栄の歌が聞こえる~
が完成していたことがわかった。
荒木栄は、日本共産党の党員作曲家で「うたごえ」運動の象徴的存在。
60年安保闘争や三池闘争を音楽の面から支えた人で、当時活動した人々はみんな荒木栄の歌を唄っていたと言っても過言ではない。
1962年10月26日38歳で早世した。
オフィシャル・サイトは、ここをクリック
関連サイト の方が情報が詳しいかも。
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企画書より(抜粋)
今、働く人が腕を組み、声を合せて歌うことが、ほとんどなくなりました。
何故なのか?カラオケが普及しただけではない、現代の文化状況ともかかわりのある奥深い理由があると考えられます。
これが、この映画で探っていきたい第一点です。
憲法改正を標榜する安倍首相の登場にみられるように、時代が大きく右にカーブを切ろうとしている時代に、『がんばろう』を声高らかに歌うシンガーたちがいます。
『浪花の巨人・パギヤン』こと趙博さん、阪神淡路大震災をきっかけに結成されたソウル・フラワー・ユニオン、沖縄民謡の大家でもある大工哲弘さんなどです。
そうした人々は、今、何故、『がんばろう』を歌うのか?
今だに歌い継がれる『がんばろう』の魅力とは何なのか?
それを知りたいのが、この映画を作りたいと思った動機の一つです。
若い世代の感性で、この旅の同行者、案内人、ナビゲーター役の若い音楽専門家が欲しい。
それも、歌に命をかけている人はいないか・・・・・
ということで出会ったのが妃月洋子さん。神戸在住のソロ・シンガーです。
彼女は、
神戸市に生まれ育ちました。関西生まれの父、九州生まれの母。祖先のルーツは、与論島。
幼少のころから音楽に興味を持ち、歌うことが自分のあり方だと信じてやみません。
声優学校時代チェリーズ(ユニット名)で活動し、その後、POPROCKBAND「jammed strings」では4年間VOCALを勤めてました。
以降ソロでAcousticなSOUNDを重視した音楽を志してきた経歴の持ち主です。
現在、沖縄の大御所ラテンROCKBAND「DIAMANTES/ディアマンテス」のVOCALアルベルト城間氏に認められ、アルベルト城間氏のプロデュースの元、音楽活動をしています。
妃月さんの母方の祖父は、戦前、筑豊の高倉炭鉱で働き、落盤によって重症を負い、8年間の闘病生活の末、亡くなったというのです。
この映画では、そんな妃月さんと港監督が、「荒木栄をめぐる謎」を解き明かす旅・・・・旅を続けながら、荒木栄を一つの座標軸にして、60年代以降の労働歌、70年代のいわゆるプロテストソングの歴史に深ぶかと刻みこまれた「時代と歌」のあり方を考えます。
それは同時に、1960年、戦後史の結節点といわれた三井三池争議の現代的意味を問い直す旅であり、それは、その後半世紀近く、格差社会が増大し、「戦前回帰」ともいえる政治状況下にある現代日本へと到る歴史を、民衆の視点から検証する旅にもつながるという発展性をもっています。
【引用元】 http://utagoekissa.web.infoseek.co.jp/arakisakaenoutagakikoeru.html
この『騒ぎ』で、「民放連」 や 「日本ペンクラブ」、「新聞協会」などが声明を出すなど、「上映反対派=妨害派」の行動は、その意図とは逆効果になり、ますますこの作品に対する社会的注目を浴びることになり、妨害派の活動を上回る運動が広がっている。
上映反対運動などしなければ、もしかして細々と一部の良心的映画館が上映するだけに終わったかも知れないのに、少なくとも妨害運動が明らかになる前と比べれば圧倒的に多くの国民が、この映画を見てみたいと思い始めているだろう。
ここに、市井の民主勢力の力強さと民主主義意識がまだまだ健在であったことを見て、嬉しく思いもする。
また、上映を応援する各ブログが注意喚起に果たした役割も大きなものだったと思う。
とはいえ、この先も妨害勢力はさまざまな行動を起してくる可能性があり、伊丹十三監督への直接暴行事件の経験もある訳で行動“右翼”(暴力団)の活動を注意深く監視する必要はある。
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<「靖国」上映中止>21館で公開
「混乱避け」館名非公表--配給会社方針
2008年4月5日(土)13:00
ドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の上映を中止する映画館が相次いだ問題で、映画の配給協力・宣伝会社「アルゴ・ピクチャーズ」(東京都港区)は4日、5月初旬から東京、大阪など全国21カ所の映画館で順次公開する方針を明らかにした。混乱を避けるため、現時点では上映予定の映画館名は公表しないという。
同社によると、12日に公開予定だった東京4館、大阪1館の計5館が上映中止を表明したため、新しい上映編成を進めていたが、5月初旬から21館での上映が決まったという。当面、映画館名を公表しない理由は「映画館に電話や問い合わせが殺到するなど混乱が生じる恐れがある」としており、公表は4月下旬になる見通し。
同社は、日本新聞協会や日本映画監督協会など10団体から激励文や支援声明を受けていることも明らかにし「映画が無事に公開され、ご覧いただけるよう一層の努力をしていく」とコメントした。
◇松本ではNPOが
一方、長野県松本市で自主上映活動をするNPO法人「コミュニティシネマ松本CINEMAセレクト」(宮崎善文理事長)は4日、8月に市内で上映すると明らかにした。宮崎理事長は「昨年12月に上映を決めた。(妨害などの)大事件が起こらない限り中止しない」と話している。【伊藤一郎、高橋龍介】
◇日弁連が談話
ドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の上映中止問題で、日本弁護士連合会の宮崎誠会長は4日、「映画関係者に対し、表現の自由への不当な圧力に萎縮(いしゅく)せず、毅然(きぜん)とした態度で臨むよう要請する」との談話を発表した。また「国会議員による試写会が上映中止の一つの契機だったことは否めず、議員としては慎重な配慮に欠けた」とも指摘し、関係機関に表現の自由を最大限尊重するよう求めている。
映画「靖国」、21館で上映へ(時事通信) - goo ニュース
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映画「靖国」、来月から21館で順次上映へ(読売新聞) - goo ニュース
読売新聞 2008年4月4日(金)21:36
靖国神社をテーマにした日中合作ドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の上映中止が相次いだ問題で、配給・宣伝を担当するアルゴ・ピクチャーズは4日、5月初めから全国21館で順次公開すると発表した。
東京都内の1館を含む全国8館が、同日までに新たに上映することを決めた。
劇場名についてアルゴでは、「一部報道された劇場への妨害行動」もあったとして明らかにしていない。
この映画は当初、全国18館で公開予定だったが、東京4館、大阪1館の計5館が、抗議行動などによるトラブルを警戒、先月末までに相次いで上映中止を決定していた。
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「靖国」上映中止、民放連「強い懸念」とコメント(読売新聞) - goo ニュース
日本ペンクラブ「憂慮」の緊急声明…映画「靖国」上映中止(読売新聞) - goo ニュース
「靖国」サロンシネマが上映(中国新聞) - goo ニュース
映画「靖国」の上映中止、新聞協会が「看過できない」と談話(読売新聞) - goo ニュース
読売新聞 2008年4月3日(木)19:34
映画「靖国 YASUKUNI」の上映中止問題で、日本新聞協会は3日、「表現・言論の自由を擁護する立場から看過できない」とする斎藤勉・編集委員会代表幹事(産経新聞社取締役編集・写真報道担当東京本社編集局長)名の談話を発表した。
この問題では、当初上映を予定していた全国18映画館のうち、東京の4館と大阪の1館が、上映中止を決定している。
談話の全文は次の通り。
◇
公開が決まっていたドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の上映中止という事態が生じたことは残念でならない。映画の内容をどう評価するかは個々人の問題であるが、その評価、判断の機会が奪われてしまうことは、表現・言論の自由を擁護する立場から看過できない。表現活動が委縮する社会にしてはならないと考える。