2010年11月24日(水)
昨日の、北朝鮮による国境付近の韓国の島への砲撃には驚いたが、
当方の地元に置き換えれば、博多ベイサイドと志賀島ほどの距離だ。
まあ北朝鮮側の考えで見てみれば、博多湾で外国合同軍が演習と称して
挑発的軍事行動をしているようなもの。
それはそうと・・・
その後の菅直人総理の危機感のなさと対応の遅さには大失望した。
きのうの夜遅くまで菅総理の「情報収集に努めている」云々の
ぶら下がり談話が何度も繰り返し放映されていたということは、
これ以上の記者会見や談話が行われなかったことを示している。
陰の総理=仙石官房長官は、後に「北朝鮮批判」声明を出した
ようだが、遅きに失したし、菅総理自らの声明であるべきだった。
せめて、「陸・海・空自衛隊に最高レベルの警戒態勢を取るように
指示した」程度のことは言えなかったのか?
「反撃」ではないし「迎撃」でもなく、「警戒体制」である。
それさえも言えなかったとは、何と外交センスがないことか!
もっとも、そういう対応の仕方には、当ブログは反対であるが、
全軍の最高司令官であり、全国民の安全に責任を負う総理大臣なら
そういう表現を行ってでも国民に安心感を与えるべきであろう。
菅総理は、24日夕方に各党の党首を招いて対策の会談を開いた
ようだが、対応の遅さを指摘されたようである。当然のことだ。
それやこれやの右往左往する姿を見せられて国民の支持は逃げる
ばかりで、内閣支持23%にまで、さらに下落したという。
砲撃事件で与野党党首会談 「対応遅い」「外交努力を」
朝日新聞 2010年11月25日(木)00:38 (25日追記)
*********************
金正日父子、管轄部隊訪問 = 延坪島砲撃2日前―韓国紙
時事通信 2010年11月25日(木)12:03 (25日追記)
*******************************************
(左のアイコンをクリックして
もらえたら嬉しいです)
*******************************************
世論調査、内閣支持23%に下落 自民、民主の支持率逆転 共同通信 2010年11月24日(水)17:05
共同通信社が23、24両日に実施した全国緊急電話世論調査で、菅内閣の支持率は23・6%と今月初旬の前回調査32・7%から9・1ポイント下落し、政権維持の「危険水域」とされる30%を大幅に下回った。民主党支持率は前回28・6%から22・1%に下落。自民党支持率は24・6%となり、菅内閣発足後初めて逆転した。内閣不支持率も前回の48・6%から61・9%に拡大。
末期政権、二重ショック 柳田法相更迭、内閣支持率急落
産経新聞 2010年11月23日(火)08:00
民主、与野党党首会談を呼びかけ 北朝鮮砲撃へ対応巡り
朝日新聞 2010年11月24日(水)12:01
党首会談で野党に協力要請へ 北朝鮮の砲撃受け政府
共同通信 2010年11月24日(水)14:21