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沖縄 新基地反対候補 沖縄・全4小選挙区で 知事選の枠組みで共同

2014-11-23 22:33:58 | 選挙
2014年11月23日(日)

 先だって(11/16)の沖縄知事選挙で、新基地に反対する翁長雄志氏を
超党派で当選させた 「建白書」『同盟』は、沖縄・全4小選挙区で
共同して候補者を擁立し、当選を目指すことを決めたと云う。

 すごく前向きな動きであり大歓迎!

 是非とも全候補が勝利して欲しい。

 この間の経過を地元紙など(Web版)を引用して紹介する。

翁長氏支持勢力、衆院沖縄全4区で擁立へ
 沖縄タイムス - 2014年11月20日 18:59


辺野古反対、全4区に候補 仲里氏推す動きも
 沖縄タイムス - 2014年11月21日 08:07


自民と「建白書」勢力、全面対決
 沖縄タイムス - 2014年11月22日 08:27


仲里氏、沖縄4区から出馬表明 衆院選
 沖縄タイムス - 2014年11月23日 06:04


衆院解散 沖縄4選挙区 11人出馬準備 再び激戦に
 琉球新報 - 2014年11月22日


沖縄 新基地反対候補 全4小選挙区で
知事選の枠組みで共同

 赤旗 - 2014年11月22日(土)





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翁長氏支持勢力、衆院沖縄全4区で擁立へ
 沖縄タイムス - 2014年11月20日 18:59
 

 衆院が21日に解散するのを前に、知事選で初当選した前那覇市長の翁長雄志氏(64)を支持した保革の枠組みを超えた「建白書」勢力は20日、総選挙に向けた初会合を開き、沖縄県内全4選挙区に米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する候補者を擁立する方針を決めた。

 1区は前回選挙区から出馬し比例復活した赤嶺政賢氏=共産、2区は現職の照屋寛徳氏=社民、3区は前回選挙区から出馬し比例復活した玉城デニー氏=生活=をそれぞれ支援することを決定。4区は辺野古移設反対を堅持する候補者を無所属で擁立するとし、同日に選考委員会を立ち上げた。 



辺野古反対、全4区に候補 仲里氏推す動きも
 沖縄タイムス - 2014年11月21日 08:07
 

 衆議院が21日に解散するのを控え、知事選で初当選した前那覇市長の翁長雄志氏(64)を支持した保革を超えた建白書勢力は20日、衆院選に向けた初会合を開き、知事選の枠組みで臨むことを決めた。米軍普天間飛行場の返還に伴う名護市辺野古での新基地建設に反対する候補者として、1~3区は共産、社民、生活のそれぞれの現職を支援し、新基地建設に反対する現職不在の4区は元県議会議長の仲里利信氏(77)を推す動きがある。

 自民は、各区で現職の4氏を擁立する。建白書勢力は、自民現職が前回選挙で「普天間」の県外移設を掲げて当選した後に辺野古移設を容認したことを批判。辺野古新基地建設を争点に、全4区での勝利を目指す。 



自民と「建白書」勢力、全面対決
 沖縄タイムス - 2014年11月22日 08:27
 

 衆院の沖縄4選挙区では11人の立候補予定者が事実上の選挙運動に入る。自民は現有4議席の死守を狙い、知事選で翁長雄志氏を支援した県議会野党や那覇市議会保守系の新風会などの「建白書」勢力も全区で辺野古新基地反対を訴える候補者を擁立し、全面対決となる。元職や新人の出馬に向けた動きも加速している。

■1区   

 前職の国場幸之助氏=自民=は「所得格差の是正、生活保護世帯や待機児童の解消、母子家庭控除など福祉の充実、離島振興、生活の底上げを目指したい」と具体的な政策を強調した。

 前職の赤嶺政賢氏=共産=は、安倍内閣自らの失政による「追い詰められ解散」だと指摘。「新基地建設反対の民意を国民総意のものにすることが重要だ」と強調し、「建白書」勢力の枠組みで出馬する4氏全員の当選を目指すとした。

 元職の下地幹郎氏は20、21の両日、支援者らを集め出馬するか対応を協議している。

■2区   

 衆院5選を目指す前職の照屋寛徳氏=社民=は「アベノミクスの失敗と知事選での大敗を覆い隠す解散だ」と批判。「辺野古新基地建設反対を訴えて知事選で当選した翁長雄志新知事を支えて国政で頑張る。ウチナーンチュの誇りと尊厳を取り戻す選挙だ」と気合。

 2期目を狙う前職の宮崎政久氏=自民=は、認可外保育所への防音工事補助実現など、短い1期目でも県民に必要なことを実現してきた成果を訴え、「これからも県民の立場で具体的な成果をつくり出す。子育て環境の充実化を目指す」と意欲を示した。

■3区   

 前職の比嘉奈津美氏=自民=は「経済を活性化し、景気回復を目指す自民の立場を丁寧に説明する。沖縄21世紀ビジョンは地方創生のモデルケースだと、有権者の皆さんに訴えていきたい」と決意を述べた。

 前職の玉城デニー氏=生活=は「アベノミクスの失敗、消費増税の大打撃、閣僚スキャンダル、知事選の大敗北を覆い隠すリセット・デタラメ解散であり、沖縄では辺野古移設の審判が問われる」と位置付けた。

 前金武町長の儀武剛氏にも待望論があり、儀武氏は「周囲とよく相談して結論を出したい」としている。

■4区   

 4期目を目指す前職の西銘恒三郎氏=自民=は「景気回復解散だ。デフレ脱却最優先、県民所得向上のための解散だ」と強調。「県民所得の底上げと景気回復を目指したい。特に4区は離島振興も重要だ。沖縄21世紀ビジョンの実現に全力を尽くす」と訴えた。

 22日に正式に出馬表明する新人の仲里利信氏は「保守の政治家として、新基地建設反対の翁長雄志新知事を国政で支えたい」と初当選を目指す。「辺野古の新基地が造られると、沖縄は永久に『基地の島』になる。戦争につながることはさせない」と意気込む。 



仲里氏、沖縄4区から出馬表明 衆院選
 沖縄タイムス - 2014年11月23日 06:04
 

 12月14日投開票の衆院選で、元県議会議長の仲里利信氏(77)が22日、那覇市内で会見し、沖縄4区から立候補することを正式に表明した。知事選で翁長雄志氏(64)を支持した県議会野党や那覇市議会保守系の新風会などによる「建白書」勢力が擁立を決定し、無所属で出馬する。

 仲里氏の出馬で、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する「建白書」勢力の沖縄県内全4区の候補者が決まり、移設容認の自民前職と対決する構図が決まった。

 仲里氏は会見で「辺野古の新基地は造らせない。戦争体験者として、二度とあのような戦争につながるものを子や孫に引き継ぐわけにはいかない」と訴え、国政から翁長新知事を支えるとした。 



衆院解散 沖縄4選挙区 11人出馬準備 再び激戦に
 琉球新報 - 2014年11月22日
 

  沖縄の4選挙区には21日現在、前職7人と新人3人の計10人が立候補を予定または検討し、元職1人も立候補に向け準備している。自民前職に対し、知事選で米軍普天間飛行場の辺野古移設反対を掲げた「オール沖縄」の枠組みが対抗する構図が、各選挙区で固まりつつある。
 沖縄1区は自民前職の国場幸之助氏(41)と共産前職(比例九州)の赤嶺政賢氏(66)が立候補を予定。知事選で落選した元郵政民営化担当相の元職、下地幹郎氏(53)も立候補に向け準備している。
 2区は社民前職の照屋寛徳氏(69)と自民前職(比例九州)の宮崎政久氏(49)の立候補が確定的。前職同士の一騎打ちとなる可能性が高い。
 3区は自民前職の比嘉奈津美氏(56)と生活前職(比例九州)の玉城デニー氏(55)が立候補予定。維新が前金武町長の儀武剛氏(53)を擁立できるか検討中だ。
 4区は自民前職の西銘恒三郎氏(60)と無所属新人で元自民党県連顧問の仲里利信氏(77)が立候補する予定だ。自民の辺野古移設容認に反発して除名された仲里氏を、知事選の翁長氏陣営が擁立した。
 知事選で落選した元参院議員の喜納昌吉氏(66)は1区か3区から無所属で出馬する方針。
 民主党県連は候補者擁立を見送り、支持組織の連合沖縄を通し翁長氏陣営との選挙協力を模索する。
 公明党県本は比例の運動を先行させる。辺野古移設反対を掲げ、知事選を自主投票とした経緯があり、自公での選挙協力は未定だ。 



沖縄 新基地反対候補 全4小選挙区で
知事選の枠組みで共同

 赤旗 - 2014年11月22日(土)
 

 1区赤嶺氏

 沖縄県知事選で保守・革新の立場を超えて翁長雄志(おながたけし)氏の勝利へ共同した日本共産党をはじめ県内の各党や元自民党の那覇市議会・新風会などは20日、那覇市内で会合を開き、12月2日公示(14日投票)の総選挙で知事選の枠組みを重視し、名護市辺野古への新基地建設反対の候補を各小選挙区で支援することを決めました。

 会合では、1区で日本共産党の赤嶺政賢、2区で照屋寛徳(社民)、3区で玉城(たまき)デニー(生活)の現職各氏を支援し、対立候補を擁立しないことを確認。4区については地元選出県議らを中心に選考委員会を立ち上げて候補者を絞り込み、辺野古・新基地反対を堅持する候補を無所属で擁立します。1月の名護市長選で新基地反対を掲げる稲嶺進市長を支援したため、自民党県連から除名処分を受けた仲里利信・元県議会議長を推す声が上がっています。

 自民党県連は、前回総選挙時の公約を投げ捨て辺野古・新基地推進へ転じた現職4人を擁立する見通し。県内では翁長氏圧勝の流れを総選挙につなげ、公約を裏切った自民党現職に審判を下そうとの機運が大きく高まっています。

 全選挙区で原則、公認候補を擁立する方針の日本共産党も、沖縄での共同の枠組みを尊重し、2~4区で独自候補の擁立を見送ることになります。 



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3 コメント

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沖縄の大きな動きを報じないマスコミ (宗純)
2014-11-24 10:07:44
本土のマスコミ各社ですが、第一面に大きく報じているのは橋下徹の不出馬ですよ。
橋下ですがタレント時代には18歳1ヶ月の少年の死刑を連呼して弁護士の懲戒請求を呼びかけるなど、自分より弱い誰かに喧嘩を吹っかけて連戦連勝、大人気を得ていた。
ところが最近では、在特会に続き公明党に喧嘩を売るが、相手が悪すぎて勝てず二連敗する。
西日本最大の売春街飛田新地の管理売春業者の顧問弁護士だった橋下の大阪3区はともかく、
市長選で敗北している堺市の大阪16区からの松井知事の出馬は落選確実なのです。
市長選の敗北後には、報復として堺市南部のニュータウンの唯一の足である泉北鉄道を外資のヘッジファンドに売却を画策するなど、堺市民の怒りを買っている。

共産党の動向で政治地図は大きく変る可能性がある。
自民が大勝した2年前の総選挙でも、全ての選挙区で与党の得票は野党の合計票を超えていない。
沖縄知事選のように、反自民勢力が結集すると、大勝利することが分かりきっているのですね。
何と、今度の総選挙でも沖縄県だけは大違いで、知事選挙で反基地で団結した野党側が統一候補を立てて自民党と一騎打ちになる。
県庁所在地のある1区が共産党、2区が社民党、3区が生活の党、4区が知事選で除名された自民党県連の元顧問と、翁長知事を推した各勢力が党派の違いを克服して候補を統一。連合も応援する。
しかも、
知事選を自主投票とした民主党県連も公明党県本も候補者擁立を見送り。
と、今回の総選挙ですが、丸っきり圧勝した知事選挙の延長戦の様な有様なのですから、これはもう、今から結果が楽しみです。
今回の沖縄の出来事ですが、今の政治の閉塞感を打ち破るための唯一の処方箋であることは明らか。
沖縄県の候補一本化ですが、これは日本の政治地図を塗り替える快挙なのですが、
ところが何故か、全国紙は一切報じない。
大きく報じているのは橋下の馬鹿馬鹿しい政治遊び(実は幼稚な喧嘩ごっこ)を間違って報道する程度。
今の日本の政治を悪化させている元凶は、実は日本のマスコミなのです。
返信する
コメントを頂きありがとうございます (JUNSKY)
2014-11-24 21:39:13
宗純 様

上記投稿で、私自身が書いた数行と比べて遥かに長いコメントを頂きありがとうございます。

この種の連携(沖縄1区~4区の超党派連携)には、宗純さんお得意の『猫だまし』とバッサリ切り捨てるだろうな!と思っておりましたが、思いがけず積極的な御評価に驚きました!
特に日本共産党が一枚関わっているので、「日本共産党大嫌い」の宗純さんが評価をされるとは意外中の意外!

私は、この数年距離感的には少し遠くはなっていますが、基本的には日本共産党を応援している外野です。

私は、日本共産党が全選挙区立候補に拘らずに沖縄方式を全国に広げる牽引役になって欲しいと思っています。
小沢一郎が今回もその役回りにまわろうとしたが、却って生活の党の幹事長が逃げ出すほど求心力を失っています。

大阪の事態ですが、地方選重視と云うのは『逃げ口上』で、「今、衆議院選挙に出ても勝てない」との判断だったと私は思っています。


返信する
日本政治において、キャスチングボードを握る共産党 (宗純)
2014-11-25 16:28:27
今の小選挙区制の総選挙では日本共産党の影は、マスコミに無視されるくらいに実に薄い。
小選挙区で当選するには10万票が必要だが、共産党の基礎票は1万から3万程度なので、これでは当選出来ないのです。
ところが、自分は当選出来ないが、平均して2万票有る共産党は、実は『誰を当選させるか』(誰を落選させるか)のキャスチングボードを握っているのですよ。
この力をフルに使っていたのが公明党であり、その逆が全選挙区に候補者を立てる共産党なのです。
今までの志位委員長ですが、自分の持っている力を丸々無駄にしていただけでは無く、毎回国政選挙のたびに供託金を何億円も支払っていた。
それだけでは無く法律で貰えることが決まっている政党助成金は受け取らない。
上下で、共産党は100億円以上をどぶに捨ててるのですよ、ビンボウ人の私が怒るのは当然です。
怒らない支持者のほうが不思議なのです。良いときは褒めて悪いときは叱るのが本当の親心。
政党助成金を違憲であると受け取らないなら、同じ理屈で選挙の供託金の没収も憲法違反であると断固拒否するべきなのです。
今の共産党指導部ですが到底政治家と呼べる水準には無くて、政治家を支える事務方(党官僚)が人材不足で、仕方なく政治家を名乗っているのですよ。
これでは勝てないが、政治の世界は結果責任の世界なのです。20年間負け続けている志位委員長は責任を取って清くやめて、後任に席を譲るべきでしょう。
無能なものがトップに居座る続けるのは犯罪行為ですよ。
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