中部電力は30日、【浜岡原発5号機】(静岡県御前崎市)の
原子炉圧力容器の内側 に多数のさびを見つけたと発表した
(朝日Web)と云うニュースが今日の夜流れた。
浜岡原発5号機、原子炉にさび
原因は大量の海水流入
(朝日新聞) - 2013年1月30日(水)20:23
(上の写真は、NHKニュース;1月31日 0時22分よりコピペ)
海水流入の浜岡原発で炉の金属部品腐食
NHK - 2013年1月31日(木) 0時22分
圧力容器内にさびができるのは異例だが、中部電は
「水を外部にもらさないという機能に問題はない」(朝日)
「さび(腐食)による影響はない」(時事)
「中部電力は安全上問題はないと説明しています。」(NHK)
とのこと。
いつも通り、危険な症状が出ているのに安全であるかのような誤魔化し。
その朝日新聞によれば、錆(腐蝕)が見付かったのは昨年の9月である
と云うから、発表が何故ここまで遅れたかも重大な疑惑がある。
おそらく、【浜岡原発5号機】だけの問題では無いと想定される。
危険な原子力発電所は、できる限り早く廃炉にさせるべきである。
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浜岡原発5号機、原子炉にさび
原因は大量の海水流入
(朝日新聞) - 2013年1月30日(水)20:23
【井上亮】中部電力は30日、浜岡原発5号機(静岡県御前崎市)の原子炉圧力容器の内側に多数のさびを見つけたと発表した。大きさは数ミリ~1センチ。2011年5月に大量の海水が流れ込んだことが原因。圧力容器内にさびができるのは異例だが、中部電は 「水を外部にもらさないという機能に問題はない」 と説明している。
昨年9月、真水で満たされた圧力容器内のステンレスで覆われた表面の1割弱を水中カメラで調べたところ、さびが点在していた。これまでにさびは運転用の水をためる復水貯蔵槽や制御棒を抜き差しする駆動機構などで見つかったが、心臓部である圧力容器内で見つかったのは初めて。
一部のさびはスポンジたわしを使って磨くことで除去できた。除去できないさびもあったが、腐食は表面にとどまっており、鋼鉄製の圧力容器の本体までは達していなかったという。
原子炉圧力容器内にさび=「表面研磨
機能影響なし」―浜岡原発5号機・中部電
(時事通信) - 2013年1月30日(水)23:24
中部電力は30日、浜岡原発5号機(静岡県御前崎市)の原子炉圧力容器の内面に、海水が原因とみられる腐食が見つかった問題で、圧力容器本体の内張り材にさびが見つかったと発表した。
内張り材はステンレス製で、腐食防止のために圧力容器内面に張られていた。さびの大きさは数ミリから十数ミリで、点在していた。中部電は表面を研磨したが、一部除去できなかったさびもあるという。
超音波探傷試験の結果、鋼鉄製の圧力容器は厚さが17センチある上、さびは内張り材でとどまっており、中部電は、内部から放射能を帯びた水が外部に漏れることはなく、さび(腐食)による影響はない と結論付けた。
1月31日 NHK記事追記
海水流入の浜岡原発で炉の金属部品腐食
NHK - 2013年1月31日(木) 0時22分
運転停止の作業中に大量の海水が流れ込んだ静岡県の浜岡原子力発電所の5号機について、中部電力が調べた結果、これまで見つかっていた配管や設備の腐食のほかに、原子炉の金属製の部品が腐食しているのが見つかりました。
浜岡原発5号機では、おととし5月、政府の要請を受けて 原子炉を停止させる作業中に配管が壊れて海水およそ400トンが建物に流れ込み、配管や設備が広い範囲で腐食 しているのが見つかりました。
中部電力がその後調べた結果、厚さおよそ17センチの原子炉本体の内側に貼られている厚さ数ミリのステンレスの部品が腐食しているのが見つかりました。
腐食は、去年11月、原子炉の内側を水中カメラで点検していた際に 少なくとも3か所で見つかり、このうち2か所は部品を貫通してはいないものの磨いても取れないほどの深さに達している ということです。
5号機では、先月から原子炉のふたが閉められていて、中部電力は安全上問題はないと説明しています。
中部電力は、超音波を使った検査を続け、腐食が進まないか監視することにしています。
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