JUNSKY blog 2015

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熱狂の日音楽祭-その6 初期の宗教音楽(5/6)

2006-05-08 17:58:43 | 音楽レビュー
6日夕方も時間が取れたので、無料ミニ・コンサートを物色していたところ、
東京駅を出てすぐ右方面にある丸の内オアゾでのピアノ協奏曲と交響曲第40番の演目を午後5時半からやることがわかり、早速駆け付けました。

ピアノ協奏曲のソロは小学生。演奏は丸の内交響楽団(と思う)。
オーケストラ・メンバーは、この間小編成であちこちの会場を回遊式演奏会と称して2重奏、3重奏、4重奏などを、それぞれ演奏してきた方たちが一同に会したメンバーです。
ソリストは苦も無くMozartを弾きこなしています。
協奏曲も交響曲第40番も1楽章だけでした。
ミニ・コンサートは、殆どこの方式です。

有料チケットを取れたもう一つの枠が、アマデウス・ホールでのMozart初期の宗教音楽の夕べです(5月6日午後7時半より8時まで)。2千円。

私には初耳の曲ばかりで、聴衆の多くにとっても初耳ではなかったかと思います。

S席の後方に数列の空席がありましたが、それ以外は満席に近い状況でした。
レクイエム(5/4)は2階最後尾でしたが、この日は1階後方席で、2階席が大きくかぶさって来ていて天井反射音が届かない席。

曲目は、長い題ですが、
「証聖者の荘厳な晩課(ヴェスペレ)」(公式パンフレットの4ヶ所全てで「課」とあり「歌」ではないので)ハ長調 K339
「聖母マリアのオッフェルトリウム・へ長調」『創り主の魂』K277
「レジナ。チェリ」ハ長調 K226
解説によると後の2曲(続けて演奏された)は10代の作曲とのこと。
冒頭の1曲はザルツブルグ時代に数多く創られた実用的宗教音楽の最後の作品という。

ソプラノはこちらも韓国人のヒョン・ミョンヒ(レクイエムの方とは違うが、この方も可愛い!)、メゾソプラノ:アリリン・ブラウナー(アイルランド)、テノール:ヴィンチェンツォ・ドナート(イタリア)、バス:ティロ・ダールマン(ドイツ)、指揮:ペーター・ノイマン(ドイツ)というこれも国際色豊かな組合わせ。
合唱はドイツのケルン室内合唱団と、演奏は同じくドイツのコレギウム・カルトゥシアヌム。

あまりにも宇宙的な音に眠ってしまうのではないかと思いましたが、どうにか最後まで持ちこたえました。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして! (徒然人@世田谷)
2006-05-09 20:18:24
モーツアルト交響曲第40番ですか、

よかったですね。

九州から時折上京されるのですか。



またお越しくださいね。

これからもよろしく!!

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徒然人@世田谷 さま (JUNSKY)
2006-05-10 09:29:48
コメントありがとうございます。

そちらのブログにも立ち寄らせていただきます。

今後ともよろしく御願い致します。



「熱狂の日」シリーズに、私が九州出身であることは書いていないのですが、他のページも見ていただいたのでしょうか?
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